山 名 赤岳 (2899m) 硫黄岳 (2742m) | |||
参加者 栗木、桐山、大蔵、今 | |||
行 程 13日 岩倉21:10・・・21:32小牧IC・・・駒ヶ岳SA・・・諏訪南IC0:13・・・0:30美濃戸口 14日 美濃戸口8:00・・・9:00美濃戸9:10・・・11:54行者小屋12:40・・・14:40赤岳山頂14:50 ・・・15:30地蔵尾根分岐・・・16:15行者小屋16:20・・・16:54赤岳鉱泉 15日 赤岳鉱泉7:45・・・9:00赤岩の頭9:10・・・9:30硫黄岳山頂9:45・・・10:00赤岩の頭10:15・・・ 11:10赤岳鉱泉11:20・・・12:20美濃戸12:40・・・13:30美濃戸口13:45・・・14:00鹿の湯15:10・・・ 15:24諏訪南IC・・・阿智SA・・・小牧IC17:31・・・17:40岩倉 |
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13日、メンバーが一人減り4名で雨の中を出発。美濃戸口から美濃戸に向かう林道は雨で溶けた雪がアイスバーンになり進入不能。雨の中、美濃戸口の駐車場にテントを張り仮眠。朝起きた時にも雨が降っていたが、出発時にはあがっていた。アプローチが1時間増え、おまけに林道も登山道もアイスバーン状態でアイゼン装着。行者小屋到着直前から青空が見え始め、みるみる快晴に。昼食をすませたときには八ヶ岳の峰峰が完全に青空の中に浮かんでいた。あまりにも劇的な好天に恵まれ、山頂への思いが一気にテンションアップ。躊躇することなく山頂を目指した。しかし、文三郎の急斜面にさしかかると、朝からの疲れが一気に襲いかかりペースダウン。あえぎながら一歩一歩山頂を目指した。そしてついに、睡眠不足の重い足と戦いながら文三郎尾根を登り切り、14時40分に赤岳山頂に登頂することができた。言うまでもなく、山頂からの360度の展望に全員大感動。登頂の喜びに浸った。来た道を戻るか、天望荘経由にするか迷ったが、後続グループが天望荘泊というので後に続いた。しかし、山頂から天望荘まではアイスバーン状態で緊張させられ、さらに、地蔵尾根はナイフリッジ、急斜面、トラバスの連続。行者小屋に到着しほっとすることができた。赤岳鉱泉はかなりの宿泊客。夕食は3ローテの2回目で6時30分から。まずはビールで祝杯。全員のガッツのおかげで赤岳に登頂できた。条件からすると相当ランクが高くリタイアしてもおかしくなかったが、雲一つ無い快晴と、さほど強くない風の条件についテンションが上がってしまった。15日は予定通り硫黄岳を目指すことに。6時30分からの朝食を一緒に済ませた宿泊客がどんどん出発していくのを見送ってから出発。今日も無風快晴の登山日和。赤岩の頭に着くまでに何組かのパーティーを追い越し快調に前進。赤岩の頭で360度の大展望に感動してさらにテンションアップ。青空の中に浮かぶ硫黄岳の山頂へと急いだ。硫黄岳山頂からは期待を裏切らない素晴らしい展望が得られ大満足。帰りは赤岩の頭でコーヒータイム、360度の展望と別れを惜しんだ。来た道を快調に赤岳鉱泉に戻りパッキング。アイスクライミングの練習場を見て美濃戸へと向かった。標高が下がるとアイスバーンの部分も残っており、再びアイゼン装着。美濃戸で昼食をすませ、後は温泉を楽しみに駐車場へと急いだ。富士見高原にある鹿の湯は真新しい建物で迎えてくれた。高速道路の帰路も順調で、渋滞もなく岩倉に戻ることができた。 | |||
前夜、駐車場の奥にあるテニスコートにテントを設営 | 天候は回復したがチェーンを付けた車しか入れず、駐車場はすきすき。 | ||
美濃戸の赤岳山荘前にて | 前日の雨のため登山道は氷の路となっていた | ||
美濃戸から1時間ほど入ってやっと本来の雪の路となった | 行者小屋到着10分前の空の状態 | ||
行者小屋到着と前後して一気に青空が広がり始めた | 行者小屋前の南山大学のテント | ||
昼食を終えた時には完全に快晴状態となっていた | 山頂に向けて一気にテンションアップ | ||
文三郎尾根の急な階段部分 睡眠不足の疲れがでて足取りが重い | 赤岳から阿弥陀岳への稜線まであと一歩の地点 天候回復直後のため雪面はバリバリのクラスト状態 |
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尾根の南側斜面は柔らかい雪だったが量が多く鎖がほとんど隠されていた | 山頂に無事到着し大感激 | ||
風もそれほどではなく日差しがまぶしい | 後続グループに写真を撮ってもらった | ||
赤岳山頂の小屋 | 阿弥陀岳方面 | ||
権現岳・編笠岳方面 | 地蔵尾根分岐から横岳方面 | ||
5時前に赤岳鉱泉に到着 | テントの数が少ないかわりに小屋はしっかり混んでいた | ||
夕食は豚の角煮 ご飯もおいしくて3杯もお代わりをした | 硫黄岳に向かう登山道から阿弥陀岳が見え始める | ||
赤岩の頭に到着し展望が一気に広がった | 赤岩の頭から硫黄岳山頂に向かう稜線 | ||
硫黄岳山頂から見た赤岳、阿弥陀岳 | 天候はよいがいつものように風の強い硫黄岳山頂 | ||
予定通り赤岳、硫黄岳に登頂することができ喜ぶメンバー | 硫黄岳山頂から赤岩の頭に向けて下山 | ||
稜線上に風でできた風紋 | 赤岩の頭で休憩し360度の絶景と別れを惜しむ | ||
赤岳鉱泉のテント場に作られたアイスクライミングの練習ゲレンデ 最近はテントを張る人が減ったのか、土曜日なのに10張りぐらいしか見かけなかった | 夏も冬もクライミングの練習ができるようになっていた |