山 名 乗鞍岳 (3026m) | |
参加者 栗木 | |
行 程 自宅21:00・・・小牧IC・・・中津川IC・・・薮原・・・24:45乗鞍高原三本滝駐車場 三本滝駐車場6:15 ・・・リフト終点・・・位ヶ原・・・10:15肩の小屋11:00・・・11:55乗鞍岳山12:30・・・ 12:50肩の小屋13:00・・・13:45三本滝駐車場14:15・・・14:30国民休暇村の温泉15:15・・・薮原・・・ 中津川IC・・・小牧IC・・・18:50自宅 |
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今年こそスキーで乗鞍に登ってみたいと思っていたが、チャンスの無いままシーズンが過ぎようとしている。焦っていたが、一人では登山口もルートもわからない。しかし、明日は絶好の好天が見込める。思い切って一人で出かけてみよう。4月初め頃は国民休暇村から登るのだが、数日前に三本滝まで道が開通したようだ。とりあえず、三本滝の駐車場まで行ってみよう。19号から峠越えをして乗鞍高原へ。車は5〜6台しか止まっていない。残念ながらビールを忘れてしまったがとりあえず仮眠。日の出は駐車場の位置からは見えなかったが朝日がまぶしい。絶好の登山日和だ。さあ準備をして登るぞ。しかし、誰も登り始めない。しばらくして登山靴の二人が雪の上を登り始めた。チャンスとばかり後を追うが、道路を2回横断したところで見失う。さては、道路を歩いて位ヶ原山荘へ向かったか。こうなったら一人で登るしかない。ゲレンデを上に上に登る。ゲレンデ終点に来ても誰もいない。とにかくスキーの跡のある方に行くしかない。急登を過ぎると緩斜面が延々と続いていた。コースには違いないがちょっと不安。そのうちに後続のスキーヤーが見えてきた。位ヶ原下の急登手前でおにぎりを食べながら抜かせて後を追うことにしたが登り切ったら休んでいた。またも先頭に出てしまった。結局、この日一番に肩の小屋に着いた。しかし、すでに乗鞍の斜面を登るスキーヤーがいる。後でわかったのだが、位ヶ原山荘は今年3月から営業を始めているという。きっと、宿泊客なのだろう。肩の小屋で大休止。スキーで登ろうか、アイゼンをつけようか散々迷った末、スキーをデポしてアイゼンで登ることにした。スキーが無い分楽だ。快調に朝日岳に直登し、途中から鞍部にトラバース。雪が腐っていてアイゼンに団子になる。山頂で聞いた話では昨日は昼間でも気温は氷点下。風が強くて稜線に近づくことすらできなかったそうだ。今日のような穏やかな日は滅多にない。こんな日に3000メートルから滑らない手はないそうだ。しまった、3000メートルからの滑降のチャンスを判断ミスで逃してしまった。もう一度登り返そうか。でも、初めてで登頂できただけでもラッキー。今日はこのまま滑って帰ろう。肩の小屋口あたりまで滑ると続々とスキーヤーが登ってくる。みんな、一番雪が緩む時間帯に登ってくるのだということが後でわかった。あまりの好天で、顔が真っ赤に日焼けしてしまった。でも、乗鞍からの景色は最高、滑りも最高、気分も最高。来年もまたくるぞと心の中で誓って帰路についた。 | |
スキー場を横切る2本目の道路から三本滝駐車場を見下ろす。 | 登るに従って遠くの山がどんどん見えてくる。 中央アルプス |
やっと位ヶ原の先端に登り着いた。 | 穂高連峰も見えてきた。 |
なんと、ブルドーザー登場 | 一面真っ白な位ヶ原 |
なんと、ブルドーザーに道をつけられてしまう。 | 赤いポールから先の次のポールはまだ雪の中。ブルドーザーはここから引き返していった。 |
乗鞍岳山頂から見た穂高連峰方面 | 山頂から見たコロナ観測所方面 |
乗鞍岳山頂 | 大日岳と御嶽山 |
山頂の社はエビノシッポのかたまり | 肩の小屋と畳平方面 |
穂高連峰 | こんなに穏やかな天気に恵まれラッキー |
山頂からつけられたシュプール | 帰り道、木曽駒高原の入り口から、麦草岳と木曽駒が岳が美しく見えていました。 |