山 名 焼岳 (2455m) | |
参加者 栗木、M、他2名 | |
行 程 美濃加茂IC6:05・・・高山IC・・・8:17中ノ湯温泉登山口8:37・・・9:55釜トンネル道分岐10:00・・・ 11:20焼岳山頂12:20・・・13:55中ノ湯温泉登山口14:15・・・高山IC・・・15:58ひるがのSA16:18・・・ 17:25美濃加茂IC |
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曇りの予報で天気は期待していなかったが現地は青空。駐車場から雪をまとった穂高を見て感激。国道脇の温度計は11度。ヒンヤリとさわやかな風が心地よかった。標高1600メートルの登山道入り口に雪があり驚いたが、残雪は2000メートル近くから。この時期の山には欠かせない虫除けスプレーをし、スパッツを着け、サングラスとアイゼンを持って出発。泥んこを心配した登山道は意外と乾いていて歩きやすく、中間点の登山道分岐まで1時間15分で到着。青空をバックにもくもくと煙を上げる焼岳が目の前に迫る大迫力に感動。ここからは一気に展望が開け、右手に穂高、後ろに霞沢を見ながら登る。笹原を過ぎ、噴気口までの斜面は残雪の上。しかし、斜度はさほどでもなく、登りも下りもアイゼンは着けなかった。梅雨の合間のさわやかな快晴に誘われて、山頂は絶景に感動する多くの登山者でにぎわっていた。笠、抜戸、双六、水晶、鷲羽、野口五郎、槍、穂高、六百、霞沢と雪をまとった北アルプスを代表する山々が目の前に連なる大迫力は何物にも代え難い感動。山頂で1時間ゆっくり展望を楽しみ、2時前に下山。時間が早いので41号で下道を帰ることも考えたが、SAでゆっくり休憩しながら高速で美濃加茂ICまで帰った。 私事ではあるが、噴気口手前を登る頃から急に腹が痛くなり、人がいっぱいの山頂でどうしようもなく苦しくなった。隠れる場所はなく、登山中、人生最大のピンチ。同行者からツエルトを借り、登山道を10メートルほど下った岩陰で頭からすっぽりツエルトをかぶって用を足し命拾い。ツエルトで見えないとはいえ、すぐ横を登っていく登山者の声を聞きながら用を足すのはどきどきもの。ツエルト1枚が神の助けに思え、美濃加茂ICで解散した後、すぐに高速で各務原の好日へ行き、一人用のツエルトを購入。今後は常に携帯するようにしたい。 |
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登山口に着いて快晴の天気にビックリ バスまで止まっているにぎわいぶり |
穂高もくっきりと見えていた さすがに関東方面の車が多い |
ブナの新緑がまぶしい | 分岐手前で焼岳が見え始める |
分岐を過ぎると展望が開け、右手に穂高連峰 | 後ろには霞沢岳が見えていた |
沢の左側を登っていく 沢の中にも足跡があったが落石が多く危険そう |
笹原を過ぎると雪渓の登り |
雪の上ばかりを拾いながら登っていく | 後ろに乗鞍岳が大きく見えてきた 左の平らな山は昨年登った十石山 |
噴気口のすぐ下をトラバス気味に北峰へ向かう | 笠ヶ岳も見えてきた |
山頂の火口湖 | 北峰の肩から見た穂高連峰 |
北峰への最後の登り すぐ横から水蒸気が吹き出しており硫黄臭がする |
山頂の登山者 |
若者の姿もある | ウットリするような眺めに大満足 |
槍ヶ岳 | 穂高岳 |
上高地 | 笠ヶ岳、抜戸岳 |
双六岳の右側には水晶、鷲羽、野口五郎も見えていた | 槍ヶ岳、穂高連峰 |
上高地もすぐ下にくっきり | 六百山と霞沢岳 |
北峰山頂で記念撮影 | 焼岳を境に南の乗鞍方面は曇っている 北側は快晴、なんとラッキーなことか |