令和04年度前期山行報告(2022年5月1日~10月31日)

山 名 参加者・
参加希望者
備             考
10 29~30 池口岳 大野 池口岳登山口5:04→6:59黒薙→7:34利剣沢の頭→7:53ザラ薙の頭→9:26沢口岳→12:21黒薙→13:50池口岳登山口
道の駅、遠山郷→(かぐらの湯休止中)で車中泊。車で20分くらいで池口岳登山口に到着。車5~6台のスペースで2台の駐車。道は黒薙あたりまでは比較的なだらかでその後はアップダウンを繰り返し標高を稼ぎジャンクションと呼ばれる加加森山~光岳への分岐まで急登が続き、そこからは20分で池口岳北峰山頂です。
 木で視界はほとんど無いですが、途中では聖岳や赤石岳が見えて中でも光岳の光石が正面から見えたのがラッキーでした。ちなみに南峰はガスってたのでパスしました。出会った人は光岳からの下山中の2人だけでした。南アルプス深南部特有の樹林帯やコケの道を楽しめた良い山でした。
10 30 三国山 片田  天然記念物の亀甲岩のすぐ近くの路肩に車を停め登山開始。「愛知の130山」の本には山頂まで40分とあったが、自分の足では往復40分でした。
 登山道は緩やかで歩きやすく、みずならやカエデの紅葉が綺麗でした。山頂は全く展望は無く、二等三角点がひっそりとあるのみ。三国山だけではあまりにも物足りない。以前、道の駅ドングリの里で手に入れた「いなぶ軽登山ハイキングガイド」という小冊子にあった、国道153号線沿いにある「子持ち桂」と「タカドヤ湿地」に立ち寄ることにした。
 「子持ち桂」は県天然記念物の一株から幹が数十本も枝分かれした大きな木です。153号線沿いに案内看板があります。一見の価値あり。4,5台停められる駐車場から出発して、周回コースで往復約30分。
 「タカドヤ湿地」は発電所がある小田木交差点から5キロメートルほどのところにあります。ここは隠れた紅葉スポットとしてけっこう有名らしく、車が7,8台停まっていた。規模はさほど大きくはないが周回コースが整備されています(1周20分程度)。しょうぶ?かきつばた?の花が群生していて綺麗でした。愛知130山もこれで110座となりました。後3~4年で全部登れるかな?
10 30 須磨アルプス
旗振山
横尾山
安藤、笠原、牧野、村林、前川、渡邉、狩野、野村 須磨浦公園(9:25)→鉢伏山→旗振山→鉄拐(かい)山→高倉山→栂(とが)尾山までは予定通り→横尾山→東山→板宿駅2時間オーバー(16:15) 
 久しぶりの六甲山、思い出しました。コンクリートの階段と破壊された馬の背。齢を取って入会したので10年もたつと体も頭もガタガタ。車の往移動は吹田JCTが通行止めのため名神高速大槻JCTより新名神、神戸JCT経由して須磨ICよりUターンして板宿駅へ予定より早く着。
 車の複移動はインターへの進入ミスと渋滞で2時間ほど遅れ、通行止め解除の吹田JCT通過して21:00小牧に到着、解散。
 尚、桐山さんの交通情報、車の往複運転してくださった渡邊さん有難うございました。ハートマークの山行きとしては少しハードでしたが終わってみれば忘れがたいすばらしい記憶に残る山行きでした。発案者の笠原さん有難うございました。
10 29 余呉
トレイル
藤波、吉田、湯浅、友2名、他3名 小牧6:00→7:45国境スキー場付近8:15→電波塔9:05→稜線合流10:00→点名中村11:00→鉄塔11:30→12:25点名岩谷12:50→万路越14:10→15:00JR永原駅15:40→18:45小牧
 車2台で出発。1台は国境スキー場付近へ、もう1台はJR永原駅へ駐車。国境スキー場付近から出発。稜線に出るまでは急途を登る。そこからは時折琵琶湖を見たり、伊吹山を見たりしてひたすら南へ進む。
 本日の最高峰「中村」571.6mを通過し、暫時方向を地図で確認しながら「岩谷」で昼食。その後方向を間違え、戻って修正。落ち葉を踏みしめながら万路越へ。お地蔵さまが目印。下って永原駅へ。ローカルな駅の風情を味わいながら車が戻るのを待つ。晩秋の余呉トレイルバリエーションルートは風が吹いてひんやりした散策でした。 
10 29 平家岳 國井、中弘、中博、松本、粥川、加藤 岩倉5:52→7:50面谷登山口→8:59日の出林道分岐→10:35井岸山→11:00平家岳11:48→13:45日の出林道分岐→14:22面谷登山口→15:19かみほの湯16:30→18:00岩倉
 晴れ。平家岳の紅葉も綺麗だよって聞いて紅葉を期待。登山口の気温6度、山頂は18度。落ち葉の道、所々の紅葉の中の登山道、枯れ木のオブジェ道、井岸山から平家岳の斜面の1本道、見所が一杯。
 山頂からは、御嶽、乗鞍、荒島、白山、美濃平家岳など360度絶景で、予定より1時間早く着いたので、ゆっくり昼食を取る。山頂には、他に1名登山者。「今まで山頂で、登山者に会ったことが無い」と言われました。本日の難所は、九頭竜湖の橋を渡り登山口までの、悪路です。このダート道を運転して頂きNさんありがとうございました。帰りには、しろとりかみほの湯で入浴。追伸、九頭竜湖の紅葉も始まってました。
10 26 御在所
ヴィアフェラータ
寺西、中弘、中博、野村、佐々、川瀬、藤波、松本、林 岩倉体育館5:00→裏道登山口6:55→8:00兎の耳→12:00ヴィアフェ終了点→12:35八合目→13:55富士見岩→14:10アゼリア跡14:40→16:00藤内小屋→16:40裏道登山口→18:10岩倉体育館
 ヘルメット、ハーネス、カラビナ、シュリンゲ(スリング)を装着し、ロープを使い花崗岩の岩登りを練習しました。あと、希望者は富士見尾根クライミングを体験しました。順番待ちが寒かったのが反省、紅葉は良かったです。
10 23 芦屋ロック
ガーデン
大野 JR芦屋駅8:05→8:45高座の滝→9:40万物相→11:12荒地山→高座の滝→芦屋駅
 芦屋ロックガーデンに興味をそそられて地獄谷から万物相ーキャッスルウォ―ルー荒地山ーキャッスルウォールー高座谷ー高座の滝で周回してきました。地獄谷は呼び名は凄いですが、小滝を3か所登りその後はABの懸垂岩や花崗岩の奇岩群を超えて万物相(ピラーロック)に至りやがて高座の滝からの尾根道に合流、一旦高座谷に下りクライマーの練習場キャッスルウォールに出会う。
 登山者は壁の左側の岩場を登り、岩梯子、七右衛門、展望台のテーブルロックなどを経由して荒地山、黒岩に寄るコースで下り、再びキャッスルウォールを横目に高座谷コースから高座の滝に下山しました。今回のコースは沢登り、岩登り、展望と山の魅力満載です。難易度的にはそんなに高くないですが、油断禁物、ルートの下調べが大切だと実感しました。
10 23 大菩薩嶺 國井、他1名 裂石駐車場5:43→7:41丸川峠→9:20大菩薩嶺→10:17雷岩10:50→11:11大菩薩峠→12:03福ちゃん荘→12:22上日川峠→13:10千石茶屋13:32→14:03裂石駐車場
 上日川峠駐車場は激混みの予報なので、裂石駐車場に変更。裂石から大菩薩嶺までは、登山者3名出会っただけで、静かな山歩きが出来ました。
 大菩薩嶺では、写真を撮るのも順番待ち、流石に登りやすい百名山。子どもさんもワンちゃんも20~30名の団体さんも上日川峠方面から登って来ました。大菩薩嶺から大菩薩峠の稜線ずっと富士山が見れて良かったです。介山荘でバッチを買う、ふっと見ると介山荘でシャインマスカット500円で売ってました。←さすがに房では、なくお皿。上日川峠駐車場には、バスが3台も停まって駐車場は満車でした。
 上日川峠駐車場から裂石駐車場まで単調な道。飽きた頃オアシスの千石茶屋で、桃の生ジュース頂く。200円めちゃ冷たく美味しかった。ほうとうやパスタも500円食べたかったが、お腹がポンポンなので諦め、勝沼町で房のシャインマスカット買って帰りました。追伸、恵那山トンネル辺りでいつもの渋滞。確か12月頃まで工事でしたね。早く工事が終わるといいです。←まあ遠くの山には行かないかもですけど。
10 23 蠅帽子嶺 湯浅、藤波、粥川、他2名 スイ―トピア5:30→7:50大河原駐車地8:00→徒渉→登山口8:40→11:30山頂12:05→12:50蠅帽子峠13:05→徒渉→駐車地15:15→18:10スイ―トピア
 山名の由来は、這坊師、道が険しくて坊さんが這って登っとか。又幕末の冬、水戸天狗党が悲劇の峠越えをした歴史を偲びつつ登ってきました。駐車地から丈高の雑草で徒渉地点が解り辛く少し手間どる。川は水流が強く粥川さんに渡し船の役をして貰いやっとの思いで渡る。いきなり急な崖を攀登り、踏み後を見つけ、薄いながら藪漕ぎ、痩せ尾根等々甘くない。
 山頂には三等三角点、眼前には雄大な能郷白山。昼食をとり蠅帽子峠に向かう。この道も細く斜面にへばり着くなどして到着。お地蔵さんに頭をさげる。←美濃→福井の看板を確認。巻き道をして下山。
 山は我々のみ。余り登られていない様に思われました。同行の皆様お疲れ様でした。私にとってはハ―ドな山でしたが、皆様のお陰で思い出深い山行となりました。尚、かっての酷道157は、依然より通り安く、国道並(?)になっているとの伝言です。
10 23 大川入山 渡邉、加藤、吉田、中博、長谷、村林 岩倉5:00→7:00治部坂峠P7:15→7:25登山口→8:25横岳8:35→9:45最低鞍部→10:40大川入山山頂11:30→12:05最低鞍部→13:25横岳13:35→14:15登山口→14:25治部坂峠P14:35→18:00岩倉
 今年1月の雪の大川入山途中リタイヤのリベンジ登山と紅葉を期待して行ってきました。治部坂峠の広い駐車場に着いた時には片側はほぼ満車状態。入念な準備体操の後、例会時に忠告された12時下山開始を目標に登山口に向かった。
 ぽつぽつあたる雨、ガスがかかった唐松の樹林帯の幻想的な雰囲気を味わい、雪山では気付かなかったむき出しの木の根っこに注意しながら横岳に着いた。横岳に着いた辺りから青空と太陽の日差しを受ける。ここから先は真っ赤なドウダンツツジをはじめとした紅葉のグラデーションが美しく、何度も立ち止まってはシャッターを押していた。
 最低鞍部を過ぎ山頂まで急登が始まるが、山頂手前の笹の緑が美しい尾根道からもう一つのお目当てだった「赤い羊」を観ることが出来て大満足。
そんなに広くない山頂は人で一杯、何とか座る場所を見つけ昼食、風はあるも暖かい日差しを受けまったり眺望を楽しんだ後、目標より30分早く11時半に下山した。下山はピストン、道の駅信州平谷の「ひまわりの湯」で入浴後、帰路に着いた。リベンジ登山、紅葉を楽しむ、両方の目的を果たすことが出来、同行者に感謝。
10 22 野見ヶ岳
岩谷山
桑原、藤波、角當、片田、佐々、狩野 小牧6:00→魚見峠8:00→岩谷山8:45→9:40野見ヶ岳10:05→大山11:05→12:10野見ヶ岳12:45→魚見峠13:45→16:20小牧
 峠登山口には立派な休息所があります。山頂までよく手入れされた学習歩道を快適に上ります。岩谷山を過ぎブナ林を進むと武周ヶ池に着きました。龍神を祭る石碑がある水は枯れることなくモリアオガエル、トンボの羽化、四季の花など山頂は鉄塔の下で展望はよいです。
 予定より早々着きましたのでこの先にある大山へ行くことのなりました。急降下であり次は急登です。やっと山頂に着きましたが展望がないのにガッカリです。今日の三つ目の山頂ですこの山が一番高い山でして716.66mです。帰りは同じ道を戻り野見ヶ岳でランチを済まして下りました。
10 21 恵那山 野村、他1名 神坂峠登山口6:20→6:50千両山→7:10鳥越峠→8:10大判山→11:30神坂峠分岐→12:00恵那山12:15→12:40神坂峠分岐→14:40大判山→15:40鳥越峠→16:10→ 16.40神坂峠登山口
10月に入りやっと天気に恵まれてきて、念願の恵那山に急遽思い立ち出掛けてきました。朝一番の冷え込みが強かったのですが、南アルプスの山々と雲海と紅葉のコラボが幻想的で感動。富士山も小さいながら見えて最高の山日和に感謝。
 恵那山稜線歩きは、噂より素敵な展望の山で振り返って見る景色、木々の間からの紅葉景色魅せられて先に足が進みませんでした。このコースはアップダウンがずうっと続いて、特にテングナギ辺りからは山の荒廃が進んでいて熊笹にうっかりポールを付けば、転落しそうな箇所もありました。里山から見える恵那山は、大きくて強い印象がありましたが、繊細な山でもありました。また、機会があれば何回も足を運び、自然の美しさ、厳しさも肌で感じてみたいと思いました。
10 19 岩小谷山
明知山
藤波、後藤、吉田、他2名 可児7:00→9:30和市登山口9:45→堤石峠10:30→10:50岩古谷山11:10→11:35明地山12:00→岩古谷山13:00→和市14:00→可児17:00
 岩古谷山は約2千万年前の火山噴火でできた山で石英安山岩でできている。そのため登山道の至る所に浸食された岩石が険しい山容を作っていて見応えがある。5年前に登っているがまるで覚えていなくてとても新鮮だ。
 登山道にはあちこちに「ヒル注意」の看板。トイレには塩とヒル除けスプレーまで置いてある。よほどその時期には多いのだろう。幸い今日はさわやかな秋晴れで全く姿を見なかった。「山旅徹底ガイド」の踏破を目指してまずは岩古谷山へ。山頂からは大展望。眼前に9月に行く予定で天気が悪く断念した明神山が、堂々と聳え立っている!ひとしきり眺めた後、本日の目的地の明地山へ向かう。
 ベンチの置かれた山頂でお昼を食べて戻る。100mの標高差を登り返す。岩古谷山からは東へ周遊ルートをとる。すぐに長い鎖場。巻き道もあるが全員鎖場に挑戦。なかなかスリルがあり面白い。その後からは男滝女滝、奇岩の連続、大岩にからまる巨樹などで目を見張る光景の連続。
予想もしなかった楽しい山行だった。
10 15~16 大辻山
クズバ山
中山
大野、佐々、片田、松本 10/15 岩倉6:00→大辻山長尾峠9:30→白岩川登山口9:46→11:41大辻山12:24→長尾山13:34→長尾峠13:49→駐車地13:58→16:00馬場島  
10/16 馬場島6:20→東小糸谷登山口6:26→9:27クズバ山10:39→12:33中山12:58→東小糸谷登山口13:45→19:00岩倉
15日、前泊日帰りの計画から参加者朝出発可の返事を貰い大辻山を追加しました。往復3時間位の山なら馬場島への移動も明るい内にできるものと判断してのものです。大辻山は上りを白岩川コース、下りを尾根コースにして良かったです。沢をずっと詰めて北尾根と稜線で合流し少しの急登のあと山頂です。沢の状態はピンクテープがしっかり有り小滝の登りには縄梯子が利用できます。増水時とスリップに注意すればアスレチック感覚で楽しめます。残念ながら稜線から山頂までガスに覆われ展望は無しでしたが、本来なら剣、立山は見られます。
16日、馬場島キャンプ場での嬉しい誤算が有り、なんと料金無料。馬場島荘前の駐車場近くに幕営しましたが、他のテントはほとんど無く快適に寝られました。クズバ山への登りは東小糸谷からでしばらく沢沿いを上りやがて離れて少しで中山分岐に到着。ここから直ぐに激登りの始まりで標高1600Mあたりまで続きます。
 その後傾斜は少し緩くなりますが頂上直下の最後の急坂の後大迫力の展望が待っています。遮るものは無くとにかく剱岳が近い近い。大日、奥大日も迫力満点。剱から左に目を動かすと北方稜線。池の平山、赤谷山、ブナクラ峠の向こうには後立山連峰の朝日岳あたりが。そして毛勝三山、おまけに富山湾まで。
 下りの急降下を慎重に終えた後、中山をピストンして登山口に到着。中山も展望は素晴らしいですが、それも控え目になりそうなほどのクズバ山のパノラマでした。 参加者の皆様ありがとうございました。
10 15~16 常念岳
大天井岳
加藤 10/15岩倉5:00→8:40駐車場8:55→9:20一ノ沢登山口9:28→9:40山の神→10:20大滝→11:16笠原沢→11:45胸突き八丁→12:10最後の水場→12:57常念乗越(常念小屋)13:23→14:29常念岳15:16→15:52常念小屋
10/16小屋5:14→6:06横通岳→7:03東天井岳分岐→7:45大天荘7:58→8:05大天井岳8:30→大天荘8:40→9:23東天井岳分岐→9:29東天井岳9:31→11:00常念乗越11:31→11:54最後の水場→13:10大滝1→14:03→ノ沢登山口→14:13駐車場→四季の湯15:45→20:30岩倉 DAY1 合計7時間8分(休憩1時間43分)距離8.6k 累積標高上り1699m下り486m
DAY2 合計8時間59分(休憩1時間20分)距離17.2k 累積標高上り908m下り2119m
 今回、K氏 W氏 N氏の常念岳計画に便乗して、車中及び小屋泊は行動を共にするも、出発時と二日目の下山後半を除いては、単独行動にて初日常念岳、翌日に横通岳~大天井岳~東天井岳と、二百名山に加え百高山を二座、風も殆ど無く穏やかなポカポカ陽気の真っ青な秋空と、大展望を味方に、無事計画通り完登。
 駐車場は満車でしたが、近くの道路わきに駐車可能、そこから舗装路を約20分進み一ノ沢登山補導所(登山口)でトイレ・水補給を済ませ、これから約1600mの上りに挑む。登山口を出発し、程なくして山の神にて安全登山祈願、他3名と分かれ単独、常念岳を目指します。沢に沿った山道は爽快感この上なく、何度も顔を洗ったり、日除けタオルを濡らすことで体温調整や汗量減が図れた。大滝辺りの河原から青空を見上げた先に、常念の頂が望めた事で、より一層パワーアップする想いだ。
 笠原沢、胸突八丁、最終水場と順調に登り詰め、ようやくやっとの想いで、槍の大展望が真正面に広がる稜線、常念乗越に到着。小屋に一声掛け、休息と栄養補給を兼ねた後、常念岳を目指した。常念岳は二度目だが、急登に加え、でかいゴロゴロ岩、なかなか辿り着けない山頂、大展望と引き換えにハードな登りを克服しよう。
