焼山・火打山 2007.10.5〜8


山  名    焼山 (2400m) 火打山 (2461m)
参加者    栗木、桑原、今
行 程    5日 岩倉19:30・・・24:30笹ヶ峰キャンプ場
         6日 笹ヶ峰キャンプ場6:50・・・7:50黒沢8:00・・・9:30富士見平9:40・・・10:20高谷池ヒュッテ11:00・・・
            12:40火打山13:30・・・13:45影火打鞍部(泊)
         7日 影火打鞍部6:50・・・7:50最低鞍部・・・9:10焼山10:00・・・12:20テント場12:50・・・13:10火打山
            ・・・14:35高谷池ヒュッテ15:20・・・17:00黒沢17:20・・・18:00笹ヶ峰キャンプ場18:30・・・21:00燕温泉
         8日 燕温泉6:00・・・11:00岩倉 
 焼山の登山禁止の規制が2ヶ月前に、昭和49年に噴火して以来33年ぶりに解除され、堂々と登山できるようになった。すれ違った地元の登山者が、夏にはブッシュがひどくて登れなかったと話していたが、この時期、木の枝がじゃまになるものの、草は枯れ、道に迷うようなことはなく、焼山登山をするには最適と思われる。7日は8名の登山者とすれ違い、そのうち3名は富士見峠から乙見湖方面に下山したようである。3時間で下山できるという話だったが、情報が少なく心配な面もある。
 5日 途中のPAで30分ほど時間調整をして、24時過ぎに妙高高原ICを出るようにして、通勤割引と深夜割引を利用して笹ヶ峰のキャンプ場へ向かった。この日の夜は冷え込みが厳しく、朝、テントのフライが凍り付いていた。笹ヶ峰の紅葉はまだ全然だが、この日の冷え込みで数日後には紅葉の見頃を迎えることだろう。
 6日 朝は雲が多かったが、高谷池に着く頃には青空になり、池糖と紅葉とカラフルなテントのコントラストが印象的であった。登山者も多く、テント場はすでにいっぱい。紅葉は、天狗ノ庭も8割方紅葉しているものの、ベストとはいかず、1週間ほど遅れているように感じた。火打山頂でB班の到着を待ち、写真撮影した後、テント場に向かった。影火打ちまでは道も整備されており歩きやすい。火打山頂から15分ほど下った草地の鞍部にテントを張り、ゆっくり昼寝を楽しんだ。
 7日 快晴。終日富士山の見える穏やかな1日。踏み後はしっかりしているものの、影火打からの下りは想像以上に厳しく、その上、木の枝が道にはみ出しているため、大変歩きづらい。登り返しは木の枝で体が押し戻され苦労した。焼山の登りは急ではあるがブッシュは少ない。焼山山頂からの展望があまりにも素晴らしく、つい長居をしてしまった。火打の山頂は前日同様、写真撮影にも順番待ちをするほどのすごい人であった。登り返しのつらさと、テント装備でバテ気味になり、その上、休憩時間のロスタイムが多く、笹ヶ峰に着いたときにはすでに真っ暗になっていた。笹ヶ峰のキャンプ場で満天の星空だったため、8日も天気がもつことを期待して温泉入浴、食事後、妙高の燕温泉登山口に移動して仮眠。
 8日 期待に反して夜中から雨が降り始めた。起きると同時に登山を諦めて帰路につき、ETCカードを4枚使ってゆっくり岩倉に帰った。
B班 狩野、奥野、前川、小林、泉、長谷川 笹ヶ峰・・・火打岳・・・高谷池ヒュッテ(泊)・・・黒沢池・・・妙高山・・・燕温泉
      黒沢周辺はまだほとんど紅葉していない        富士見平から先は紅葉が進んでいた
メルヘンチックな高谷池ヒュッテ 真っ赤な屋根が印象的だったが塗り替えられていた 紅葉は今ひとつ           テント場はすでにいっぱい
        高谷池ヒュッテ前の湿原と火打山                 高妻山
           池糖に青空が映って美しい                 火打山
       天狗ノ庭を見下ろす 紅葉は今一歩         天狗ノ庭の池糖に映った火打山
            天狗ノ庭を見下ろす   火打山頂から見た妙高山 手前に天狗ノ庭が見える
     火打山頂から見た焼山と手前の影火打             岩倉山岳会の面々
              焼山に沈む夕日    夕暮れの白馬岳(右)と白馬鑓ヶ岳(左)
        影火打の下りから見た焼山     焼山山頂から見た雨飾山 後ろは朝日岳
       金山の後ろにつながる後立山連峰               焼山山頂にて
               焼山山頂にて             山頂の二等三角点
東側斜面から立ち上る水蒸気 高谷池ヒュッテからも水蒸気の吹き出す音が聞こえていた 西側の噴火口 こちら側の中央火口からは水蒸気は出ていなかった