山 名 パノラマ台 (1328m) 竜ヶ岳 (1485m) | |
参加者 栗木、他10名 | |
行 程 5日 上小田井7:20・・・名古屋IC・・・8:15赤塚PA8:25・・・9:20牧ノ原SA9:33・・・10:10富士川SA10:25・・・ 10:45富士IC・・・11:23道の駅朝霧高原12:05・・・12:20精進湖登山口12:45・・・13:55パノラマ台14:20 ・・・15:24本栖湖登山口・・・本栖湖展望台・・・16:00ペンション湖水祭 6日 ペンション湖水祭4:10・・・5:35石仏展望台5:45・・・6:43竜ヶ岳8:10・・・8:55石仏展望台9:05・・・ 10:15ペンション湖水祭11:20・・・11:40富士眺望の湯12:40・・・13:35田貫湖13:50・・・富士IC・・・ 富士川SA ・・・遠州豊田PA・・・東郷PA・・・名古屋IC17:45・・・18:10上小田井 |
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出発時は雲の多い天候で、富士山の展望を心配したが、高速を降りた頃からどんどん天候が回復し、道の駅「朝霧高原」に着く頃には快晴に近い状態になっていた。パノラマ台の登山道には雪が無く、快調に登ることができ、スケールの大きな大展望に全員が感激。本巣湖畔に向けて縦走し、下山。千円札に描かれた撮影ポイントを見学した後、ペンションに向かった。ペンションでは到着後すぐにミニ新年会が始まった。ヘッドランプの座学を含めて2時間半の新年会もあっという間に時間が過ぎ、食事後、早めの就寝。 6日、3時15分起床。出発準備後、ヘッドランプを点けて4時10分、宿を出発。アスファルト道からダート道になった直後に1名がつまずいて転倒。顔と膝を打つというトラブルが発生した。しかし、その場では何事もなかったようにすぐ出発。(帰宅後の受診で骨折していたことが判明。)ダイヤモンド富士が見られたことが何よりの救いであった。 登山道に雪は無く、無風。満天の星空の元、15分ごとに小休止をとりながら汗をかかない早さで登った。富士山のシルエットの直ぐ上には明けの明星が一際明るく輝いていた。富士山の裾野が赤みを帯び始める頃、石仏のある展望台に到着。昨年よりも出発を30分早めたため追い越していく人は少ない。展望台からは、視界も開け、次第に町の灯りがたくさん見えるようになっていく。展望台を出発して10分ほどたった頃、富士山の稜線が突然光り輝きだした。何事が起こったのだろうと見ていると、それは月であった。全く予期せぬ出来事にビックリ。写真に納めることができず残念であったが、月のダイヤモンドのおまけという思わぬ光景を目にする事ができ、大変ラッキーであった。その後、あたりが白み始めるとともに、足取りも快調になり、6時45分、全員揃って山頂到着。南アルプスのモルゲンロートまで15分の余裕。体の温まっているうちに防寒具を着込み寒さに備える。先行者は10名ほどでテントも1張り張られていた。 360度、全く雲のない快晴、無風状態。寒さもさほど気にならない程度、これ以上ないという最高の条件が揃った。更に、6日は、富士山山頂の真ん中から日が昇る。なんとラッキーなことか。ダイヤモンド富士の瞬間までに竜ヶ岳の山頂には60〜70人の人が集まり、感動の瞬間を迎えた。日が昇ると一気に暖かくなり、嘘のような温かさ。名残を惜しんでもう一度集合写真を撮って下山。雪はないものの、登山道はかちかちに凍っているので転ばないように慎重に下山。登りは黙々と登った道も、帰りは感動に包まれ、ポカポカと暖かくなり、心まで満たされて自然と会話が弾む。展望台や本栖湖の見下ろせるポイントでも南アルプスを背景に盛んにシャッターを切り、ダイヤモンド富士の余韻を惜しんで下山した。このころから、出発直後に転倒して膝を打った一人が足の痛みを訴え始めびっこを引いて下山。体調が心配されたが、リュックを持ち合い何とか宿まで自力で下山することができホッと一安心。 ペンションで朝食兼、昼食をいただき、直ぐ温泉に直行。道の駅「なるさわ」にある富士眺望の湯「ゆらり」でゆっくり体を温めた。富士山には雪煙が舞い、露天風呂の風は本当に冷たかった。帰り道、あまりに富士山が美しいためあちこち寄り道。牛のいる牧場からの富士や田貫湖からの逆さ富士をカメラに納め、富士との別れを惜しんだ。 帰りの高速道路の渋滞も心配したがスムーズに流れており、全く予定通りに帰ることができた。昨年度のダイヤモンド富士は、到着できるか、富士山は見えるかと全く気をもんだが、今年は100パーセント完璧に近い条件でダイヤモンド富士の感動を味わうことができた。全員の心がけの良さに感謝。 |
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富士川SAから見た富士山 | 道の駅「朝霧高原」から見た富士山 |
道の駅「朝霧高原」から見た富士山 | 道の駅「朝霧高原」にて |
精進湖から見た富士山 | パノラマ台登山口にて |
パノラマ台登山道中間点から見た富士山 | パノラマ台に向かう登山道 |
パノラマ台に向かう登山道にて | パノラマ台から見下ろした精進湖 |
パノラマ台からの富士山 | パノラマ台にて |
全員そろってジャンプ・・・みんな元気で若い | 本栖湖登山口に無事到着して整理体操 |
本栖湖展望台から見た富士山 朝焼けの富士山を写すカメラマンは夜中の12時から三脚を並べて場所取りをしているそうです。 | 朝焼け(モルゲンロート)の南アルプスと影富士 |
ダイヤモンド富士 | この日は60〜70人の人が竜ヶ岳山頂からダイヤモンド富士の瞬間を楽しんだ |
日が昇ると一気に暖かくなる 犬山山岳会の皆さんともお会いできた |
南アルプスの白根三山 |
下山前にもう一度全員で記念撮影 | 八ヶ岳の峰々 |
雪はないが、ガチガチに凍り付いた登山道を慎重に下る | 青木ヶ原樹海を見下ろしながらの下山 |
本栖湖と南アルプス | 牧場の牛を前景に 来年の年賀状にバッチリ |
雲一つ無い富士山 | あまりの晴天に田貫湖にも寄り道 田貫湖からの富士山 |
田貫湖に映った逆さ富士 | 無風快晴の暖かい陽気に誘われて、たくさんの釣り人が釣り糸をたれていた |