愛知の130山完登 2007.12.24


山  名   16日 軒山(716m) 大笹山(850m)
        23日 雁峰山(628m) 御岳山(663m) 鳶ノ巣山(710m)
        24日 彦坊山(538m) 笹頭山(759m) 棚山760(m)
参加者    16日 栗木
        23日 栗木、桑原、甲斐
        24日 栗木、狩野、久保、長谷川、暮石、文堂、湯浅、青
行 程    16日 岩倉6:10・・・小牧IC・・・恵那IC・・・9:00軒山登山口9:35・・・9:50軒山9:55・・・10:45登山口11:00・・・
            11:25大笹山登山口昼食11:50・・・13:00大笹山13:10・・・14:08登山口14:18・・・
            14:40東栄温泉15:30・・・恵那IC・・・小牧IC・・・18:00岩倉
        23日 岩倉6:00・・・小牧IC・・・豊川IC・・・8:45雁峰林道登山口9:00・・・10:00雁峰山10:10・・・
            10:45登山口10:55・・・12:20御岳山登山口12:25・・・13:00御岳山13:10・・・13:35登山口13:40・・・
            14:20鳶ノ巣山登山口14:25・・・14:45鳶ノ巣山14:55・・・15:15登山口15:25・・・豊川IC・・・小牧IC・・・
            17:30岩
        24日 岩倉6:00・・・小牧IC・・・豊川IC・・・8:50彦坊山登山口9:05・・・10:00彦坊山10:05・・・
            10:40登山口10:45・・・11:55笹頭山登山口12:30・・・12:55笹頭山13:00・・・13:15登山口13:25・・・
            13:50棚山登山口14:00・・・16:00棚山16:20・・・17:40登山口17:50・・・豊川IC・・・小牧IC・・・
            20:20岩倉
 16日 寒気が入り、快晴だが風が強く寒い1日であった。恵那ICから257号線を南下し、面ノ木峠を越えて東栄町に向かった。山の木々には昨夜の新雪がかぶり、とても綺麗であった。しかし、面ノ木峠への道は雪で真っ白になっており、慎重に通過した。尾々集落から軒山に登る登山口が分からず、軒山の山頂直下にある巡視路を西に向かって登ったところ、難なく峠に出た。ここを左折し、急な稜線を登って15分で山頂に到着した。下山は本にある通り赤白の鉄塔まで行き、ここから下山したのだが、尾根づたいに南東の方角に向かってしまったため、予定よりも2倍以上先の三方向に道が分かれているところに出て、林道を20分も登り返すはめになり、30分で往復できる山で思わぬ時間ロスをしてしまった。午前中に2座登って午後1座登る予定が、結局、大笹山と2座しか登ることができず、東栄温泉に入り帰路についた。面ノ木峠は帰りでも木々が霧氷で真っ白になり、道は凍結していた。
 23日 前日の天候が悪くキャンセルが重なって結局3人に。出発時点では雨が心配であったが9時過ぎには日も差すようになり、その後、快晴の天候となった。愛知の130山がカウントダウンになったので今回も協力していただくことになった。雁峰山は長篠合戦で鳥居強右衛門が狼煙を上げた山。県道登山口には駐車できる場所がなかったので雁峰林道登山口まで上がってスタート。掘り割りのように深くえぐれた道が頂上直下まで続いていた。御岳山は林道が頂上直下まで続いており、途中に車を駐車して歩いたが、登山道は15分ほどであった。下山時点で日没までの時間を考え、鳶ノ巣山に大移動。東海自然歩道からの登山口まで車で入りピストン。今回の3山はどこも植林の中の山頂で、天候がよかったにもかかわらず、展望が全くなかったのが残念である。
 24日 今日は愛知の130山を完登するということで、竜ヶ岳に登る予定をしていた仲間に急遽同行してもらえることになった。天気は快晴で申し分なし。彦坊山は本に歩行時間3時間25分とあるが、実際には1時間35分で往復できた。こんな事なら昨日のうちにとも思ったが、今日の山の取り合わせは絶妙にベスト。短時間に登れたおかげで後の行程が一気に楽になった。笹頭山に向かう途中、田峰城を見学。登山口で昼食。急登が苦しかったが、山頂から真っ白に雪をかぶった南アルプスの山並みを見渡せたことがうれしかった。最後の山は棚山。この山は愛知国体の時、登山口の駐車場まで来たことがあり、愛知の130山を始める前から長年にわたって登りたいと思ってきた山。この山が最後になったのも何かの縁を感じる。しかし、最後の最後で大きなミス。棚山高原のバンガロー村の廃墟から東海自然歩道が林道を通って宇蓮山に向かっていることにすっかりだまされ1時間のロス。再び、バンガロー村に戻ってから最高点を目指した。758メートルピークと760メートルピークをしっかり確認して登頂を祝った。下山開始16時20分。この時点で山中日没を覚悟。足の痛くなった新人の仲間をかばいながらゆっくり下山した。滅多に使わないヘッドランプの出番となったが無事登頂を果たし、充実した気分で帰路につくことができた。
 愛知の130山を振り返ってみると、冬場のよいトレーニングになった。しかし、登山中に登山者と出会うことは滅多になく、一人での山行は心細い山もいくつもあった。また、登山時間はさほどでもないが登山口を探すのに苦労した山も多かった。こうして振り返ってみると、愛知の130山は高い山のオフシーズンにトレーニングとドライブを楽しむことを兼ね、一日2山ぐらいのペースで里山を楽しみながら登るのに最適ではないだろうか。いずれにせよ、一つの目標を達成したという満足感をもって終了することができ、本の編集に当たられた方々と、今まで何度となく同行していただいた山岳会の仲間に心から感謝したい。
       軒山山頂から見た御園富士と神野山   植林されたばかりで北面が大変展望のよい軒山山頂
        大笹山の登山口にある長泉寺            植林の中の大笹山山頂
        大笹山の林道から見た南アルプス    夕方だというのに面ノ木峠の木々は霧氷で真っ白
霧氷で真っ白な天狗棚山の木々が夕日に照らされて美しかった  県道沿いの雁峰山の登山口にある古戦場いろはかるた
        雁峰山の狼煙場にある涼み松            雁峰山の山頂三角点
            御岳山の山頂三角点            鳶の巣山の山頂三角点
            彦坊山の登山口にて             彦坊山の山頂にて
      田峰城を見学 季節風が強く寒かった            笹頭山登山口で昼食
      笹頭山山頂から見た南アルプスの山並み      笹頭山山頂から見た大鈴山と平山明神山
急登で気持ちのよい汗をかき、快晴の青空と素晴らしい展望に恵まれた笹頭山山頂にて 130山完登の二人の先輩を含めた山岳会の仲間と棚山山頂で完登を祝ってコーヒーで乾杯
     758メートルピークで登頂を祝って記念撮影 道を間違えたおかげで日没が迫る中、念のために760メートルピークでも記念撮影