 途中、ホシガラスや下半分白くなったペアのライチョウにも歓迎を受け、ついに山頂に到着。山頂では、疲れが吹っ飛ぶ程の大絶景に感服!至福の時をゆったり過ごし下山後、首をきりんのようにさせた3名と合流。翌日の常念登りですが、1時間では無理とアドバイス。夕食は17時と1回戦のみ、小屋では6人部屋個室を頂き、皆さん消灯20時を待たずに早々と床に就く。私は何度も目を覚ますも、殆どストレスなく約9時間よく眠れたほうだ。
 翌日は4時15分くらいから、準備に取り掛かり、水補給、自前の朝食を済ませ、他メンバーと安全登山を約束し、単独大天井岳ピストンに出発。まずはヘッデン装備で横通岳を目指す。山頂間近で御来光を拝む。モルゲンロートに染まった槍穂の絶景に、ただ息を呑むほどに見惚れてしまう。山で味わう真に至福の時だ。再び常念乗越に戻るまで、見飽きる程の絶景を手に入れるも、どんだけ眺めても決して見飽きる事の無い絶景とも言える。自然だけが成せる常に変わりゆく時間の流れに酔いしれる想いだ。
 東天井岳は、帰りの時間を見て登頂可否を判断、先に大天荘に向かう。小屋前のテン場では中国語を交わすグループ等が身支度の最中だ。小屋前ベンチで休憩と栄養補給の後、大天井岳、山頂に立つ。雲一つない紺碧の空の下には、槍穂をはじめ、日本アルプス、昨日ご不在の富士山も来訪。忘れられない山行がまたひとつ加わった想いだ。
 東天井岳には数分で登れるとの情報で、絶景との事。時間的にも問題ないと判断して、踏破。ここからの大天井岳眺望も特筆すべきものであることは言うまでもない。ブラボー!。何度も写真撮りに立ち止まりながらも、歩を進め、無事常念小屋に戻り、デポしてたもうひとつのザックを手にして、長めの休憩・栄養補給を摂った。そこで名古屋からのソロの若者と談笑。今日1日で、前常念、常念、東天井、前常念で、下山との事。ありあまるパワーを頂戴。(ちなみにトレランではなく、ガスコンロ持参でランチも楽しむ余裕に脱帽)
 あとは、先行の3名にどこで追いつけるかです。ライン連絡のお陰で状況は確認済み。下りの為、焦りは禁物、確実に慎重に歩を進め、13時5分頃、大滝手前で合流、お互いの目標達成を称えあい、後は無事下山の途へ。車を先に登山口に回すため、途中から先行して下山、その為時間短縮でき、入浴後帰途に就いた。
 帰路の際、中央道工事渋滞、飯田山本IC中津川IC間、最大140分と表示あり、急遽飯田山本ICで降り(17時頃)、稲武方面に向かい途中から418号経由で恵那ICに19時頃入り、計画通り家路に就き安堵。時期的に、数日前に初冠雪もあり、早朝には氷点下になることもあり。チェーンアイゼン等準備するも、幸いにも出番はなく、恵まれたコンディションにただただ感謝です。また、同行者の方々に心より感謝致します。
10 15~16 常念岳 暮石、渡邉、野村 岩倉5:00→8:40駐車場8:55→9:20一ノ沢登山口9:25→14:45常念小屋(泊)6:00→7:30常念岳8:15→9:30常念小屋10:00→14:15一ノ沢登山口14:25→15:00蝶ヶ岳おんせん15:45→20:30岩倉
 登山口までの往来と小屋は、左記の3人にKを加えた4人。Kは登山口から先行し別行動。登山口から最後の水場まで沢沿いの登山道である。踏みしめられた土の登山道でなく、沢の岩をたどる道で膝への負担がおおきい。谷筋は樹木に覆われ風もないが、ガスが掛かり日差しが遮られ登るには良い条件である。大滝を過ぎるあたりから斜度を徐々に増してくるが、木の階段が整備され歩きやすい。最後の水場でのどを潤し、胸突き八丁の急登を登る。ハイ松が見られたら森林限界で常念乗越に着く。小屋は直ぐ前、ベンチで1時間ほどまったりしていると常念岳を下山してくるKを発見。山頂まで1時間のコースタイムであるが、1時間30分はかかるとのこと。翌朝の出発を1時間早めることにした。
6時に出発し、岩のガレ場をゆっくり登り山頂に、まさに360度の大展望。眼前には氷河に削られた痕跡を山肌に大きく刻み付けた穂高岳。平らな稜線の右端に端正な槍を突き出した槍ヶ岳と大迫力である。常念の魅力はここにありである。
10 15 御在所岳 寺西、諸橋、川瀬、久米 裏道登山口7:30→13:00 御在所岳頂上→16:30 中道登山口
 新会員Kさんをお誘いし、秋の御在所へ行きました。聞けば北アルプス北部の名峰を多数踏破されているとのこと。歓迎の意味も込めて藤内沢へご案内しました。
 Kさんとしては、初めての岩を手足を使い登る登山。Tさんがアンザイレンで確保しているとはいえ、なかなかスリルのある場面も多々あります。かなり緊張されていたと思うし、怖さもあったと思いますが、こういう山の楽しみ方もあることを、知ってもらえたなら十分意味のある山行ではなかったかと思います。懲りずに、是非また行きましょう!
10 15 霊山 笠原、狩野、角當、藤波、吉田、桑原 小牧6:30→8:40霊山寺9:05→10:20霊山頂11:10→12:50霊山寺P→芭蕉翁記念館→16:40小牧
 田代湖から周回の予定を霊山寺からピストンに変更。広い駐車場に車を停めストレッチ後登山開始。クリンソウの残り花、古ーい石仏群、桜地堂から始まる3ヶ所程の岩の祠。所々に芭蕉の句碑。途中サルナシがぶら下がっていたので皆で協力し一部を頂く。秋の恵みに元少女6人の笑みがこぼれる。
 田代湖からの道との合流点は石仏や石塔が散らばる9合目の広場。そこから、あっという間の山頂は広く、最澄が建立した後信長によって焼き払われたという寺の跡の石室に観音立像が安置されていた。一等三角点の山頂からは鈴鹿南部の山々、養老山系の山々の奥にポコンと頭を出す近江富士(三上山)が。琵琶湖は霞んでいるが絶景だ。
 気持ちのよい広場で早弁マッタリして下山した。上野公園にある芭蕉翁記念館へ移動して1時間ほど頭を使って(使った割に残ってくれないネ)すごし帰路についた。皆さんお疲れさん!!
10 12 大文字山 粥川、
他12名
浜大津駅9:50→10:54長等山→11:56如意ヶ岳→12:35大文字山(火床)13:15→銀閣寺・哲学の道→14:32南禅寺→14:55琵琶湖疎水記念館15:20→15:47蹴上駅16:05→16:25浜大津駅
 新名神の鈴鹿パーキングに集合し、2台の車に乗合せ浜大津駅の駐車場に車を止めて歩き始める。天気は曇っているものの琵琶湖が遠くまで見通せ旅情の趣を感じつつ三井寺方面へ。だが、この寺では一人6百円の入山料が必要とのことで別ルートを通ることになり、お蔭で山行らしくなり一汗二汗かいて長等山で一般登山ルートに合流。
 大文字山の火床はテラスの様で京都市内を一望、遠くは大阪も見えまさに絶景この上ない。今年のお盆にテレビで大文字山の送り火の映像を観て一度は行ってみたいと思っていたが、思いがけず実現することになり感激しつつランチを楽しんだ。
 哲学の道では永観堂・南禅寺の色づき始めた紅葉を愛で、琵琶湖疎水については大津のトンネル入水口と京都のトンネル出水口を見学するとともに琵琶湖疎水記念館でビデオを観るなど充実した山行であった。この山行を企画して頂いたMさんに感謝です。
10 10~15 東北の山
神室山
和賀岳
焼石岳
五葉山
栗駒山
栗木、牧野、中博、湯浅 10/10移動日 岩倉6:00→18:30秋田県湯沢市 小町荘泊
 雨に降らけることを覚悟して岩倉を出発したが塩尻を通過する頃には雨が上がり、順調に行程を進めることができた。高速道路がつながっている山形県の米沢までは順調であったがその先、秋田県の湯沢市までの下道がずいぶん長かった。
10/11神室山(1365m) 役内口6:40→9:40前神室山9:51→10:56神室山11:00→避難小屋昼食11:35→12:37前神室山12:48→14:46役内口→秋田県大仙市 川口温泉 奥羽山荘泊
 予報ではこの日も一日雨。沢コースを登り尾根コースを下山する予定にしていたが、増水などのアクシデントを避けるために尾根コースをピストンすることにした。一日中風が強く、轟音の中の登山ではあったが、山頂手前往復1時間以外、樹林帯のため風に悩まされるような状況ではなかった。一日中雨具を身に着けていたがさほど降られることもなく予定通りの山行ができた。
10/12和賀岳(1440m) 駐車場6:50→7:02甘露水口7:09→9:44薬師岳10:01→11:52和賀岳山頂12:28→13:59薬師岳14:03→15:52甘露水口→16:02駐車場 秋田県雄勝郡東成瀬村 ホテル ブラン泊
 原始の山といわれ、東北地方の山の中でも、とりわけ奥深い山。天候は次第に回復傾向だったが一日中曇り空。しかし、前日までの展望ゼロから解放され、中間点の薬師岳から先のコースを見渡すことができた。山頂の北側には田沢湖が見え、遠くまで来ていることを実感した。
10/13焼石岳(1548m) 三合目登山口6:30→10:25焼石山山頂10:50→14:25三合目登山口 岩手県釜石市 
 天候が回復し、青空の見える登山日和。今までの山では紅葉の美しさをあまり感じなかったが、変化に富んだ山容と素晴らしい紅葉に感動。
残念ながら女性1名が沢の渡渉に失敗し、衣服が濡れたので車に戻って着替えるためにリタイア。
10/14五葉山(1341m) 赤坂峠登山口8:07→10:09石楠花山荘10:21→10:36五葉山山頂11:01→11:35石楠花山荘11:43→12:55赤坂峠登山口 宮城県栗原市 イワカガミ平 ハイルザーム栗駒泊
 岩手県の太平洋側の山。あまり有名でないため知られていないが、期待以上に美しい山。山頂近くに石楠花山荘という素晴らしい避難小屋があり、機会があればぜひ宿泊したいと思った。
10/15栗駒山(1626m) イワカガミ平5:27→6:48東栗駒山6:57→7:53栗駒山山頂8:10→9:17イワカガミ平→若柳金成IC→小牧IC→22:10岩倉
 岩手県側の宿泊施設の予約が取れなかったことと、帰りの距離を考えてイワカガミ平登山口からピストンすることを選択。左回りで東栗駒山から栗駒山山頂を目指した。イワカガミ平付近の紅葉がピークだったが早朝、ヘッドランプをつけて出発したため感動はなかった。下山コースの中央コースは下半分がほとんど展望の利かない道で残念無念。下山後、宿泊したホテルで入浴し帰路に着いた。全体的には登山を諦めるほどの天候の崩れもなく、移動についても困ることもなく順調に行動でき、目標の5山全てに登頂することができて満足のゆく山行であった。参加者の皆さん、協力ありがとうございました。
10 9 三上山 中止
10 9 御嶽山 中止
10 8~9 朝明
栗木、他  日本山岳会東海支部の登山学校・支部友会の親睦を兼ね、土曜日の夜は朝明茶屋でバーべキュウとキャンプファイヤーが実施された。翌、日曜日はインド・ヒマラヤ登山隊の報告とネパールヒマラヤの2本の報告。その後、登山教室のクラスごとにツエルトの張り方とロープワークの研修会が実施された。
10 8 入道ヶ岳 粥川、
他14名
大石橋奥の広場9:35→大岩谷→イワクラ尾根→12:35椿大社奥宮→12:45入道ヶ岳(ランチ)13:15→池ヶ谷コース→15:10大石橋奥に広場
 鈴鹿のグループの山行に参加するのは4ヶ月ぶりのため、多くの方から「お久しぶりです。」と声をかけられる。このコースは渡渉が5か所ほど、鎖場も数か所と、これまで数回登った入道ヶ岳のコースとは全く異なり変化に富み興味津々です。沢沿いや稜線の涼風により汗も乾き、昼食時は風よけの上着を付け快適な登山日和です。なお、登り始めには雨上がりのため、ヤマビルを多く見かけ靴に登ってきた人もいたが誰も被害に遭うこともありませんでした。
10 8 近江湖
の道
山田山
月出山
藤波、加藤、國井、野村、松本、友1名、他4名 小牧6:00→菅浦駐車地7:50→配車のため月出往復→菅浦発9:10→羽衣の丘10:30→12:00山田山12:30→つつじ平展望所12:45→月出山13:15→道の駅あぢかまの里15:30→17:45小牧
 風が結構強い一日だった。登山道は終始琵琶湖を見ながら歩く気持ちの良いルート。途中山田山(451.2m)の四等三角点、月出山(396.8m)の三等三角点のピークを通過。多少アップダウンはあるものの要所に「湖の道」の標識があり、展望所も2か所あり快適な登山道だ。
 しかし、あと少しで月出集落に着くというところで二人の靴にヒルを発見!幸い気付くのが速かったせいか被害はない。須賀浦に駐車してある車を取りに行く間に、道の駅あぢかまの里まで残りのメンバーは歩く。稲刈りのすんだ田んぼの中の道で3km以上あったが、しゃべりながら歩くとあまり気にならなかった。10/8は十三夜の日で名神に入ると、正面に美しい月の姿をずーっと見ながら岐路に着いた。
10 5 姫越山 藤波、後藤、野村、友1名 一宮5:00→7:45日の出公園8:00→北登山口8:10→姫塚9:40→10:00姫越山10:30→前姫越12:00→13:00芦浜13:30→芦浜峠14:30→日の出公園16:00→19:00一宮
 予想通り雨は降らず、時折青空がのぞく。下山の頃には青空。北登山口からウバメガシ(ウメバガシと間違えた)の樹林帯を歩く。山頂からは芦浜の美しい海岸線。二等三角点にタッチして前姫越に向かうが、テープに誘われて行ってみるとどんどん東へ向かう。西へ軌道修正してそのままシダの激やぶへ突入。おそらく30分以上の格闘の末、狙い通り前姫越の山頂へ到着した時はほとほと疲れた。
 その後は順調に芦浜へ。芦浜池を目の端に、熊野灘を真ん前にみながらゆっくり昼食。日の出公園まで周遊して帰る。木々の合間に海岸線が見える。三重県の山は海が見える所が多いので本当にうれしい。悲しい伝説の残る山ですが、いろんなルートが取れて楽しめます。
10 2 遠見山 前川、角當 岩倉7:00→遠見山登山口8:00→遠見山→鉄鋼分岐→南天の滝→展望台11:00→12:00登山口
 ゆるやま登山でのんびり、ゆっくり登山口の作り酒屋で夜の晩酌の原酒を調達、乾杯、美味しかったです。
10 2 富士見
桐山 駐車場所8:00→神坂峠→8:45富士見台→10:10南沢山→11:50富士見台→神坂山→駐車場所
 ササの藪漕ぎ祭り。下半身は靴の中も含めて、ビチョ、ビチョ足元が見えないので、登山道があっているのかどうか不安になることもあり、時間がかかる。天気も良く、楽しく山歩きを楽しむことができました。
 ちなみに神坂峠に駐車スペースがとれずに、少し下がった広場に駐車となりました。
10 2 青葉山 加藤、暮石、長谷、村林 岩倉5:00→7:50中山寺P8:07→8:08中山口登山口→9:05展望台→9:46馬の背→10:01東峰→10:59西峰11:45→11:49分岐→12:53今寺口→高野→13:24中山寺P→14:30あみーシャン大飯温泉15:25→19:00岩倉 トータル5時間15分(内休憩1時間46分)距離7.9k 累積標高780m
 青葉山は、福井県大飯郡高浜町と京都府舞鶴市にまたがる山。東峰693mと西峰692mからなる双耳峰。若狭富士の異称が有り、特に東部海岸から眺める山容が秀麗な景観を見せる。何と言っても、山頂からの美しいリアス式海岸、日本海の大展望が最大の魅力の山。
 インターを降り登山口へ向かう途中、山頂部分のみ雲がかかるも、私たちが山頂に着くころにはガスが晴れることを願うのみです。登山口手前の駐車場に余裕で停めることができ、有難い。スタートして、1時間程で展望台に到着。さっそく日本海の素晴らしい眺めに気分はウキウキです。しかも、風も無く、実に穏やかな海だろうか。
 低山ながら、急登、馬の背を難なくクリアし東峰に到着。展望は無く、大展望の西峰に向け、高度感ある岩場トラバースを抜け、1時間弱程でお待ちかねの西峰に到着。ここでランチ休憩をのんびりと。南の眺望も広がり眼下には山に囲まれた農村風景が、北には抜群の風景が手に取るように、ブラボー!っと言った感じです。真っ青な空と海!望んだ景色を観ることが出来、至福の時を感じた。
 下山ルートでは、ヤマップ情報で知り、たまたま時期に重なったミカエリソウの群落等見れまして、超ラッキーでした。下山後の立ち寄り湯、あみーシャン大飯は入浴料¥300ソープ等完備、露天風呂はありませんが、4Fからの大展望はオススメです。出会った花々等、マツカゼソウ、シロヨメナ、ツルリンドウ、イヌショウマ、ミカエリソウ、タカサゴユリ、ヒガンバナ、ヨウシュヤマゴボウ等々。
 所々、其処ら中に一杯落ちてる小ぶりの栗を拾ったり秋を感じた山旅でした。急な計画にもかかわらず、参加して頂きまして、参加者の方々に心より感謝いたします。
10 2 野坂岳 中止
10 1~2 天狗山
聖山
笠原、狩野、藤波、牧野、湯浅、吉田、他1名 1日 小牧5:00→8:40馬越峠9:10→10:05天狗山10:39→11:28垣越山11:52→12:45男山1:340→17:05峠P
2日 三和峠10:10→聖峠11:00→11:33聖山12:20→13:08峠P
 今夏は天候不順で双六岳も唐松岳もオジャンになり消化不良気味だったので本格"秋"が来る前にどこか遠出したく、信州百名山のこの2座を計画した。サイコーの天気に恵まれた2日間。天狗山は馬越(マゴイ)峠から。吹く風はヒンヤリ秋の気配で気持ちよく急登を順調に大展望の天狗山へ。これなら行けると全員で更に進み、垣越山までが半端ない岩場のupダウン。目的の男山までは若干歩き易くなったものの、山頂が近づくにつれ幾つピークを越えたことか。男山からは八ヶ岳の峰々が近く槍や富士山も遠望出来た。
 しばらく休んでいるとダイレクトと呼ばれる反対側からの尾根をクライミングしてきたグループが現れたので写真を撮って貰い下山。垣越までの道に紫の高貴な色香を放つトリカブトの群生、天狗山までは黄色の小花ヨモギ科のかわいい花がズーッと見送ってくれた。後で調べたらイワインチンと言う花だった。
 終わってみれば8時間の行動。山頂でゆっくりしすぎたと反省です。起伏がありナカナカにおもしろい山だったが、余りに疲れた体には相木荘のヒビールとトレトレの松茸吸い物が身に染み入りバタンキュー。聖山は昨日と打って変わり高原の林の中の優しい道。1時間ほど歩いた山頂には立派な一等三角点。青空一色の大展望を楽しみ下山にかかると四賀の実さんから電話。栗拾いに寄らせて貰い再会が嬉しかった!!
