山 名 竜ヶ岳 (1099m) | |
参加者 文堂、湯浅、竹原、栗木、田宮 | |
行 程 岩倉7:00・・・8:15宇賀渓駐車場8:35・・・9:00中道との分岐9:05・・・11:55竜ヶ岳山頂12:30・・・ 遠足尾根分岐13:10・・・14:35大日向14:40・・・16:00林道・・・16:15駐車場16:25・・・17:55岩倉 |
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東名阪から見た鈴鹿の山々は真っ白。このぶんでは山頂まで行けないかもしれないと話しながら登山口に向かった。桑名ICを降りて登山口に近づくにつれ、昨夜、降ったばかりの雪が木の上に乗っているだけで、積雪量は多くなさそうな様子が見て取れるようになり、ホッと一安心。案の定、登山口では、ほんのうっすら程度の積雪。宇賀渓キャンプ場手前の無料駐車場で出発準備。中道分岐からホタガ谷コースヘ。林道終点には狩猟の軽トラが6台ほど止まっていた。急斜面のトラバス気味の登山道を登ると積雪がどんどん増えていく。幅20〜30センチの木の橋が数カ所あったが傾斜があり滑りやすいので慎重に通過。笹原の登りに入ると積雪30センチ。県境稜線は積雪50センチほど。霧氷の林がとても美しかった。山頂直下の風の当たらない場所で昼食。霧氷の写真をたくさん撮り下山。遠足尾根分岐で先行者がトレースの全くない尾根に取り付こうとしていたので我々がラッセルを買って出て一緒に下山。笹の上に積もった50センチの新雪を坪足でどんどんラッセルして前進。登り返しは辛く、深いところでは腰までのラッセルを強いられた。赤テープを探しながらの下山も、天候と視界が良く、楽しみながら前進。下りにかかると雪の量も次第に減り、それと同時にはっきりとした道が現れ快調に下山。1時間半で大日向の三角点に到着。ここから更に尾根を下った所に石榑南の集落と宇賀渓キャンプ場に下る分岐点があり、ここから林道に降り立つまでが想像以上に大変な下山であった。前半の尾根がなだらかな部分には切り倒された杉の木が無数に横たわり、後半は踏み後の薄い急坂であった。赤テープの目印がなかったら道に迷い下山できなかったかもしれない。川沿いの林道に降り立ったときには全員がホッとして、「すごいコースだった。よく下山できた。」と安堵感に包まれた。 | |
宇賀渓駐車場を出発 | 中道との分岐 裏道登山道入り口 鳥獣保護区の赤い看板が立っていたがなぜか狩猟の車が止まっていた |
綺麗に雪化粧した木々の間を登っていく | 次第に積雪量が多くなる |
笹原に出たところ 積雪40センチほど | まもなく稜線 伊勢平野を見下ろしながら高度を上げる |
真っ白に霧氷を付けた木々 | 霧氷の中を行く |
高度を上げると霧氷がますます美しくなる | 笹原の中にあるすべての木々が霧氷となっている |
素晴らしく美しい霧氷の木 | 4人を追い越し先行者3名 山頂への最後の登り手前 |
山頂にて 単独の先行者2名 この日3番目の登頂 | 山肌全体が霧氷の森 |
風当たりのよい場所は霧氷も素晴らしい | 山頂から藤原への分岐を過ぎ、いよいよ樹氷の森を通過 |
一面の霧氷の森に見とれる | 山頂直下の一面の笹原 |
霧氷の森の中を行く | この日は下界にも日が差さず寒い一日 |
竜ヶ岳山頂を振り返る 登頂コースは右側の尾根 | 下山に通過した遠足尾根上部 広くなだらかな尾根 積雪50センチ トレースナシ ラッセルも楽しかった |
帰宅途中、素晴らしい夕焼けが見られた | 燃えるような色に包まれた鎌ヶ岳と御在所岳 |