猫岳 2007.12.1〜2


山  名   猫岳 (2581m)
参加者    栗木、竹原、M、他2名
行 程    1日 岩倉20:50・・・21:30美濃加茂IC21:40・・・高山IC・・・24:00朴の木平スキー場        
        2日 朴の木平スキー場7:20 ・・・7:30スカイライン1520メートル地点7:40・・・8:20平湯峠8:25・・・
            9:30夫婦松駐車場9:40・・・2420メートル地点12:00・・・12:50猫岳山頂直下12:55・・・
            13:202420メートル地点昼食13:50・・・夫婦松駐車場14:45・・・15:10スカイライン1520メートル地点
            15:25・・・15:35朴の木平スキー場15:50・・・高山IC・・・18:10美濃加茂IC18:15・・・19:00岩倉
 岩倉山岳会のホームページを立ち上げる前から参考にさせていただいていた、ひろろさんkyuさんと山スキーにご一緒できるチャンスが訪れた。岩倉組の3名は前夜発で朴の木平スキー場にテント泊。福井のお2人は朝発で6時30分には朴の木平スキー場に到着。朝食後、スカイライン入り口に移動。ゲートから数百メートルで道路上に雪。晴天に恵まれ、さあ、乗鞍スカイラインを5時間歩いて、目指すは標高2581メートルの猫岳。
 スカイラインの1520メートル地点に車を止め出発準備。7時40分出発。青空の見えるまずまずの天気。皆さん健脚でペースが速く平湯峠までの登りで一汗かく。雪はさらさらで先行者のトレースもあり順調に夫婦松駐車場に到着。先行者は単独の若い女性。山の写真を撮り、ここから下っていった。駐車場から先は、林道とショートカットコースにそれぞれトレースあり。我々はショートカットコースを進み猫岳を目指す。笹のトラップがたくさん出ていて歩きにくいがショートカットしなければ猫岳登頂は無理だとひろろさんに教わる。スカイラインを登るにつれて快晴状態になり、槍・穂高が素晴らしくきれいに見え大感激。猫の小屋を過ぎると前方に目指す猫岳も見える。しかし、このころから雲が多くなり始める。休憩していると単独のベテランスキーヤーが下ってきて、自分のトレースをたどって猫岳に登るようにアドバイスをくれる。ここからはスカイラインをひたすら歩いて目標地点を目指す。教わったとおり、スカイラインの2420メートル地点から猫岳に取り付く。雪が少なく、木の枝やハイ松が出ていて登りにくい。気温がどんどん下がり風も強くなる。樹林帯を抜け、山頂に近づくと、ますます風が強くなり、次第にホワイトアウト状態に。あと数十メートルで山頂と思われる地点でホワイトアウトのため登頂を断念。強風の中、急いでシールをはがして滑降準備をする。仲間が強風のため手袋を飛ばしてしまった。下山は自分たちのトレースを探して、トレースをたどって取り付き地点に戻った。ここまでほとんど何も食べていなかったので昼食タイム。しかし、寒くてなかなか食べられない。kyuさんから暖かいニラマンをいただいたが本当においしかった。
 帰りはスカイラインを気持ちよく滑って、あっという間に猫の小屋に着いた。小屋の前から大崩山方面に登って下ったスキーの跡があった。夫婦松駐車場からスカイラインを登っていたトレースの主?のようである。この日、我々を含めてスカイラインを登ったスキーヤーは4組あり、我々の下山が一番遅かった。下山後、もう一度、朴の木平スキー場でトイレ休憩をし、福井から来ていただいた、ひろろさん、kyuさんと名残を惜しんでお別れした。
    スカイライン1520メートル地点から出発        まずは平湯峠に向けて順調に進む
           平湯峠ゲートで小休止      焼岳が次第に姿を現し、陽が当たってきた
     夫婦松駐車場から遥か遠くに見える猫岳     すっかり晴れ渡り、素晴らしい展望が広がった
     夫婦松駐車場から見た、槍・穂高連峰        スカイラインからショートカットコースへ
 ショートカットしてスカイラインに出るたびに景色が楽しみ                 槍ヶ岳
         穴毛谷の上に見える抜戸岳                奥穂高岳
            鋭く突き上げる笠ヶ岳 無風で日差しが暖かく最高のコンディションであったが・・・
       快晴になり山々が美しく輝いて見えた    しかし、猫岳に近づくと、また、雲が多くなってきた
     猫岳を目指してひたすらスカイラインを進む     山頂アタックの後、2420メートル地点で昼食
   霧氷が美しく輝いていたが周りはガスで真っ白に       夫婦松駐車場に戻り、全員で記念撮影