2日間の青空と、相木と四賀の温かい人達、70~80代主流のパーテイの皆様に大、大感謝です。 
10 1~2 南駒ヶ岳
越百山
片田、佐々、松本 10/1 小牧6:00→伊奈川ダムゲート前駐車場8:20→ダム上駐車場8:52福栃平9:49→13:45越百小屋
10/2 小屋5:30→6:22越百山6:30→7:55仙涯嶺8:02→9:35南駒ヶ岳10:10→北沢尾根三角点12:08→14:40四合目14:52→福栃平15:17→駐車地16:30→17:10小牧
10/1 伊奈川ダムゲート前駐車場には15,6台の車。ゲート付近に停める余地はなく、ゲートより200m位手前のスペースに駐車。ここから福栃平登山道入口まで長い林道歩き。登山道はずっーと森林の中で、展望のきくところはほとんど無く、地味~に疲れます。この日のゴールである越百小屋が見えたときはホッとする。越百小屋はこの日の泊まり客が12名で一杯の日本一小さいかわいい小屋。親切でとても感じの良いご夫婦で切り盛りして見える。この小屋の良さは、ご主人はもちろん、トイレが綺麗!食事が家庭的でおいしく心がこもっている。!泊まり客も自然と仲良くなってしまう!ちなみに、一泊二食で10500円、キャンセル料は取らない。他の山小屋と比べてみてもなんと良心的なことか!!!
10/22日目もすばらしい天気!越百山山頂から次に向かう仙涯嶺、南駒ヶ岳がよく見える。岩がごつごつして手強そう。でも、存外近くに見える。が、やっぱりどちらもそれぞれ1時間以上かかるし、けっこう迷いやすいルートです。圧巻は南駒ヶ岳からの眺望。南アルプスがぜ~んぶ。富士山も塩見岳の横から顔を出している。八ヶ岳がぜ~んぶ。北アルプスが乗鞍岳から穂高までよく見える。そして、御岳がで~んと。その背後に白山。いつまでも見飽きない。なんと頂上に45分も時を過ごしてしまった。
 さて、いよいよ下山開始。下山路の北沢尾根は5時間以上かかる。下山開始すぐは岩場の連続で適度にスリルが有り、しかもルートがわかりにくい。さらに、ハイマツが登山路に覆いかぶさっているところが多く歩きづらい〔でも、雷鳥に出会った。びっくり!〕さらにまた辛いのは、樹林帯に入ってからの眺望のない長~い下り。そして最後6km以上の長~い林道歩き。疲れました・・・が、すばらしい天気と眺望。すてきな山小屋のおかげで充実した山行になりました。
9~10 30~2 鹿島
槍ヶ岳
爺ヶ岳
栗木、
他7名

9/30 小牧市役所19:15→23:10信濃大町駅23:20→23:50柏原新道登山口駐車場

10/1 登山口5:15→ケルン6:40→8:55種池山荘9:10→10:30爺ヶ岳南峰→10:55中峰11:30→12:15冷乗越12:20→12:35冷池山荘
10/2  冷池山荘5:00→6:05布引山→6:50鹿島槍南峰7:15→7:40北峰7:50→8:35南峰→9:50冷池山荘10:10→12:25種池山荘12:45→14:20ケルン14:30→15:10登山口→15:40薬師の湯16:20→22:50小牧市役所
 平成3年の7月からスタートした第5期の登山学校上級クラスの卒業山行。例年ならば6月から7月が卒業山行の時期であるが、今期はインドヒマラヤ遠征のために10月の実施とした。幸い、願ってもないような晴天に恵まれ、秋の山を十二分に楽しむことができた。爺ヶ岳までの日帰り登山者が多く、登山道はスタートから列をなして登る状態であった。爺ヶ岳を過ぎるとさすがに人は減ったが、冷池のテント場は超満員、山小屋もほぼほぼ満室状態であった。
2日目の鹿島槍は3時間予定が、2時間で登頂。北峰もピストンして下山。爺ヶ岳の登り返しが辛かったが柏原新道もスムーズに下山。薬師の湯に立ち寄り帰路に着いた。休日になると恵那山トンネルの工事渋滞がマンネリ化し、当日も2時間30分の渋滞と電光掲示板に表示されていたので、飯田山本ICで降り、清内路峠を越え、中津川ICに迂回し、スムーズに帰ることができた。

9~10 30~2 笠ヶ岳 栗本、中弘、中博、渡邉、國井 9/30 稲沢市10:30→13:20新穂高駐車場→15:10わさび平小屋
10/1 わさび平小屋6:00→笠新道登山口6:10→10:25杓子平11:10→14:25笠ヶ岳岳山荘14:45→笠ヶ岳山頂15:30→山荘
10/2 笠ヶ岳山荘6:20→7:50抜戸岳→11:25弓折岳11:40→12:35鏡平山荘13:15→16:10わさび平小屋16:30→17:45新穂高駐車場18:00→20:50稲沢市
1日目 平日なのに駐車場は満車状態。一台分空いてたのでラッキーでした。準備して登山届を入れ出発。時々、熊出没のブリキを叩きながら宿泊するわさび平小屋に着く。
2日目 週末のお天気が久しぶりに快晴の予報で登山者が多かった。皆さんこの天気の登山を楽しみにしていたんですね。笠新道登山口からは思ってた通りのジグザグの急登です。覚悟はしていましたがキツイ。時々見える槍ヶ岳、穂高連峰、乗鞍岳の山々がくっきりと見えてしんどさも忘れさせてくれる。杓子平に着くと、一気に前方の視界が開け目の前に笠ヶ岳が、元気が出る。それにしても遠いなぁ~。
 杓子平で昼食を済ませ、いざ出発。RさんKさんが引っ張ってくれて予定通り笠ヶ岳山荘に到着。時間があったので荷物デポして山頂へ。山頂はガスっていて眺望は残念でした。
3日目 笠ヶ岳山荘から弓折岳の稜線からは黒部五郎岳、双六岳、槍ヶ岳、穂高連峰と絵葉書のような絶景です。鏡平山荘では暑かったので名物のかき氷に満足の笑顔です。鏡平では、どこから見てもカッコイイー槍をバッグに槍ポーズでパチリ。わさび平小屋で休憩して駐車場へ。
 無事に下山の予定でしたが小池新道あたりで私(栗本)が転んで骨折してしまいました。RさんKさんにシップとテーピングで応急処置をしてもらい歩いてる途中でわさび平小屋のトラックにセンターまで乗せてもらえました。ケガをした反省として自分のペースを知り身体の具合を整える事を怠ってしまいました。まぁーいいかぁーの考えはケガをしてしまうことにつながるので今後気をつけていきます。同行して頂いた皆様にはご迷惑をかけてしまったことお詫び申し上げます。又、手当して頂いてありがとうございました。
9~10 29~2 鷲羽岳
水晶岳
粥川 9/29 稲沢10:30→16:00深山荘前P(車中泊)
9/30:新穂高駐車場5:50→6:00わさび平小屋→7:40秩父沢出会→10:00鏡平山荘→11:10弓折乗越→12:30双六小屋13:05→14:05双六岳14:20→15:05双六小屋(泊)
10/1 双六小屋5:30→7:40三俣山荘8:00→9:10鷲羽岳9:25→9:56ワリモ岳→10:55水晶小屋→11:40水晶岳11:55→12:35水晶小屋12:55→13:30岩苔乗越→15:10三俣山荘(泊)
10/2 三俣山荘5:35→6:30三俣蓮華岳→8:10双六小屋→9:50鏡平山荘10:10→11:33秩父沢出会→12:35わさび平小屋12:55→14:00新穂高駐車場
 深山荘近くの無料駐車場は、平日にもかかわらず満車状態なるも運よく止めることが出来た。夜は満点の星空、登山者指導センターのトイレも凄くきれいでありがたい。
 天候に恵まれ新穂高駐車場を足取りも軽やかに出発。思ったより早く 双六小屋に着いたので、受付を済ませて双六岳をピストンした。2日目は、双六岳巻道分岐でご来光を拝み三俣山荘で受付を済ませ鷲羽岳、水晶岳へと向かった。双六岳方面からの鷲羽岳の雄大さに心を奪われまた、何処に居ても槍ヶ岳が見守ってくれている様で元気がもらえる。水晶岳からの帰りは、鷲羽岳を通らなく黒部の源流の碑がある沢筋を通って三俣山荘に戻った。山荘では約2時間に亘り北海道100山を登った方、湯俣から開拓中の伊藤新道を通って登って来た方、数日三俣で幕営しているとのヤマヤ諸氏の自慢話を肴に美味しいお酒をたしなんだ。
 また、夜はNHKのBSで以前放映された山荘主の伊藤圭さんたちの「黒部の山賊」のビデオやスライドを楽しんだ。3日目は三俣山荘から三俣蓮華岳、中道を利用し双六小屋を経て下山した。
 連日素晴らしい晴天に恵まれ、光とともに刻々と変化する北アルプスの峰々の眺望、黒部源流近くの白樺やナナカマドの紅(黄)葉が特に綺麗でした。また、多くの方から登山に関する様々な経験談も聞くことができ充実した山行でした。
9 27~29 光岳 中止
9 27 南木曾岳 寺西、中弘、中博、佐々、湯浅、吉田、野村、松本、藤波、長谷、諸橋 岩倉5:00→7:00南木曽岳山麓避難小屋07:14→7:34南木曽岳登山道入口→8:02下山道分岐→10:12南木曽岳10:15→10:27南木曽岳避難小屋11:54→12:21摩利支天12:29→13:59下山道分岐→14:30南木曽岳登山道入口→14:55男滝→15:03南木曽岳山麓避難小屋→18:30岩倉
 Tリーダーによる山講座も第7回となり、今回は「持ち物チェックと秋山歩き」が目的です。まず登山口で荷物の重量チェック…だいたい6キロから9キロほどの荷物です。体力に自信がない人、できるだけ荷物を軽くしましょうね。(でも、登山地図やシュリンゲ・カラビナなど…必ず携帯するモノは持ちましょう)
 先頭を交代しながら…歩くペースを確認して…足の置き方などアドバイスされながら…休憩は何度もとるけど長くとらず…そんなこんなで…山頂です。山頂の展望はないので、先に行きます。避難小屋の横に新しいトイレができていました。小屋の上の展望台からは中央アルプスがきれいに見えます。ココでランチのあと講習会をしました。
 リーダーの持ち物を見せてもらったあと、救急セットの話題になり…薬剤師さんと医療従事者の救急セットを見せてもらいました…さすがいっぱい薬を持ち歩いていますね。「ケガした人の血を触ってはいけないので手袋を持ち歩く」という話は初めて聞きました。なるほど…。
 そのあと、チェルトの使いかたとロープワークをやりました。簡易ハーネス…毎回やっていますね…何度も参加されている人はもう完璧です。2時間ちかく過ごしたあと、摩利支天に行きます。大岩に一人づつ登って…景色を楽しみました。下山道もゲキ下りの木の階段…ちょっと難儀な道でした。駐車場に戻る前に、近くの「男滝・女滝」を見学。
 駐車場で解散のころ、雨が降り出し…今日の運の良さを感じました。今回テーマの「秋山」にはまだ早く、ちょっと色づいたマルバマンサクが見えたぐらい…。紫のリンドウがいっぱい咲いていました。今回はお花のセンセーがいたの教えてほしかったのですが、他にあまり咲いてなくて…ツルニンジンが新鮮だったかな。
 駐車場で、温泉に行く組と直帰する組に分かれ解散しました。中津川で「栗きんとん」を買って直帰しましたが…5時に岩倉着予定が、小牧ICあたりのリニューアル工事で中央道から大渋滞…6時半に岩倉到着でした。温泉組の渋滞もすごかったことでしょう…運転手さん、お疲れさまでした。12回予定の山講座も残りわずか…Tリーダーがんばってくださいね。(佐)
9 26 御在所
ヴィアフェラータ
川瀬、松本、藤浪、林
9 25 平成山
高曝山
片田  高沢山:高沢観音駐車場を出発。境内を通って登山道に入る。山頂には展望は無いが、100メートルほど先で展望が開ける。白山や御岳も見えると案内板には書いてあったが、今日は残念ながらでした。駐車場に戻ると車が一杯。自分が停めた時は6,7台だけだったのに。下の第2駐車場も。今日は高沢観音で何か催し物でもあるのか?とにかくすごい人出です。
 平成山・高じゃれ山:平成山は山頂を示す木札がなければ通り過ぎてしまいそうな地味な山頂。展望無し。高じゃれ山に向かう。途中の平成山展望台と名付けられた三角点のある場所が、展望が開けて気持ちが良い。正面にこれから向かう高じゃれ山が見える。この先40分くらいで高じゃれ山山頂に着くが、アップダウンを繰り返し、けっこう急登が続くので歩き応えあり。山頂は残念ながら展望無し。
9 25 九鬼町 頂山 牧野、笠原、甲斐、狩野、湯浅、友1名 岩倉6:00→9:30九鬼コミュニティセンター→11:15山頂(2等三角点)12:10→12:30ハカリカケ岩12:45→14:00大配海岸14:25→16:00コミュニティセンター16:30→20:00岩倉
 コミュニティセンターに駐車しセンター横の坂道が登山口、右まわりで周回です。この日は快晴で暑く無風に近い、道は比較的安定していてゆっくりと登る。うっそうとした原生林の中、苔むした岩が各所にありシダ類も多く暖地性植物が繁っている。
 山頂は展望なし、ここで昼食をすませハカリカケ岩へ往復する。ここからの眺めは必見、次は今人気のオハイへと向かいます。途中から水量の多い見事なナメ滝あり海岸へと音を立てて流れていきます。オハイは広い岩場から熊野灘を眺め断崖絶壁の下には紺碧のオハイブルーが見られる。
 頂山は低山とはいえ奥深く趣きのある山、ハイキングとは言えず9.1キロの道程でした。まだの人ぜひお出かけ下さい。
9 24~25 御座山 中止
9 23~25 大山
蒜山
加藤、渡邉、野村、中博、村林、長谷 9/23 岩倉8:40→名神・北陸道・舞鶴道→鳥取→17:15大山NパークP 緑荘(泊)(453.6k)
9/24 大山NパークP5:51→6:18大神山神社奥宮→7:36分岐→7:55六合目避難小屋8:13→8:58八合目→9:16弥山10:20→11:24六合目避難小屋→12:26阿弥陀堂→12:44夏山登山道入口→駐車場→豪円湯院15:20→15:45鍵掛峠→蒜山下見→某所(テン泊)
9/25 上蒜山登山者P5:56→6:24上蒜山登山口→7:51八合目槍ケ峯→8:15上蒜山8:32→9:16中蒜山→9:38フングリたわ→10:16下蒜山→10:50雲居平→11:13犬挟峠11:38(taxi)→登山者P→蒜山IC→12:40蒜山高原SA14:00→中国道・新名神・東名阪-稲沢→岩倉22:00(走行距離約930k)
