錫杖岳 2007.7.28


山  名   錫杖岳 (2168m)
参加者    浅田、桑原、笠原、栗木、今、青、野田
行 程    岩倉体育館20:00・・・一宮木曽川IC・・・清見IC・・・23:00槍見温泉登山口        
        槍見温泉登山口5:37 ・・・7:15錫杖沢分岐7:25・・・7:55錫杖岩屋・・・10:10稜線分岐10:20・・・
        11:20錫杖岳山頂11:46・・・12:30稜線分岐・・・15:05錫杖岩屋15:15・・・15:50錫杖沢分岐・・・
        17:20槍見温泉登山口17:40・・・18:10平湯の森19:15・・・清見IC・・・一宮木曽川IC・・・22:30岩倉体育館
 前夜、登山口に着いたときには満天の星空であったが朝は雲が多く青空はほんの一部。期待した快晴の夏空は望めなかった。しかし、ためらうことなく予定通り5時30分に槍見温泉登山口を出発。錫杖沢分岐を過ぎると急な谷をつめる沢登りコース。水量が多く、乾いた岩の部分を選びながら高度をかせぐが、時にはシャワークライミングになる場面もあった。諦めかけた場面も、恐るべき岩倉山岳会のウーマンパワーで切り抜け稜線に到達。稜線に出た後はアップダウンの激しい踏み後をたどり、11時20分、感動の登頂を果たすことができた。しかし、下山直後からまさかの激しい雨に見舞われ、命からがらの下山を強いられることになった。12時間の激闘の末、17時20分、全員無事駐車場に戻ることができた。錫杖沢は登山道といえるようなコースではなく、経験者が同行しないと、とても登れるコースではない。また、沢の水量にも左右されやすい上、ザイルが必携である。錫杖岳は山頂を目指す人よりも岩登りに訪れる人が遥かに多く、道を間違えると岩場に着いてしまう。コース途中からはクライマーの姿を目にすることもでき、切り立った岩場の迫力に圧倒される。山頂からは岩場を登り切ったクライマー達が休憩している岩棚を見下ろすことができ、ちょっぴり優越感に浸ることもできる。周りの山々の展望も期待したが、あいにくの曇り空で近くの岩場が見えただけでもラッキーであった。
  錫杖沢分岐、徒渉地点から見上げた前衛フェイス 上の分岐付近から見上げた岩場 所々にクライマーの姿を見ることができた
         山頂から見下ろした岩場      岩場の上で休憩するクライマーが見える
        迫力満点の岩場を見下ろす              山頂隣の岩場
         山頂に埋め込まれたピッケル    険しい稜線の登りの末に到達した感動の山頂
          山頂に立つ感動のメンバー           山頂に立つ感動のメンバー
          山頂に立つ感動のメンバー            登頂を喜ぶメンバー
   登頂を喜ぶメンバー この後すぐ雨が降り始めた   雨の上がった夕暮れ、錫杖岩屋から立ち上る煙
錫杖沢分岐から見上げる烏帽子岩右と前衛フェイス中央   登山コースは正面の錫杖沢を稜線まで登り詰める