 当初山形県の朝日連峰を計画するも、台風15号の影響で土日に晴予報のある、鳥取県岡山県の大山・蒜山に出発前日に最終変更。初日は雨模様の中、日本海のリアス式海岸を愉しみつつ進路は西へ。雨降りのテント設営を避け、当日朝一に登山者P目の前の民宿 緑荘を予約でき偶然にも以前、Hさんたちが宿泊したとこで、ジンギスカン料理で腹を満たし早々と爆睡。
 中国地方の最高峰、伯耆(ほうき)富士の異名をもつ大山は見る方向によって様々な顔があり、山体は脆く、南壁と北壁を分ける頂稜は崩落が頻繁で危険なため、弥山頂上から先の縦走路は侵入禁止。弥山への登山口は二つあり、ド迫力の北壁眺望を期待して行者コースを登り、下りは最も賑わう夏山登山道を選択。共に登山者が集中するため、オーバーユースにより荒廃した登山道や周辺環境を保護するため、木道等数多く設置され、自然保護の観点から登山を楽しむ事が大事。
 まずは、大神山神社奥宮に向かい石畳の参道を登る。安全登山を祈願し、さぁ森の中、頂きを目指そう!出発時点から中腹から上はガスに覆われ、期待した北壁はここでは望めなかったが、ブナ林の中、五合目上部で夏山登山道と合流するまで登山者も少なく静かな登りを味わうことが出来た。夏山登山道と合流すると、登る人、下る人の賑わいだ。木道以外は山道も狭く、すれ違い時はしばしの休憩ととらえるのが一番かな。眺望がいい六合目避難小屋(トイレ無し)に到着した時は、ガスで残念でしたが、休憩しているうちにガスの合間から少しづつ稜線が見えてきて弥山山頂も姿を現してくれ心躍る想いだ。
 青空の範囲も多くなってきた!八合目まで来ると秋空と雲海がとにかく素晴らしいの一言だ。展望ポイントからは西北側からのド迫力北壁が目の前に迫ってくる。弥山への山道、剣ケ峰に至る岩の稜線、何度見ても見飽きる事の無い景観だ。大賑わいの山頂にとうちゃこ。段差のある広いウッドデッキが実に有難い。写真撮ったり雲海を眺めての食事に売店トイレも含め、ゆったり贅沢な時間を1時間以上も過ごせ感謝。売店にて入山協力金¥500を支払うとスタンプ付きカードを頂きました。大山の「一木一石運動」記載有り。頂上に緑を取り戻すため、登山者に崩落した石を持って登頂してもらう運動とのこと、知ってたら持ってったのに~?!(石は南光河原P入口有り)
 下山開始は山頂直下のダイセンキャラボク群落を囲む様につけられた周回歩道を下界と雲海、その先の水平線を眺めながら下ります。下りは夏山登山道で、途中渋滞も普通です。避難小屋泊装備の登山者も見受けられ、早朝の展望はさぞ天国の様かな。西日本最大級のブナ林をたどり、最後は阿弥陀堂にて、無事下山を感謝し、下山完了。
 豪円湯院にて、さっぱりし、腹ごしらえも済ませ、途中の鍵掛峠からは大山南壁を展望しつつ明日の蒜山三座に備えるべき下見、買い出しに移動。秋の花々、ケシロヨメナ、アキノキリンソウ、トリカブト、イヨフウロ等。大山、距離7.3k6時間53分(内休憩1時間45分)累積標高1000m
 蒜山は岡山と鳥取の県境上にあり、ほぼ全域にわたって展望がよい二百名山です。南に広大な蒜山高原、北側には大山を囲む山々などの展望が広がりそれらを満喫しながらの尾根歩きが楽しめます。当初の計画では全員で、最高峰の上蒜山~中蒜山~下蒜山と縦走予定でしたが、山行時間短縮の為、最終的に加藤以外は中蒜山から下山、加藤は途中から先行して三座縦走後、タクシーで車回収後、ほぼ待たせることなく、中蒜山登山口で合流致しました。
 山道は全域にわたり、粘土質で、ドロドロではないものの、特に下り坂、中でも石に付着した苔と相まって、非常に滑りやすく皆さん難儀されてた模様。情報では中蒜山からの下山道は特に滑りやすく大変だったとの事。道中、特に下蒜山からの大山の眺望が素晴らしく、今後蒜山に登られる方には絶対に外してほしくないルートです。
 三座縦走はアップダウンもさることながら、大山方面の展望が素晴らしすぎて、また草原の稜線漫歩にそそられ、一度は断念した縦走ですが、草原の中を続く山道を眺めているとどうしても、あきらめきれず先行して行かせていただき、皆さんに感謝です。蒜山は、樹林帯以外は日陰が無く、水場もないため、その点夏場は特に対策が必要です。盛りだくさんの花々に感謝です。ヨメナ、ツリフネソウ、シラヤマギク、ミゾソバ、アキノキリンソウ、ワレモコウ、ヤマハッカ、マツムシソウ、リンドウ、ツリガネニンジン、ママコナ、ナデシコ、ツルニンジン、ヤマハギ、ヤマラッキョウ、イブキトラノオ等々。
3日間、同行して下さった皆さんに心より感謝致します。直前の行き先変更にも対応いただき感謝しか御座いません。帰途の事故渋滞で疲れましたが、最高の山旅となりました。蒜山 距離10.5k(三座) 時間5時間16分(内休憩45分)累積標高1171m
9 23 三ツ瀬
明神山
中止
9 18~20 唐松岳 中止
9 17~18 常念岳 中止
9 16 伊吹山 川瀬、野村 上平寺ルート登山口9:44→10:22京極氏遺跡→10:46弥高山→12:00六合目避難小屋→13:39伊吹山14:20→15:02六合目避難小屋→15:52弥高山→16:12京極氏遺跡→16:38上平寺ルート登山口
 久しぶりの晴天 前々から行きたかった伊吹山弥高尾根、緩やかな樹林帯は時々風もふき、弥高山まで小1時間。こんな楽に伊吹山へ行けるのかとおもわれた。痩せ尾根のトラバース道や、フィックスロ-プが張られたヒヤリハットが3箇所、急な崖をよじ登ると6合目避難小屋に、上平寺ルートの醍醐味とも言える、この開けた平原に出る前方に、伊吹山がデンと構え眼下に琵琶湖、上野登山道が見える。6合目登山道に合流すると、ああやっぱり鍛練の伊吹だと暑い。
 今年は雨のせいか、登山道がかなり崩れている。気合いを入れてゆっくり頂上目指す。山頂レストランで蕎麦を食べ、樹林帯 日が暮れては嫌なので急ぎ足で下山する。行きも帰りも誰にも会わず、駐車場も1台だけ、1人で来るには淋しいコース、まあ2人して気持ち良く鍛練でき、嬉しかったです。
9 11~14 悪沢岳
荒川中岳
赤石岳
粥川 11日:稲沢9:00→13:50畑薙駐車場15:00→16:05椹島ロッジ(泊)
12日:椹島ロッジ6:15→8:16小石下8:35→11:56駒鳥池12:07→12:50千枚小屋(泊)
13日:千枚小屋4:45→5:15千枚岳5:30→6:00丸山→6:27悪沢岳6:47→7:46荒川中岳7:56→9:00荒川小屋9:31→11:17小赤石岳→11:45赤石岳12:03→14:52赤石小屋(泊)
14日:赤石小屋5:28→8:32椹島ロッジ10:30→11:32畑薙駐車場
 北アルプスの水晶岳方面へ向かう予定を、より天気が安定しそうな南アルプスに決定。人気の赤石避難小屋は予約が取れなく千枚・赤石小屋の2泊3日、2日目が長丁場となり厳しそうで不安を抱き出発。
1日目は青空の下千枚小屋へ。13時頃の着で登山道を抜きつ抜かれつした山形・千葉・長野県の6人の方々と小屋前のベンチでお酒を飲みつつ楽しい会話で盛り上がる。
2日目は千枚岳でご来光を拝み、正面には悪沢岳・赤石岳、右には間ノ岳、甲斐駒ヶ岳、振り向けば雄大な富士山と360度の大展望に感動。
 小赤石岳までの登りは疲れたが涼しい風と富士山や南アルプスの山々に背中を押され、まさに「稜線の空中散歩」を楽しんだ。
3日目も快晴で山小屋の人の話では「このように快晴が続くのは今年で初めてです。」とのこと。この日は下山だけで早くロッジに到着したので、14時発の送迎バスを10時30分発に変更し、畑薙駐車場から近い白樺荘にて、お風呂と食事をして岐路に着いた。
9 11 小八郎岳
烏帽子岳
佐々、大野、片田、桐山 小牧5:00→6:50鳩打峠7:02→8:03小八郎岳8:10→9:17セキナギ→9:35飯島ルート・小八郎ルート分岐→9:56セキナギ(上部)→11:17烏帽子岳12:07→13:03セキナギ(上部)→13:16飯島ルート・小八郎ルート分岐→15:10鳩打峠~温泉~18:00ごろ小牧
 日帰りで中央アルプスの念丈岳をめざしました。小八郎岳まではるんるん…小二郎だの小三郎だのかわいい標識を数えて・・・小八郎岳山頂に到着。マツムシソウが咲き乱れ、南アルプスや八ヶ岳の展望がいい山頂です。
 しかしこの暑さ…しかも天候不順やケガでまったく山に行ってないメンバーたち…烏帽子岳山頂直下の烏帽子岩を登り切ったころにはヘロヘロになる人が…。「せめて池の平山まで行こう」などと言われましたが…ヘッデン2つ用意して11時間行動を覚悟の念丈でしたが…烏帽子岳山頂までで許してもらいました。
 ゆっくりランチして降りました。元気な人はまた小八郎岳を登り返して降ります。予定より早く下山したので、清流苑で温泉に入り、松川インター近くの農協で果物を物色して帰りました。登山口のマップを見ると、越百山~奥念丈は登山道が整備されたようです。
 念丈~奥念丈の藪を偵察できなかったことが残念…。このあたりまた歩きに来ましょう。烏帽子岳までしか行けない体力で…ごめんなさいでした。
9 11 八ヶ岳
大同心稜
川瀬、松本 美濃戸口登山口3:30→美濃戸北沢南沢分岐4:30→赤岳鉱泉6:30→大同心8:00→横岳(奥の院)9:00→地蔵の頭10:30→行者小屋11:30→赤岳鉱泉12:00→14:30美濃戸口登山口
 ベッドランプを付けての歩きは自然に遅くなるが、まあまあコースタイムで鉱泉に着く。この、晴天、テン場はびっしりテントが張られてる。登山者も多く賑やかだ。
 大同心沢に沿って樹林帯を急登する。大同心基部に着くまでの急登が今日のコースで一番苦しい。基部に上がると間近に、硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳が迫る。小同心との分岐までは危ない箇所もあり、慎重に行く。後はルーファイのみ、正しければさほど難しくないと、思った。
 今日は珍しく大同心雲稜ルートを2party5名、小同心クラックを2paqtyp6名登るのを目にした。
 mさんは初めて見るアルパインクライミングに釘付け、長い時間2人ともボカンと見てた。稜線では、富士山がやけに大きく見え、そよ風もふき気持ちよかった。15時前に下山できたので美濃戸口のJandNでゆっくりcoffee timtimeもとれ、犬のマロにも会えたり、真剣なクライミングも見れたりと充実した大同心稜でした。
9 11 老梅山
黒屋山
藤波、桑原、中博、野村、長谷、湯浅、吉田、他5名 苧ヶ瀬池公園8:00→8:30東香寺8:45→座禅岩9:15→老梅山10:15→爺岩11:00→12:00鏡岩12:50→14:00黒屋山14:10→お堂15:00→15:50東香寺16:15→17:00苧ヶ瀬池公園
 低山ながらなかなか面白いお薦めの山です。暑い日だったので時間がかかりましたが、尾根上には奇岩がいっぱい!座禅岩、八畳岩、烏帽子岩、屛風岩、爺岩、鏡岩、クジラの背岩等々。
 ピークも老梅山、青之木城跡、椎倉山(椎倉城址)、黒屋山(三等三角点)と、アップダウンを繰り返しながら変化に富んでいます。南側からは各務原アルプスから金華山、北側は木の葉が落ちれば御嶽山が見える展望のよい山です。ヒカゲツツジの葉が尾根上にずーっとあって、その時期はさぞやと思われます。
9 11 山伏 加藤、渡邉、國井 岩倉4:45→駐車場8:22→8:45西日影沢登山口→9:38大岩→10:40蓬峠→11:161650mのベンチ11:24→1750mのベンチ→12:16縦走路出合→12:24山伏13:0→14:13蓬峠→15:26登山口→15:46駐車場→黄金の湯→20:00岩倉
 山伏(やんぶし)は、梅ヶ島温泉の上を起点として静岡市南部で駿河湾に流れ込む安部川源流を取り巻く山々の最高峰で唯一の2000m峰。駐車場は3か所あって(この日は計15台程)一番奥の駐車場に気付かず真ん中の駐車場に停めた為、20分程林道を歩いた。
 登山口からは、最初は沢沿いに涼しい気分の中、渡渉を重ね実に気持ちのいい山道です。蓮峠を出た所でニホンカモシカと遭遇。目の前の斜面を驚いてか駆け上がっていった。途中、迫力ある大谷崩の眺望が目の前です。周回でいつか巡りたいコースですね。
2か所のベンチ箇所を抜け、牛首方面分岐を過ぎれば、山頂は目前です。山頂手前のヤナギラン(見頃は8月中~下旬)防護柵を過ぎると2014m山頂に到着です。山頂から東方の富士山眺望は、ガスの切れ間から、かろうじて山頂部分が木の間から見えただけ。広い山頂ではおばちゃん1グループが歓談してただけで、のんびり腹ごしらえ出来ました。北方には南アルプスを望むも、所々雲に阻まれちと残念。
 下山後は黄金の湯にて、スベスベの湯を満喫、超オススメの温泉ですよ¥700。急な計画にもかかわらず参加して頂き、有難う御座いました。この日早朝に登った人のヤマップには紺碧に浮かぶ富士の雄姿、なんと素晴らしいことか!山は早朝が一番やね~。
9 7~11 荒川三山 他 中止
9 10 奥穂高岳 諸橋 新穂高4:00→10:15奥穂高岳→15:30 上高地
 当初の予定では白出ピストンでしたが、予定を変更して新穂高から白出経由で奥穂高岳へ登り、涸沢・横尾経由で上高地へ下山しました。
 今年通れるようになった白出。穂高岳山荘の方々のご尽力には感謝しますが、もう少し人が通らないと、道が安定しないと思います。白出出会いからは登山道まで迫り出す笹藪。重太郎橋(木の柱を2本束ねて掛けたもの)から荷継小屋までが崩落箇所でしたが、谷を削って足場と鎖を取り付けたもの。足場はザラザラで、とても安定しているとはいえなかった。荷継小屋から穂高岳山荘まではガレガレの沢をひたすら詰めて行くけど、1mくらいの大きさの岩が浮石になっていてとても不安定。8割くらい浮石で不安定で、石のないところはザレザレで歩きにくい。白出出会いから穂高岳山荘まで、一人も出会わなかった。
 下山は白出を考えていたけど、あまりに歩きにくいため却下。穂高縦走か重太郎新道を考えたけど夕方から雷雨予報なので却下。消去法で上高地へ下山し、バスで新穂高まで戻りました。
9 4 籾糠山 吉田、甲斐、安藤、笠原、狩野、藤波、湯浅、中博、野村、粥川、友1名 小牧6:00→天生峠P9:00→カラ谷登山道10:00→籾糠山山頂12:30→13:00→天生峠P15:20→温泉→小牧市役所19:30(19:00温泉なし)
 (飛騨河合より)天生峠Pがら空き。トイレを済ませて登山口にて協力金500円払う。登山口より熊よけ鐘を鳴らし、天生湿原木道東回りからカラ谷登山道ルート→山頂に向かう。
 湿原は高山植物がいっぱい…エゾリンドウ、ウメバチソウ、シラヒゲソウの群生の美しさに感動。未踏の私は中々前に進めず足を止めて写真を撮る。美しいブナの木から青空。頂上でゆっくりランチ。記念写真を撮る。
 下山は分岐よりブナ探勝路から整備された木道で歩きやすい。トイレ、靴洗い場あり。帰路は温泉組と別れ家路に着く。初めての私は籾糠山を魅了。好天に恵まれ楽しい山行でした。運転、参加者の皆様、有難うございました。
9 3~4 奥穂高岳
西穂高岳
諸橋、川瀬、松本 9/3 奥穂高岳登山口を数十分登ったところで山行を断念し、引き返しました。
曇り~15時頃に雨予報の為、出発時間を4時に早めたのに、予報に反して出発と同時に雨・雨・雨。3時間以上も雨の中を登り続け、とうとう靴の中までもずぶ濡れになり・・・この先はムリと判断しました。
9 2~5 白峰三山 中止
9 2~3 奥大日岳
大日岳
中止
8 29~31 双六岳 中止
8 29 美しノ森山
天女山
笠原、狩野、安藤、牧野、吉田  美しノ森山1542、5M~天女山1528、9M に行ってきます。
 小牧6時ー9:00美しノ森pー9:30美しノ森山ー10:00羽衣池
 ー12:00天女山13:00ー15:00美しノ森Pー19時小牧
8 28~30 広河内岳 藤波、湯浅 8/28(日)岩倉5:00→9:00奈良田駐車場9:30→大門沢小屋14:20
8/29(月)大門沢小屋6:00→10:30大門沢下降点10:45→11:15広河内岳12:00→大門沢下降点12:30→大門沢小屋1::00
8/30(月)大門沢小屋6:15→奈良田駐車場9:50→温泉→岩倉17:30
3日間とも天気に恵まれたのが何よりもよかった。1日目大門沢小屋までの上りは吊り橋3、渡渉5か所、おまけに急登でかなり緊張したが、早目に小屋へ着いたのでゆっくり疲れをとった。
2日目青空の元、下降点を目指す。昨日より更に急な道が続く。木の根、石ころの多い道で難渋する。途中ご褒美のようにきれいな富士山が顔を出す!やっとの思いで下降点の黄色い櫓に着く。そこからは大展望が広がっている。眼前に3年前に行った塩見岳、仙塩尾根、そしてこれから目指す広河内岳の稜線。
 一息入れて出発。念願の広河内岳の立派な山名板に感動。この稜線へは誰も来ないので二人占め。のんびり休憩して帰路に着く。3日目曇り空。昨夜雨が降ったので増水してないか心配だったが、あまり変化はなく無事に渡渉を終え快調に下山する。第一発電所からは平日のため10トンダンプがどんどん通る。どうやらリニアの工事も関わっているようだ。
 このルートは3日間でたくさんの登山者に出合ったが農鳥岳を目指すか、白峰三山からの下りの方ばかりだった。ともあれ、想像以上に厳しい上りで事前に様々な方から助言をいただき、ご心配もおかけしましたが、無事登頂できてほっとしています。
8 22 御嶽山 寺西、野村、吉田、藤波、湯浅 岩倉体育館4:00→濁河温泉8:30→10:40のぞき岩避難小屋→13:00飛騨頂上→14:30のぞき岩避難小屋→16:22濁河温泉
 登山道が濡れており注意して歩きます。ペース作り歩き方を練習します。避難小屋ではツエルト使用体験。しばらくして暑さから足攣り出て他メンバーと別れ寺西と下山。濁河温泉で集合して帰路に着きました。今後の山行に少しでも役立てば幸いです。
8 22 木曽駒ケ岳 佐々、他1名 千畳敷駅9:32→10:20乗越浄土→10:48中岳→11:22木曽駒ヶ岳11:32→12:34乗越浄土→13:20千畳敷駅
 木曽駒ケ岳ロープウエイの信州割りが(今は「日帰りランチ割」という名称です)8月いっぱいまで延長されたので…晴れ間を信じて出かけてきました。
 盆休み明けの平日なので空いていると思い、現地7時到着したら…まさかのバス待ちの長い行列…。1時間の行列でした。乗越浄土は登るのも渋滞…家族連れが多いようで…疲れた子供が道の真ん中で立ちどまる…さすが夏休み…。ガスであまり展望はありません。頂上小屋のテント場の下で雷鳥親子に遭遇…写真撮影会の様相でした。前回の将棋頭でも会ったし…ずいぶん雷鳥は増えているんでしょうね。
 宝剣の岩場を見た同行者は「宝剣に行くのはイヤだ」というので…木曽駒山頂だけで降りました。ランチと2000円のクーポン付きで3500円…確かにめっちゃお得ですね。クーポンを使いに「今錦」の酒蔵に行きました…秋まで延長してくれないかなぁ…。
8 21 龍王岳 川瀬、他2名 室堂登山口8:00→一ノ越山荘9:00→9:00龍王岳12:00→浄土山12:30→13:30室堂登山口
 天気 曇り 室堂から一ノ越へは1時間程の緩い登り、浄土山東斜面には所々雪渓があり、立山の雪の深さ、を感じる。悪天続きとコロナでか登山客は少ないが、山は刻刻と景色を変えチングルマもホウケ、草紅葉も始まり秋の気配さえ感じる。山荘は雄山登山で賑やかだ、列を作り登ってみえる。ここから見る東尾根は龍の背の如く突き出した岩稜が続いている。
 取り付までは、はっきりした分岐の派生が見え30分位で着く、見上げる岩稜はさほど難しくは思えないが、3ピッチ目まで、トップロープで行く。プロテクションは全て自然の岩やカムを使う。登り出すと、なんと、陽がさしだし晴天になる。有難い、一気に目の前開ける、一ノ越山荘に続く立山連峰、黒部湖への登山道、眼前の龍王岳、左側は垂直な龍王の南壁、凄い、この高度感と迫力、
 感動す、何度か佇む、岩はフリクションが良くきくのでザイルなくとも行けそうだが、用心して、ガイドコンテで行く。嬉しくて、カッカッ行く。浄土山からは雨模様、立山も雨、核心の東尾根だけ天気とは不思議な体験できました。
8 20~21 大滝山
蝶ヶ岳
中止
8 19 大日ヶ岳 粥川 ひるがの高原登山口7:55→9:20いっぷく平→10:50大日ヶ岳11:05→12:08いっぷく平→13:20ひるがの高原登山口
 大日ヶ岳には冬の時季にスキー場から二回登ったことがあるが、無雪期にひるがの高原から登るのは初めて。登山道は幅が広く、傾斜も緩やかでとても歩き易い。ブナの古木も多く癒され、トレーニング山行としては最高です。ひるがの高原登山口からの登山者は約10名で、頂上にはスキー場からの登山者が10数名居ました。なお、登山道で見つけた花の名前は、帰ってネットで調べたところヤマジノホトトギスとのことであった。
8 15~16 位山
船山
吉田、甲斐、狩野、笠原、他1名 15日 岩倉5:30→8:00天生峠通行止→11:00位山登山口→山頂12:50→ランチ13:00→13:30→登山口14:25→温泉→アララギ湖畔17:00
16日 アララギ湖畔8:30→船山山頂9:50→ランチ→岩倉15:00
 天候不安定の中、籾糠山登山口に向かい出発。天生峠登山口への道は通行止めに、迂回するには遠い。位山へ変更。
 林道終了登山口に向かい思推の山道から登る。巨石多く神秘的だ。山頂三角点確認するが眺望なし。近くの広場にてランチ。登山道は雨の後で滑り易いので慎重に下山する。カッパの必要無し。登山後は温泉に入りキャンプ地に向かう。
 野菜たっぷりのケイちゃん、Yさん持参ビールで乾杯。実に美味い。テント設置するも大雨で屋根付きに大移動。初めての私は先輩たちの行動の手ばやさに感心。2次会を終え就寝。早朝の雨で目覚める。Kさん手作り豪華モーニング、Yコーヒー、旬のデザート、美味しかったあ。途中100円トマト買い込み船山山頂までドライブ。三角点確認後、観光客いっぱいの、ひまわり園に立ち寄り、道中、天ぷら蕎麦ランチを食べ帰路に着いた。
(感想)ペルセウス流星群は観れなかったが初テント泊に参加でき感謝です。長時間運転手の甲斐さん、参加者の皆様お疲れ様でした。有意義なひと時をありがとうございました。
8 15 高尾山 加藤、他1名 相模湖駅→与瀬神社7:37→9:56明王峠10:23→10:50堂所山733m→11:52景信山727m12:18→12:45小仏峠12:57→13:14小仏城山670m13:44→13:59一丁平15:07→15:37高尾山599m15:47→16:44琵琶滝(6号路)→17:00登山口 距離15.4k、累積標高1162m
 天候は曇り時々晴、殆ど無風で、とにかく蒸し暑い。横浜に住む弟の案内で、4:40分弟宅を徒歩で出発。東戸塚駅始発で、2度ほど乗り換え、相模湖駅下車、途中コンビニに寄り、相模湖を見下ろす与瀬神社を詣り、登山開始。
 この日一番の標高差約250mをいきなり一気に駆け上がる。ここまでは登山者も非常に少なく静寂の中、ひたすらGO UP!やっとの思いで明王峠分岐に到着。天気が良ければ富士山眺望でしたが、残念。ここからは東に陣馬山、私たちが目指すのは西の高尾山です。この先は大小、小刻みのUPDOWNを何度も繰り返す尾根歩きです。
 まずは、30分弱で堂所山ですが、眺望は無く、次なるピークを目指します。1時間程で広大な関東平野を一望する景信山です。景信山は高尾山から陣馬山まで連なる奥高尾縦走路の中間にあり、眺望が良くコースも幾つかあり休憩ポイントとしても人気の山です。
 小仏峠経由で小仏城山まで約1時間。ここでも天気が良ければ富士山など見えるとのこだが、そこまでの眺望は無く残念。しかし、基本週末営業の茶屋が2軒とトイレがあり人気のかき氷で涼をとった。そこから15分で水道と休憩所トイレがある、一丁平です。ここで湯を沸かし、ハムと玉子焼きを具材にし冷やし中華を作って貰い美味しく頂いた。これでも十分贅沢なご馳走である。
1時間以上休憩した後、残り30分で、最後のピーク高尾山に到着です。時間も遅いこともありTVで見たほどの人だかりは無く、欲を言えばビールでもカッー!っといきたいとこでしたが、10分程で出発です。この時点で長年愛用のサロモンシューズの靴底裏ラバーが両足とも剥がれる状況で、途中引きちぎっての歩行はさほど問題なく、有終の美?となった。
 幾つもある下山コースから、途中プチ的な沢も通る6号路を選択、1時間15分程で、登山口に到着。この時間でも登ってくる人がいるわけで、山頂でのビアガーデンが目的か?何故かザック無しヌンチャクだけを持った黒のタンクトップの男性とすれ違ったが、恐るべし高尾山、いろんな奴がいるもんだ。
 出会った花々、アキノタムラソウ(薄紫)、キンミズヒキ(黄)、ヘクソカズラ(日の丸柄)、ヤブミョウガ(白)、ハエドクソウ(白にピンク3本線)、タマアジサイ(薄紫)等々、楽しませて頂きました。
 初の高尾山、熟知した弟のお陰で、楽しくも歩き甲斐十分な縦走漫歩が出来とても満足のいく登山日和となりました。
8 14~16 北穂高岳 川瀬、他2名 14日 河童橋14:50→17:30 横尾キャンプ場
15日 横尾キャンプ場2:00→5:19 涸沢ヒュッテ6:12→6:40 北穂南東陵分岐→13.10 北穂高小屋
16日 小屋5:35→北穂高岳と南峰より涸沢ヒュッテから上高地へ下山→14:30上高地バス停
3日間とも雨、14日は上高地街道は雨が降っても、平行道なので、まあまあ歩ける。涸沢テン泊の予定が、横尾の警備隊に、止められ横尾キャンプ場泊、雨は夜中まで降り続くが、1時頃やんだので、テント撤収し、まずは涸沢まで暗い中登る、この3時間は昨日に終わっていたかった。
 ヒュッテに着くと案の定雨がぽつりぽつり、装備を付け、合羽も着て南陵東陵分岐まで。ここからガレ場をトラバースし陵線へ上がるのだが、雨とガスで、全体の景色がはっきりせず、どこを、登るか探す。
 結局 這松 石楠花 不安定な岩が混じっても、出来るだけ、傾斜の少ない所を選びクライミングとなる。20mロープで6ピッチだったかな?リードの後を付いていく。1ピッチ目で雨が激しくなり、ビレイ中しっかり濡れる。歯がガクガクし寒いのか怖いのか、足までぶるぶるが止まらない。
 下を見ると垂直な壁もう降りる訳にはいかない、ブロテクションは頑丈そうな岩のみ、もう、2ピッチ目からどうも、何時もと違う。身体全体が力が入らないし、呼吸もハアハア足は靴のなかびしょびしょ、休憩すると寒くて、もっとしんどい。
 まだゴジラの背は遠い、体力もつか?ハアハア言いながら、クライミングやっと終了し、迫力ある岩陵上にでる。clよくもまあ、フリーでテン泊の装備を入れたデカイザックかついで登れるものだ。しかも、最後にはヘロヘロの、自分のザックも、もち、これくらい出来ないと、リードはやれんのだ。
 私など濡れたスリング外すのに、不安定な位置で足は震えぱなし、天気が良ければば、最高の、景色と軽やかな足どりが出来ただろうか?この悪天に、一歩踏み入れたばかりに、東陵は今までの登攀で一番の、試練に、なってしまった。
 有名な唯一残置スリングがある懸垂下降点へやっとこれ、難所も通過し小屋が見えてきても、身体動かない。亀の様だ、その内 キレットとの一般登山道と合流し北穂高小屋に着く。
 小屋の女主人に、急遽、宿泊頼む、キャンセル多くすぐoK、ずぶ濡れの私達をみて「早く乾燥室へ」と、言ってくれる。急いで入る乾燥室は、暖かく生きた心地がした。
3日目はやはり天気良くないので南岳あがりキレット行くの止め、上高地へ下山する。
 様々な初体験し、成長できたのか?おっかない気持ちが膨らんだのか?
8 14 福知山 中博、中弘、栗本 岩倉5:00→福地山登山道入口7:55→展望台9:49→10:05福地山11:00→展望台11:16→12:34登山道入口→温泉・食事→17:10岩倉
 天気予報が目まぐるしく変わる中、雨予報のない福地山に行って来ました。高速道路は大雨に振られたりやんだり、でも高山を出ると一気に晴れ模様。駐車場は空いており朝市でトマトを買ってスタート。杉の植林と自然林のつづら折りをひたすら登って行きます。分岐では尾根コース、下山は谷側コース。
 途中登山口出会った単独女性登山者が立ち止まっていました。たった今、熊が横切り笹薮の中を降りて行った、不安なので同行させてほしいとのこと。単独登山が多く山学会には興味があるが例会に出席しないといけないので億くうになっていまうと話されていました。
 展望台から焼岳、笠ヶ岳や穂高岳が見えるものの山頂は雲の中。山頂ではもっと隠れてしまい残念でした。でも、登山者は少なく静かな山歩きが楽しめました。山頂で食べたトマトは実に美味しかったし。
8 12~16 野口五郎岳
水晶岳
中止
8 11 八曽
(沢登)
藤波、加藤、林 亀割駐車場9:00→入渓9:30→10:40八曾滝12:00→八曾山14:30→15:00八曾滝15::5→駐車場16:00
 駐車場は暑いのに結構車が入ってくる。遊歩道には番号が振ってあり「2」を過ぎてから入渓。それ迄の暑さが噓のように涼しい。1時間ほど進むと7mほどの滝に出る。今日の参加者(私以外)は強者ばかりでさっさと降りる。滝行などして遊んでみる。
 次に八曾の滝の登山者には見えない一段上部に大きな滝。強者たちは次々に滝壺に飛び込んで泳いで足の立つ所で待っている。最後に私の番。飛び込んではみたものの足がつかず、3回も足をつこうとしたらパニクッて溺れかけ仲間に助けられた。プールと川との違いを痛感。
 最後に大きな17mばかりの滝。ここはロープで確保してもらい一人づつゆっくり登る。ようやく八曾山の下で五条川の源流と分かれ、登山道になったらほっとした。山頂で展望を楽しんで下山。帰りに八曾滝で最後の水浴び。充分楽しめた?沢登りだった。
8 10 八島湿原 藤波、他3名 可児5:50→八島湿原駐車場8:30→物見岩10:15→蝶々深山11:00→1817m分岐12:00→諏訪神社12:55→駐車場13:40→可児17:45
 ユーチューバー「たみチャンネル」氏とその友人2人と行きました。夏休みとあって駐車場には全国からの車がいっぱい。人気の高さをうかがえます。八島湿原から右回りに歩きます。湿原は名札もあり、珍しい花がたくさん。高原の風が吹いてとても涼しく心地よかったです。
 蝶々深山からは、雲が多くて期待してなかったのに晴れてきて蓼科山、浅間山、美ヶ原などが見えました。帰路は座光寺から土岐あたりまでどしゃぶりとなったのと、通勤帰りの車が多かったのとで、時間がかかりました。
8 6~7 夏山合宿
西駒山荘
暮石、中弘、中博、渡邉、安藤、村林、野村、藤波、湯浅、狩野、笠原、長谷、栗木、吉田、加藤 〇 宝剣岳コース往路 晴れのち曇り 加藤幸、藤波、吉田、栗木 岩倉4:00→6:00菅の台P6:30→6:50しらび平駅7:00→7:08千畳敷7:25→8:30乗越浄土→8:43宝剣山荘→9:05宝剣岳9:20→9:34宝剣山荘9:47→10:01中岳10:43→木曽駒ケ岳11:15→12:56馬の背濃が池分岐→13:50将棋頭山→14:10西駒山荘
3年ぶりの夏山合宿です。微妙な天気予報で多少の雨は覚悟の上、2日目の天候回復見込みを信じて、小屋のご主人に返答待っていただき、前日に計画通り決行の最終判断としました。結果的に私たちのコースは一瞬ポツンポツンと降られた程度で、一度もカッパを着ることなく特にスタートから乗越浄土手前まで青空の下、岩峰群と高山植物の夏山溢れる素晴らしい眺望を満喫でき幸運でした。
2日通して風も殆ど無く、宝剣岳・木曽駒ケ岳山頂ではベストな眺望は得られませんでしたが、Yさん宝剣初登頂やりましたね!
 木曽駒ケ岳山頂にて、他のAさんグループ、Kさんグループとも合流でき、合宿ならではの楽しいひと時ですね。ここからはKさんグループと行動を共にしました。
 ガスってくると、馬の背辺りでライチョウファミリーにドンピシャ遭遇、ラッキーでした!(その後新聞で中アのライチョウ繁殖事業の一環として14日までに22羽の放鳥記事有り、無事を願うばかりですね)
 将棋頭山へは分岐でザックをデポしピストンするも眺望は残念。Yさんは将棋頭山はパスされ、結果的に翌朝青空の下、初登頂を果たされ良かったです。数年前に改装綺麗な西駒山荘は、御主人御一人で切り盛りされその合間に、花の鑑賞会(無料)、夕食後のスライドショー等おもてなし満載で、コマクサ群落も魅力なオススメ山荘です。
 私は白いコマクサ初お目見えでき、嬉しかったですね。小屋到着後、水場・トイレ使用方法・食事時間・部屋等説明後、皆さんの協力の下、分かる範囲でのRウェイ、タクシー代金宿泊費の徴収清算を済ませ、その後は宴会に花を咲かせ、桂小場コース組が到着するとお互いを称えあい、改めてカンパ~イ!お疲れ様でした!
 夕方Kさんが、スケッチをしてた時に、テンを見かけたとの事で、探すも見つかる筈も無く、残念でしたが、小屋前の小山てっぺんからは明日目指す伊那前岳、宝剣岳、木曽駒ケ岳と素晴らしい眺望、明日の天候を期待して泥のように眠りに就いた。
 翌日は期待以上の天候で逆さ宝剣、伊那前方面からの空木に至る展望等特にはなまる。木曽山脈固有種コケコゴメグサはじめ、夏秋の高山植物やキノコ類が一杯お目にかかれました。夏山合宿担当より、皆さんの頑張りとご協力のお陰で無事終えることが出来ました。参加者の方々に心より感謝いたします。
 反省点としては、計画の変更等があって、結果的に下山が遅れた班があった。初日の報告会と翌日の計画確認をすべきだった。下山後の着替えは持参したほうが良かった。等々来年以降に活かして参ります。有難う御座いました。
〇 RWコース 行き:暮石・長谷川・村林 帰り:暮石・長谷川
小牧4:00→5:15菅の台バスセンター(タクシー)→7:10千畳敷駅7:25→8:30乗越浄土8:40→9:10伊那前岳9:20→9:45乗越浄土9:50→10:45木曽駒ケ岳(昼食)11:10→13:45将棋頭山13:55→14:10西駒山荘(泊)6:25→7:55濃ヶ池10:00乗越浄土10:20→11:00千畳敷駅→12:20菅の台バスセンター→こぶしの湯14:00→17:30小牧
 予約タクシーのおかげで待ちなしで千畳敷駅に着く。乗越浄土まで下山するとのすれ違いで時間を要した。伊那前岳まではなだらかな稜線歩き、宝剣岳の眺めがよいと行ったが、ガスが掛かり見えず。木曽駒ケ岳までは家族連れや若い多くの登山者とともに登る。
 西駒山荘に向け馬の背コースを下る。途中思いかけずにもライチョウの親子と遭遇。繁殖活動成果か、ラッキーである。大きな岩の飛び石もあり、意外に歩きにくい。将棋頭山へは手前で荷物をデポし15分ほどの緩やかな登り、あいにくのガスで展望はない。引き返し小屋に入る。早い時間なので外のテーブルで会長のヒマラヤ話をつまみに小宴会。
 朝、霞がかかっているが雲海の上に北アルプスをはじめ南アルプスと姿をみせてくれた。それぞれのコースに分かれ出発。RWコースは、なだらかに灌木の中を行く。途中、濃ヶ池では湖面に山の姿が映り込み美しい。駒飼の池を過ぎると激登り、しばらく我慢の登りとなる。広々としたカールの上に出ると稜線お上に宝剣岳や小屋が見えほっとする。
 乗越浄土浄土まで焦らずにゆっくりと登り、小屋のソフトクリーム舌鼓。RW駅までは、登ってくる登山者がまだ少ないので下山しやすかった。待ちもなくロープウエイ・バスと乗り継ぎバス停に着く。後はお定まりの温泉へ。
〇 桂小場ルート往路 渡邉、湯浅、中博、中弘
小牧5:00→7:30桂小場7:45→9:00野田場9:45→10:25大樽小10:45→12:45茶臼山分岐13:10→13:55茶臼山14:05→14:40茶臼山分岐→15:25西駒山荘
5時過ぎに高速に入り片田号を追い抜いた事は全く気づかず駒ヶ根サービスエリアで休憩。小黒川スマートを出て桂小場へ一番端に片田号を発見、登山開始からずっとガスと言いますか雲の中、途中降るハズの無い雨がパラパラと、直ぐ止むと思いきや止まず雨具を着ることに、そんな登山道。
 片田号と同じ周りは真っ白、津島様跡の光苔は申し訳程度に少しだけです。茶臼山分岐で昼を取り茶臼山へ往復1時間半で佐々さんたちとは会う事もなくすれ違いになるだろうと思いました。茶臼山も雲の中視界は余りない西駒山荘ではトイレの袋が2枚と聞いていた為、途中要を済ませたので到着が遅れたが山荘では既に宴会が始まっていました。湯浅さん、中博はその日のうちに将棋頭山へ翌日は快晴の将棋頭山へ渡邉さんと登りました。
〇 北御所下山コース 藤波・渡邊・加藤・栗木・中村夫妻・湯浅 
小屋発6:07→濃が池7:00→宝剣山荘8:30→伊那前岳9:10→蛇腹沢登山口12:30→北御所登山口13:30→菅の台P14:15→14:30こぶしの湯16:00→小牧17:30
 昨日と打って変わって朝から天気が良く展望抜群!濃が池へのコースでは何度も後ろを振り返り、将棋の頭やら馬の背やらを見ながら歩く。
 濃が池では逆さ宝剣が写っている!駒飼いの池までの上りが本日一番の急途。休憩を取って仕切り直す。それまでは静かな山行だったが、宝剣山荘から伊那前岳までは多くの登山者で賑わう。そこからいよいよ長い下りとなる。
 大小の石がゴロゴロで歩きにくい。道も時々確認しないとわかりにくい箇所がある。急な下りも多い。それなのに登ってくる登山者に時々出会う。よくもまあと心から感心する。さすがに若者がほとんど。
 蛇腹沢登山口に近づくと林道となり、登山口から北御所までは舗装道路となる。ゲートを越えるとバス停。ジャンボタクシーを頼むつもりだったが、電話がつながらない。ところが運よくバス停に着くと2~3分でバスが来て全員乗ることができた。念願の北御所ルートを歩くことができたのは本当によかった。中央アルプスの奥深さを味わった山旅でした。
〇  桂小場下山 小屋発7:00→7:40茶臼山分岐→8:30行者岩→9:10分岐→10:50避難小屋→14:00桂小場→15:00こぶしの湯→1720小牧
 西駒山荘の主は一人で食事の用意、花の案内,小屋の歴史、その他をこなします。花の案内によれば小屋の周りのコマクサは深紅色、ムカゴトラノオウネバリノギラン、オヤマリンドウ。ミヤマホツツジ、ガンコウラン、その他2,3種教わりました。車の運転、夏山合宿担当者、特に天気予報の晴れを言い当てた加藤さんに感謝します。
8 6 将棊頭山 佐々、片田、桐山 小牧5:00→桂小場7:19→8:29野田場→9:30大樽小屋09:42→11:59西駒山荘12:28→12:41将棊頭山→13:27胸突の頭→14:37大樽小屋→16:12桂小場→18:28小牧
 お泊り合宿に参加できないメンバーで…日帰りで西駒山荘に行くことにしました。行きの高速で中村号に追い越されましたが(中村号、早いですね)、駐車場には片田号のほうが早く到着。ほぼ満車の桂木場です。ずっと樹林帯…ジミに疲れるルートです…長いし。
 雲の上に出ることを期待しましたが…森林限界を過ぎても周りは白い。トラバース道を通って西駒山荘に到着…誰かに会えるかと思い大休憩しましたが…誰にも会えず。コーラを買ったKさんが「今夜お願いします」と小屋の人に挨拶をしていました。山頂に向かいます。木曽駒へ続く稜線は雲の中…残念。
 下りはちょっとわかりにくい冬道で…なんと!山頂直下で雷鳥親子に会いました。木曽駒で保護されているのは知っていましたが、まさか将棋頭にいるとは…びっくり。お二人はニュースで見たそうですが…実際に雷鳥親子を見て感動です。ちょっと大きくなったひなが3羽…目の前で遊んでいました。
 周回コースで降りたので中村さんたちには会えませんでしたが…代わりに雷鳥親子に会えたわけです。下山もめっちゃ長く感じます。
 日帰りは疲れましたが…たくさんの花と雷鳥に会えたから…いいトレーニングになりました。おつかれさまでした。(佐)
7 31~4 槍ヶ岳 諸橋 7/31夜岩倉を出て、8/1上高地から槍ヶ岳へ移動。山荘で4日まで過ごし、上高地へ下山します。8/4の天候が悪ければ、下山を8/5へ変更します。
7 30~2 祖父岳 長谷、暮石、野村 30日 岩倉16:00→鍋平P19:50(泊)
31日 新穂高P5:50→登山口6:20→わさび平小屋7:45→13:40鏡平小屋14:05→16:45双六小屋(泊)
1日 双六小屋4:50→三俣山荘8:03→11:40祖父岳分岐12:00→12:31山頂12:35→15:25三俣山荘→18:35双六小屋(泊)
2日 双六小屋6:35→鏡平小屋8:55→13:10わさび平小屋13:35→新穂高P14:50→19:20岩倉
31日元気よく出発するも途中でNさんが気分が悪くなったり雨も降ってきたりして大幅に小屋に着くのが遅れた。翌日も元気がないNさんと巻道分岐で別れひたすら祖父岳をめざす。しかし遠い遠い歩けどもなかなか着かない。
 やっと分岐で軽く食事し山頂をめざす。念願の祖父も帰りの事を気にして歩く歩く歩く。それでも遅れそうなので女性二人ずれの方に伝言をたのみ事なきをえた。それでも花いっぱいの場所に行けた喜びをかみしめています。
2日はゆっくり休んで休みながら下ることに。Nさんは双六岳に行ったり樅沢岳に行ったりしていたとのことです。わさび平小屋で昨日伝言をお願いした女性の方にバッタリお礼も言えて良かったです。新穂高で下山報告を済ませ汗を流しサッパリして帰路に着きました。
 年も考えてこれからは無理なくこなせるような山行を考えることにしたいと思っております。暮石さんには車だしから最後までお付き合い下さってありがとうございます。野村さんお付き合い下さってありがとうございます。お二方には本当に感謝申し上げます。
7 31 高土幾山 片田  人があまり入っていないのか、やたら蜘蛛の巣が多く悩まされた。林道をしばらく歩きますが、標識のようなものは全くなく、ヤマップを頼りに進むも尾根に上がるところがよくわからず結構迷った。(下山はほとんど迷うこともなかったが)眺望はほとんど無し。林道途中で2カ所開けた場所があり、恵那山がでっかく見える。真夏の中低山は暑さとの勝負ですね。今年一番の発汗でした。全行程2時間30分程度
7 30~31 西穂高岳 松本、川瀬 7/3010:00岩倉→駐車場→14:10しらかば平駅→14:30西穂高駅口→15:30西穂山荘にてテント泊。
7/314:40西穂山荘→丸山→5:50独標→6:20ピラミッドピーク→7:25西穂高岳→7:36P1峰→西穂高岳→ピラミッドピーク→8:54独標→丸山→10:10西穂山荘10:35→11:40西穂高駅口→12:25しらかば平駅→駐車場→12:50ひがくの湯→昼食→17:30岩倉
 数日前は満室情報だったのに、前日に「空(あき)」を確認し予約完了。私は、ここでのテント泊、独標から先の西穂高岳は初めてなので、とても楽しみでした。到着時すでにテント場はいっぱい。
 翌朝は、冷え込みもなく快晴…午後から雨予報なので早めに出発し、景色を楽しみながら順調に独標まできました。その先は、けっこうガスが出てきてしまい景色がなくなるも、ブロッケン現象に出会えました。ルートのマークを3点支持で行き続け…岩稜登山をおもしろく、楽しむことができました。
 西穂高岳山頂は、若いグループで賑わっています。人のいないP1峰まで行ってみました。残念ながら景色はなし。西穂山荘へ戻る下山は、たくさんの人らとすれ違いとても賑やかでした。ガスも取れてきて…「あ~今なら山頂からの景色が見られるんだろうなぁ」と思えてくる。
 戻ると、西穂山荘は人、人でいっぱい…そして暑い!暑すぎる!帰りに寄ったひがくの湯は気持ち良い温泉で、そこで買ったトマトを風呂上がりにかぶりついた…美味しかった(5個で150円)。そうそう、昨夜のKさん特製カレーうどんも美味しかったです。いろいろありがとうございました。8月に入って夏真っ盛り、こんどはどこの山に行こうかな。
7 29 屛風山 藤波、中博、湯浅、他1名 小牧7:00→寿老の滝登山口9:00→9:30屏風山10:00→八百山10:10→馬の背山10:30→黒の田山10:50→11:20月山12:00→12:40黒の田湿原13:00→寿老の滝14:00→14:30花白温泉15:00→小牧16:15
 友人から屏風山は涼しいと聞いて行くことにした。寿老の滝から西回り。終始ヒグラシノの鳴き声を聞きながら、確かに樹林帯は涼しい。山頂には一等三角点と展望の良い見晴らしが待っていた。
 あいにく遠い白山、能郷白山、伊吹山は雲の中。月山には行ったことがなかったので寄ってみた。展望はないが広くなっていて昼食タイム。そこから反対へ下りると近道なので行ってみたが、曲がる所を間違えて行き過ぎ戻る羽目に。
 今度は慎重に探したので無事湿原の道へ着いた。湿原にはノカンゾウ、サギソウなどが出迎えてくれた。寿老の滝まで戻ると、水量があり、水がほとばしる中、元気な小学生が何人も滝行(?)していた。駐車場は家族連れなどで満車状態。自然あふれる中で遊べるこどもたちは生き生きしていました。
7 24 白山 松本、大野、佐々 川島オアシス4:00→6:10平瀬道登山口P6:30→8:40大倉山避難小屋→10:42白山室堂11:05→お池めぐり→12:50御前峰13:10→14:55大倉山避難小屋→16:40平瀬登山口P→しらみずの湯→19:40川島オアシス
 平瀬道登山口へ行く道路は、平日は工事中のため通行止めで、土日祝のみ解除されていました。
6時過ぎに到着するも登山口駐車場は満車。
私は花のシーズンの白山は初めてで、色とりどりの高山植物のお花畑に感激。たくさん花の名前を教えてもらいました。また、時折現れる雪渓を歩くと涼しくてプチ雪合戦もしたね。
 雪渓と池が重なり合った所の色が「粉末の青いサイダー」のような色でとても綺麗でした。室堂ビジターセンターも御前峰も人がいっぱいで大賑わい。
 下山は、さほど混雑することもなく順調…ただ長いので疲れました。
また是非行きたいです。
7 24 継子岳 粥川 濁河温泉登山口5:40→のぞき岩避難小屋7:18→9:8五の池小屋→9:40継子岳10:00→11:15五の池小屋→12:43のぞき岩避難小屋→14:18濁河温泉登山口
 膝に違和感があり2ヶ月ぶりの山行。登山口に着くと8割がた埋まっており半数ぐらいは車中泊の車である。翌朝は一部ガスがかかっているもののまずまずの登山日和。登山道はぬかるんでおり歩きにくい。暫く木陰が続き、気温も低く汗もかくことなく夏の高山を楽しむことが出来た。
 継子岳に着き、近くにいる人が「帰りはピストンではなく、折角だから四の池、三の池を周回し五の池小屋へ戻り、帰られた方がコマクサも見えて素晴らしい景観ですよ。」とのアドバイスでそのように周回し、コマクサを始め多くの花を愛でることができた。
7 24 禿岳
夏焼山
桑原、笠原、甲斐、狩野、安藤、暮石、野村、角當、長谷、村林、友1名 小牧6:00→8:00大平峠8:30→分岐9:20→10:05禿岳10:20→11:30大平峠12:05→12:40夏焼山15:00→13:55木曽見茶屋跡→16:35小牧
 大平峠からまずは禿岳に登る、一面背丈以上のササに覆われた登山道稜線に出ると幅広く刈られていて歩きやすい。山頂の周りは刈りはらわれています展望はいまいちです。大平峠まで戻り東屋の下でランチタイム。
 次は夏焼山こちらは割と歩きやすいブナの木が多い山頂は目の前に南木曽岳、そして御嶽、白山など、帰りは周回コースをとり木曽見茶屋跡に下りました。藪は有ったが木立の中を歩き時頼爽やかな風も有り有意義な山行でした。皆さんお疲れさまでした。私は久しぶりの山でしたがやっぱり山はいいですね。
7 23 稲子岳 川瀬、他2名 唐沢鉱泉4:53→黒百合ヒュッテ7:05→中山峠7:30→稲子南壁取り付き8:50→南壁終了地点11:20→中山峠12:30→黒百合ヒュッテ12:45→14:35唐沢鉱泉
 リベンジ登攀の稲子南壁カンテルート。天気にも恵まれ2回目なのに、緊張と期待は半端なかった。22日の夜10じ自宅をでて、深夜鉱泉に着く、駐車場には何とか止めれた。仮眠する。
 取り付きまではコースタイム以上に時間を取り、体力温存しました。南壁に着くと、もう、2party登ってる、私達は3番目 しかも次の後続partyが待ってます。ゆっくり景色見たり、岩 確かめる余裕ない、忙しいクライミングだ。3ピッチ目と5ピッチ最後の岩場をリ-ドさせてもらった。
 私は殆どセカンドで気楽なもの、1p目は迫る東天狗のザレバ 迫力ある硫黄岳北東壁 小海の町等 岩壁から見る景色は興奮します。2p目~5p目はガスに巻かれ、近くの高山植物に目をやります。
2時間30分のクライミング時間はまあまあ思った以上、早くできました。長い満足休憩を取り、一路 風呂もコロナで入らず帰宅しました。
 追 黒百合ヒュッテは、コロナで休業中でした。燕山荘も、あの人、人、では、これからの夏山シ-ズン心配です。
7 21~24 朝日岳
雪倉岳
白馬岳
中弘、中博、渡邉、藤波、湯浅 行程:7/21 岩倉9:00→15:00蓮華温泉(泊)
7/22 蓮華温泉5:00→9:50花園三角点→14:05朝日岳→15:00朝日小屋
7/23 朝日小屋4:30→10:25雪倉岳10:45→14:00三国境14:15→15:15白馬岳→15:35白馬山荘
7/24 白馬山荘6:10→白馬岳6:30→三国境7:05→小蓮華山7:50→9:15白馬大池9:55→天狗の庭11:10→12:40蓮華温泉→19:30岩倉 
 初日は蓮華温泉ロッジに泊り野湯を楽しんだ、翌日登山開始テン場から少し道を外れたが木道沿いの歩き易い道が続く、花は実に多くとても書けない。晴れ間も覗く薄曇りの中を歩く。余りの花の多さに群落も当たり前、花園三角点はあまり広くなく少し先にベンチがあるとの事で行くが、無いので木道で休憩、その先水場に古びたベンチがあった。その後まさかの大雪渓、小屋のスタッフが歩きやすいように道を作っている。
 朝日岳ではあいにく曇っていて視界は無い、小屋に向かい下山するがまさかの雨、急いで朝日小屋へ、評判どうり食事も良く部屋も個室でした。翌日は事前の天気では最悪のはず、小屋を出ると少し雨、しばらく行くと大きくは無いが急な雪渓。朝早いせいか凍っている。渡邉、中博以外はアイゼンを持って来なかった、中弘が先に行くが案の定数メートル滑り落ちる。その後も大きな雪渓が幾つもあったが渡りきる事ができた。
8時を過ぎる頃になると晴れてきて白馬岳が綺麗に見える。雪溶けの湿原では春の花水芭蕉やリュウキンカも咲いている、天気は良くなると思ったが雲も上がって来たりで視界も無くなる。雪倉岳手前で山頂の雲が取れて綺麗に見えたが、着いた時には何も見えないし雨も降り出した。雪倉避難小屋では朝日のスタッフと挨拶はしたが休まずひたすら白馬山荘へ、三国境辺りからは雨も上がってきたが視界はあまり良くない。
 白馬岳では写真を撮って山荘へ、目の前のレストランで生ビールで乾杯、最終日最悪、暴風雨の中ひたすら歩く。白馬岳、小蓮華山も素通り、白馬大池でやっと雨も治まり晴れ間も蓮華温泉まではまた雨の中を歩き予定より早く下山できました。蓮華温泉内湯に入って帰りました。大変な山行でしたがお付き合いありがとうございました。
7 18 伊吹山 國井、他1名 上野登山口0:58→3:19避難小屋→4:42山頂6:00→9:41登山口
3連休またもや天気不安定。お花狙いで、ナイトハイキング。8合目辺りからミスト状態ガスガスで、2m先も見えないし、石の上が濡れていてツルツルで滑るし汗とミストでリュックや服がベタベタ。
 本日は、歩荷訓練10キロ弱←私としては頑張りました。最近は軽いリュックで楽登山してました。山頂で2リットルの水を捨てました。笑 山頂の花は少なくなりました。イブキノジャコウソウとナデシコしか無かった。柵の中には、沢山の花が保護されていました。鹿の被害ですね。登山道も7合目から上は、荒れて補修されていました。
 今年もユウスゲを見ることが出来ました。伊吹山では、山蛭に遭遇するとは、全く思って無かった!!!追伸、山蛭に吸われても痛くないって聞いてましたが、痛かった。
7 17 稲子岳 川瀬、他2名 唐沢鉱泉5:30→7:40黒百合ヒュッテ8:00→中山峠8:06→稲子南壁取付き付近9:00→稲子岳10:24→11:00ニュー11:50→中山峠12:55→13:00黒百合ヒュッテ13:20→15:16唐沢鉱泉
 天気 曇り時に晴れ時に雨。天気なかなか読み取れず土曜日のテント泊が午後 夜中に激しい雨模様なので、急遽 日曜日の早朝出発に。
唐沢鉱泉 曇り空でも予報は次第に晴れワクワク期待たっぷりの出だしだ。全日の大雨にて、黒百合平への道は水量多く、ちょっとした川と化している。ヒュッテはテントがぎっしり埋まって賑やかだ、中山峠からは急に静かになる、稲子の南壁も見えてきた、が、取り付き付近に着くと、天気危うく暗く 雨降りだす。合羽着て待機しながら思案、何時晴れるか、濡れた岩場通過できるか、皆初めてのルート、不安材料多く、岩 中止し稲子とニューの、バリエーションルートで行く事に。
 ええ!もう、この時点で私は悔しくて泣きたい位、でも天気には叶わない、先輩クライマー達の判断、しかも、私より、はるかに重いザックだ、気を取り戻し、稲子岳へ、頂上はコマクサの群生地 コマクサはまだチラホラでしたが、南壁の終了点も確認できた。ほどなく深い樹海の中へ突入する、地図上の尾根を確認しなから、崖っぷちまで行き一般道に合流する、ニュー頂上では天気も回復し、昼食とる。眼下に、小海町 白駒池 眼前に天狗 稲子北壁 硫黄岳がみえる、すっきりしない気持ちで下山、黒百合ヒュッテは人だかり、唐沢鉱泉は駐車場からはみ出た車が長い路駐の列を作ってる。……少しの晴れ間 やっと取れた時間 山に来ている人のなんと多いことか、
7 16~17 乗鞍岳 狩野、笠原、甲斐、前川、他1名 7/16 小牧17:00→20:00ほうのき平
7/17 ほうのき平バス15:55→大黒岳登山口6:50→7:20大黒岳山頂7:35→8:45肩の小屋9:40→10:15富士見岳10:45→11:00畳平11:40(バス)→ほうのき平12:20→15:45小牧
7/16 天候不順の中出発、途中激しい雨でテントが張れるか心配しましたが朴木平に着く頃には雨も止みテント張、ミーティング、就寝頃にはまた激しい雨、明日が心配。
7/17 ご来光バスの音で早く目覚める。雨に降られないことを願いバスに乗り込む。登山開始早々、雷鳥にご対面近くまで寄っても知らん顔、写真、動画に納める。出会えたことに感激しながら登る、高山植物が目に留まる、今が旬とばかりのコマクサを見つけ喜んでいると目の前にコマクサの群生が……登山道のいたるところピンク色に群生していました。肩の小屋でゆっくりし、富士見岳を回って畳平へ。
 時期が良かったのか、どの植物も旬・真っ盛りの状態、初お目見えの「ムシトリスミレ」、畳平付近では「クロユリの群生」。久しぶりの高山の花たちに会えた1日でした。
7 16~18 朝日連峰 延期
7 11 天狗岳 中弘、渡邉、中博、湯浅 岩倉5:00→8:05唐沢鉱泉8:20→10:15第一展望台→11:40西天狗岳11:55→12:10東天狗岳15:50→14:155黒百合ヒュッテ14:35→16:40唐沢鉱泉16:50→温泉→20:35岩倉
 曇り後晴れ。唐沢鉱泉の駐車場は平日ながら十数台有り。ここで虻の襲撃、幸い網をかぶって難を逃れる。苔むした森の中、登山道は大きな石がゴロゴロ、剥き出しの木の根、前日の雨で滑り安い為、気を付けて歩く。尾根に出て第一展望あたりは真っ白、何にもみえません、岩尾根をマ―クを頼りに西天狗岳に到着。
 ここで霧が晴れ眼前に東天狗岳が表れる。大きな岩を越えて東天狗岳に到着。昼食をとりました。すりばち池経由で黒百合平に下るのですが、ここも岩をアップダウン。足を置く岩を選びながら黒百合ヒュッテに着いた時はホッとしました。美味のアイスクリームで小休止。
 沢沿いに下るのですが又々ゴロゴロ石、湿っぽい道が延々続く。林道に出てヤレヤレでした。全員の感想は『始めから終り迄緊張の連続山行』でした。出会った花 キバナシャクナゲ ハクサンシャクナゲ キバナノコマノツメ ヨツバシオガマ ミヤマダイコンソウ オサバグサ など。
遠い所運転して下さった中村さん有り難うございました。同行の皆様お疲れさまでした。
7 9~10 赤岳 中止
7 9 高社山 藤波、加藤、他1名 入鹿池駐車場7:30→8:15高社神社登山口8:40→分岐(沢入口)9:40→三俣出合い10:50→分岐(沢終了)12:15→12:50高社山13:10→駐車場13:40→入鹿池1410
 猪鍋山行で駐車した高社神社に車を止めて出発。分岐からまずは五条川支流を沢下り。先日の雨できれいな水が程よく流れている。今までの暑さが噓のように涼しく汗が引く。チャートなのか大きくて様々な形の岩が両岸にあり、「岩の回廊」とT君が命名。見応えがある。
 やがて三俣出合いに到着。ここから高社山に向かって別の支流を沢登り。圧巻は3mくらいの滝。私は避けて巻いたが二人はホールドを見つけるのが難しい滝に挑戦。スマホが濡れないようリュックを置いて登る。Kさんは一度落ちたが再び果敢に挑戦。無事クリア。しばらく行くと堰堤があり沢は終わり。そこから標高差120mの急登を登り山頂へ。着く頃から雷がゴロゴロ。昼食を食べ早足で下山。車に戻り装備を片付け出発した途端大雨!危機一髪でした。
7 4 西穂高岳 中止
7 2 宝剣岳
島田娘
國井、他1名 6:00管の台p→8:38千畳敷駅→9:36宝剣山荘→10:22宝剣岳→11:10島田娘12:00→13:00千畳敷駅→14:26管の台p
 天気曇りから大雨、雷。朝6時に管の台Pに着くと9割の駐車、チケット売り場の列が駐車場の奥まで並んでいた。しかし、私達は信州割のチケットを観光センターで買った為、すぐに購入できた。始発3台目のバスに乗車。登り始めると花が沢山咲いていた。ほんの少し雪が残って居ましたが、チェーンスパは不要です。虫にまとわりつかれイライラマックス、両耳をブヨ刺される。(泣)恵那山トンネル辺りの工事渋滞が嫌なので、13時頃にロープウェイ駅に下山にした。
 で濁沢大峰まで行けず、島田娘を少し超えた辺りで折り返しここで年初めての雷鳥親子を見る。登山時間が少なく物足りなく感じたが、管の台pに着くと大雨、雷。山頂で雨に降られず。めちゃラッキーでした!!後で知ったのですが、2時間ほどロープウェイ運転見合わせだったそうです。駒ヶ岳SAでランチ券を使い食事して、雨が降ってない北名古屋に帰ってきました。追伸・・信州割3500円(バス、ロープウェイ、2000円のお土産、お食事券)7月14日まで。本日見た花は、キバナシャクヤク、ツガザクラ、ウスユキソウ、シナノキンバイ、イハクサンイチゲ、イワツメクサ、イワウメ、シオガマ等
7 1~3 八経ヶ岳
明星ヶ岳
加藤、藤波、中博、渡邉、野村 7/1 岩倉17:00→名阪高速-針IC-369号-370号-169号-309号-某所野営22時頃
7/2 行者還トンネル東口P5:23→登山口5:26→一ノ峠6:41→奥駈道出合7:21→7:44弁天ノ森→8:12聖宝ノ宿跡→9:30弥山小屋(山頂)9:56→10:44八経ヶ岳10:50→11:10明星ケ岳11:30→11:50八経ヶ岳→12:24弥山小屋12:34→13:10聖宝ノ宿跡→13:48弁天ノ森→14:12奥駈道出合→14:30上北山中学校前バス停分岐14:43→14:46一ノ峠→15:30登山口→17:00入之波温泉山鳩湯(泊)
7/3 宿→談山神社→長谷寺→針IC→16:30岩倉
 今回オオヤマレンゲの時期を狙って、紀伊半島のほぼ中央に位置する奥深い大峯奥駈道(2004年世界遺産に登録)にある、大峰山脈最高峰で近畿の最高峰でもある八経ヶ岳1915m、出来ればそのすぐ先の同じく大展望が魅力の明星ケ岳を目指す計画を立てた。
 最短の行者還トンネル西口登山口へは崩落通行止めの為、トンネル東口に駐車。(トイレ無し)ここから3分先が登山口です。東には大台ケ原その長い台地状の眺望が素晴らしい。70分急登を克服し、一ノ峠(たわ)到着。この辺りから目指す弥山小屋、八経ヶ岳が望めます。あとは比較的小さな上下を繰り返し、爽快な青空の下、自然林やブナ原生林の中をさしずめ天空回廊といった趣で、チョー気持ちいいです。
 奥駈道出合、弁天ノ森、聖宝ノ宿跡とテンポよく順調に歩を進めます。木々の間からは5月に登った稲村ケ岳、左隣にはポコッとした大日山の姿がよく目立って見えた。途中開けた所からは北側に山上ケ岳、大普賢岳、東側に大台ケ原、南側には仏生ケ岳、孔雀岳の眺望。
 最後の急登を約30分登り詰め、弥山小屋に到着。ここでエナジー補給し、神社を詣り山頂を踏み、いよいよ目前に迫る、三角容姿の八経ヶ岳その先の明星ケ岳を目指します。途中、防護柵内ではありますが、お目当ての大峰の妖精オオヤマレンゲ(別名天女花、国指定天然記念物)を数える程でしたが、愛でることができラッキーでした。
 八経ヶ岳に到着。登山者で賑わう山頂はさほど広くなく、日陰も無い為、写真を撮る程度にして、次なる最終目的地である明星ケ岳を目指します。八経ヶ岳から明星ケ岳に掛けて、青空に映える立ち枯れの木々やみずみずしい苔の緑が魅せる独特な景観の中、1300年の歴史を持つ山岳古道を一部だが全身で感じる事ができた。
 明星ケ岳に到着。ここでも大展望を味わうも、日陰が無い為、短い昼食を済ませ、後は来た道を戻り、無事ほぼ計画通りの時間配分で下山。暑い中、皆さんの頑張りに敬意を表します!
 今回は何処をどんだけ歩いても奥深い奥駈道を肌で体感でき、同行者・天候にも恵まれ天空漫歩を愉しめました。また花々にも魅了されこれ以上望む事の無い山行となり感謝です。今回出会った主な花々:コナスビ、タニギキョウ、オオバノヨツムグラ、ニガナ、オオヤマレンゲ、オトギリソウ、キソチドリなどなど。
7/3は朝から雨。八経ヶ岳と温泉宿の充実度も手伝ってか、日曜の山行は中止し、ゆっくり朝風呂堪能の後、途中名物の柿の葉寿司店に寄り、談山(たんざん)神社(現存世界唯一の木造十三重塔など)、紫陽花が盛りの長谷寺を巡り帰途に就いた。
7 1~2 寺地山 笠原、甲斐、狩野、角當、湯浅  登り4時間強(お花鑑賞撮影及び休憩含む)下り3時間。危険箇所はないもののポチポチには充分すぎるトレーニングとなった。山頂滞在中はドドーンと残雪の北ノ俣が目の前に、脇には黒部五郎岳反対脇には薬師岳、奥に剱立山連峰の展望ほしいままに。
 白い花たちが真っ盛り。ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ツマトリソウにワタスゲ、ユキザサ、イワイチョウ,アカモノなど。水芭蕉も5輪ほど。ニッコウキスゲには少し早くツクツク立つ蕾群の中に開いたばかりのキスゲがみずみずしい。今日は足元のタテヤマリンドウに席を譲っている感。次週末頃の寺地・北ノ俣岳オススメします。ヒマのある人は長靴持参の上、是非。
67 30~1 清里
車山
赤沢休養林
牧野、他2名 6/30 岩倉→富士見高原-県立まきば公園-天女山-美し森-清里高原-車山高原-八島ガ原湿原~白樺湖ホテル
7/1 ホテル→赤沢自然休養林散策
2日間共暑い日でした。霧ガ峰でも26度の気温で日陰が欲しい所です。観光客は少なく清里も淋しい。車山肩近辺のレンゲツツジの花は終わりに近く.ニッコウキスゲが咲き始め、たくさんのつぼみを付けて咲く準備 。ころぼっくるのオープンカフェは大賑わい。
2日目の山も暑いだろうと上高地に変更して、勇んで向かうも松本I,Cを出てしばらくしたら渋滞になり前え進まない。Uターンを決め赤沢自然休養林へと向かう。思いのほか良い所、直射日光をさえぎり涼風にあたり整備されたコースをまわってきました。いつものホテル、少し値上がりで6490円、県民割りで3990円それにク~ポン券2000円分が付きスイーツはともかくアルコール党にはうれしい飲み放題ほかの二人はうれしそう。
6 27~28 富士山 諸橋、寺西 4:30富士宮口駐車場→8:30山頂→お鉢散策12:00→13:30富士宮口駐車場
 天気に恵まれ、微風が気持ちいい山行でした。南アルプスから北アルプスまで見渡すことができました。当初は山頂だけが目標でしたが、時間的にも体力的にも余裕がありお鉢巡りをしました。日本一の景色に加えて、各登山道山頂や石碑、鳥居など見所もありまったり4時間滞在。一日楽しめました。
6 26 伊那前岳 川瀬、松本 8.30千畳敷駅→9.30乗越浄土→9.55勒銘石→10.00 伊那前岳→13.27 蛇腹沢登山口→14.05 北御所登山口
 RW駅に着くと濃霧と強風、楽しみにしていた極楽平の雪渓と宝剣 諦め千畳敷カ-ルを登る、雪溶けも進み今日は所ところアイスバ-ンです。チングルマ 小岩カガミ キバナ駒ノ爪 ショウジョウバカマ等が顔出してもう、夏山はすぐそこに。
 宝剣 濡れてガスガス 風強しではオッカナイと思いつ、諦めきれない気持ちでガスガスの伊那前岳へ、なんて強い風でしょう、会話が成り立たない、どうも、お互い、勝手に、しゃべってるんです。頂上付近は這松も石楠花も背が低く花も岩にしがみついてる。晴れてたら、西駒山荘も権現づるねの尾根道も木曽駒ヶ岳も三ノ沢岳 空木岳 遠く南駒ヶ岳も見えるのに、5合目あたりで霧雨になり、合羽着る。
 誰とも合わない 先頭 交替しながら蛇腹沢登山口に13時27分に着く。.北御所登山口まで1時間かかる、ダッシュで14時28分のバスに乗らないと、、、路線バスを待つなんて、何年振りかしら、懐かしい。バスのドアがあき補助席空けて下さい の アナウンスも嬉しい、楽しい 楽しい、良い思い出できました。Mちゃんありがとー
6 25 美ヶ原 中弘、中博、湯浅、吉田、渡邉、牧野 岩倉5:00→8:00三城憩いの広場8:20→広木場9:00→塩くれ場10:30→11:10ホテル11:55→王ヶ頭12:00→王ヶ鼻12:25→12:30神社12:40→分岐12:50→登山口14:35→19:00岩倉
 駐車場迄は雲でしたがカッパの心配無く身支度。百曲がりコース登山口より苔と清流、小鳥の声に癒されながら森の中を登る。広木場からは急なジグザク道、樹林帯から大地の山々が見え空気が澄み渡り解放され木陰で小休憩。
 高度をジグザクに上げて行くと塩くれ場に到着。放牧された牛さん、ハクサンフウロが咲き乱れている。牛マークトイレあり。清々しい空と開放感、風が強く祈念のハンカチ飛ばされてました。
 ホテルのピザコーヒー断念しホテル前で、ゆっくりランチタイム。王ヶ鼻からアルプスを眺める。雲がかかり富士山は見えなかったが、山頂からはレンゲツツジ満開で魅了した。
 下山は石の上を踏み外さないようゆっくり降りる。ダテ河原コースより予定通り下山。次回は絶景の北、中央、南アルプス、富士山が見たいな。計画者、運転手の中村さんに感謝、同行の皆様に感謝、有難うございました。
6 24~25 思親山
富士見山
笠原、甲斐、狩野、長谷、野村 24日11:00佐野峠・ランチ12:10→12:50思親山13:05→13:40峠
25日5:45富士川CP→6:30平須登山口→10:20展望台→10:45富士見山11:10→御殿山分岐12:10→14:10堂平登山口14:25→1820岩倉
 やっと実現した富士見山はやはり富士山の好展望を得るステキな所でした。1日目の思親山は、心穏やかに親を思う山だと期待して登ってみたが全山ヒルとの闘いで、いつもは基本タイムの1,5倍位のペースで歩くポチポチチームも10歩ほど行く度忍び寄るヒルを振り落とし乍ら、足取り速くナント山頂に着いてみれば基本タイムより5分速く到着。
 ガスがなければ展望抜群であろう気持ちのよい山頂もヒル確認のみでそそくさと下山。佐野峠に下山後もヒル処理で皆大忙し。この時期の思親山とくに雨上がりは全くオススメできませんのでくれぐれも覚え置きくださいね。
2日目は快晴。なかとみの平須から。急登あり幅の狭い緊張するガレ場、ロープ場ありの変化に富む道。左右にブナの林、フタリシズカの大群生を愛でながら稜線へ。上がると右は御殿山への道、左へすぐ先がベンチが数基しつらえられた富士山の展望地。少し下で休憩したときより雲がわいている。更に進むと岩場の展望台。どうやら以前はココを山頂とみなしたのか、山梨百名山の例の黒丸の山銘板があった。
 更に20分程updownを繰り返し二等三角点のある山頂到着。分岐横の展望ベンチで昼休憩、吹き渡る風が汗を乾かしてくれ雲を従えた富士が程よい距離で心なごむ。下りは堂平へ周回下山。ナカナカに歩き応えのあるお山でした。お疲れさま。   
6 23 三ノ沢岳 松本、片田 4:30小牧→7:15菅の台バス発→8:10千畳敷駅→9:24極楽平→11:20三ノ沢岳11:50→14:15極楽平→15:00千畳敷駅→15:30菅の台バス駐車場→昼食→1850小牧  天気:曇り時々晴れ 無風
 超お得な信州割を利用しての山行。平日でも始発のバスは満席。
チェーンスパイクを付けて、私が先頭で極楽平を目指す…トレースが少なくて→雪渓がなくなるまで懸命に直登して→砂利まで登り詰めて→振り向くと→ひとりの男性が引き返していた!なんで?と思い、確認すると、あちゃ~ 私もルートを外してしまっていて引き返す。ということで無駄な時間と体力を使ってしまいました。
 私はホンに方向音痴で…この報告を読んでいる一部の人は苦笑していることでしょう。三ノ沢岳までの稜線歩きは、ずっと這松が生い茂っているもののやっぱり気持ち良い。が、戻りは長い登りが地味にしんどかった。景色も雲の切れ間から見れてステキでした。
下りの雪渓は、始めは慎重に…感覚を取り戻しスムーズに下山できました。楽しかったぁ..いつもありがとうございます。
6 23 横岳 川瀬、他2名 横岳登山口6:50→横岳三叉峰11:00→石尊峰11.4→15:00横岳登山口
 小雨のち薄曇りのち晴れ 登山口は海の口自然郷の綺麗な別荘地。霧雨の中出発する。何ヶ所も、案内板が出て来て登山道は解りやすい。
 シラビソ コメツガの広大な樹林帯ですが、岩苔 倒木のオンパレードです。ダケカンバも出て来て、立枯帯2430m 視界も開け赤岳 横岳も見えてきた。それが登山道が木の根っこがやたら多いく歩き難いし、陽も照り暑い。皆 無口になり休憩 何回か取りました。
 登り詰めた、三叉峰 石尊峰、お花一杯だ、他の登山者も食い入る様に見てる。お目当ての九十九草 ウルップ草はまだ赤ちゃん、キバナシャクナゲ ミヤマシオガマは群生してる。オヤマノエンドウ イワウメ イワヒゲ ハクサンイチゲ ミツバオ-レン シロバナヘビイチゴ ムシトリスミレ 一輪だけチシマアマナ イワカガミは雪溶けが遅いからかまだ蕾が多い。
 花 花 足の疲れも何処へやら。早朝出発で帰りは眠くなるので仲良く 運転交替しながら時間もお互い押してるのでサッサッと、諏訪湖SAの風呂で汗ながし早々に帰宅しました。
6~7 6/19~7/21 インド
ヒマラヤ
栗木、他6名 日本山岳会東海支部 第14次インドヒマラヤ登山隊2022
インド北部、6481m、6225m、6443m、三座の未踏峰登頂を目指します。
6 19 宝剣岳
濁沢大峰
川瀬 千畳敷駅8:30→9:15乗越浄土→9:20宝剣岳→10:30島田娘→11:20濁沢大峰11:40→12:50島田娘→14:00宝剣岳→14:50千畳敷駅
 梅雨中の晴れ間と駒ヶ岳ロープウェイ信州割があり、此は6月中にと、思行って来ました。濁沢大峰ピストンし極楽平からRW駅へ降り、周回できるものとばかり思い勇んで行くも、現地で見る雪渓は急で道はついているものの、トラバース道が怖そうで結局往復、同じ登山道を歩くことに、行きはヨイヨイ帰りは、疲れた足で又、宝剣登り返すの?
 午後になると木曽駒ヶ岳は例のガスガス、それに雷も鳴りだすし、焦るし足上がらんし岩の終わりこの辺で道間違えたのか、垂直な鎖が多いし難しい、ガスで見えないので不安、一瞬宝剣荘が見えた、ホッ やれやれ。
 下りのカ-ルは雪渓はこの時期 急な八丁坂は夏道ですが、残った雪渓はピッケルとアイゼン使いました。持ってって良かったです。千畳敷駅につくと、ヘロヘロでした。安くなる信州割にときめいたばかりに、
6 19 入笠山 大野、片田、松本、桐山、佐々 天気 晴れ 一時雷雨4:00小牧→種平小屋前駐車場7:02→御所平峠9:47→マナスル山荘9:48→10:00入笠湿原11:14→11:25マナスル山荘12:00→12:30入笠山12:54→大阿原湿原→13:30テイ沢14:20→高座岩14:47→御所平峠15:10→法華道芝平方面道分岐経由→種平小屋前駐車場16:41→小牧20:10
5月の下見と同じコースで今回は入笠湿原と山野草公園をプラスしました。コースや登山道状況は前回のを参照していただくとして、この時期はスズランの見ごろと重なり結構な賑わいです。スズランの開花は七分咲きほどでしたが、初めてみた感じは思っていたより小さいと。写真の影響かなと。でもいい香りは嘘をつかない。
 しかしながら後悔されるのは入笠湿原の日本スズランは見れたが山野草公園のドイツスズランを見落とす失敗を犯したこと。救いは釜無ホテイアツモリソウに出会えた事。絶滅危惧植物で大切に保護されてます。
 総じて入笠山はゴンドラも有り手軽に登れるとして人気の山ですが、伊那側の高遠から登るのも歴史を感じられ味わい深いものとなります。往時への郷愁、展望、花、沢沿いの景観など魅力に詰まった入笠山でした。
6 19 野一色
権現山
鷹ノ巣山
野村、狩野、笠原、田宮、前川、角當、甲斐 江南6:30→野一色白山神社7:20→7:50野一色権現山8:10→8:30洞山8:55→9:55鷹巣山10:20→11:50洞山12:00→12:20野一色権現山12:40→12:55野一色白山神社13:20→江南14:30
 最近の天気はコロコロと半日単位で変わる中、雨予報が晴れになり、暑さ慣れにも良しのミニ縦走山行企画。しかしながら、今日は日中最高気温が33℃予報。こりゃ、暑さバテしそうだねと、ゆっくり、小まめに水分補給しながら歩いて行く。低山だけど、、三山のアップダウンは、予想通りのトレニングになるが、暑さがプラスされると、暑さに慣れてない身体には、思っていたより体力が奪われた。洞山から見える濃尾平野の景色や鈴鹿系の山々には元気をもらう。
 洞山への急登は中々手強い岩場。鷹巣山への山歩きは、岩場が楽しいし、景色もバツグンによい。低山以上の眺めに、疲れを忘れる。近場で、短時間で行けて、気軽に自主トレ出来るお気に入り里山山歩きになりそうかな。
 里山歩きは、私にとっては、健康維持の為、親睦も兼ねて山の四季折々も楽しめます。10コースはあると言われる金華山の近郊の山々をもっと活用していきたいと思いました。経験豊かな先輩方々との会話も山歩きの楽しみでした。ご参加下さり、色んな山の事を学ばせて下さり有難うございました。また、宜しくお願いします。
6 18 御在所
ヴィアフェラータ
川瀬、松本 7:00裏道登山口→7:30藤内小屋→8:25とりつき→10:20中道7合目10:50→中道→裏道→1240裏道登山口
天気:曇り、無風1週間に登ったコース、状況を思い出しながら三点確保とセルフビレイを意識。
 ATCを使って懸垂下降。今回私が一番緊張したのは、リーダーと私が1本のロープの両端を結び合って、リーダーが登り始めたら、私がATCを通してロープにたるみが無いようにやって、万一の時はロープにブレーキを掛けなければならない!ことでした。要所要所にリーダーから声掛けがあり、安心安全にできました。ありがとうございました。
6 18 戸倉山 藤波、湯浅、中博、吉田 岩倉6:00→8:40戸倉山キャンプ場8:50→西峰山頂11:10→東峰11:15→11:20西峰11:45→分岐12:15→13:00日向滝・日影滝13:10→分岐13:40→戸倉山キャンプ場14:50→岩倉17:15
 行きはバス停のある分岐にキャンプ場への標識があったが、草に隠れて見落とし行き過ぎてしまい、戻ったところで発見。登山口駐車場は広く、2台先行車がいた。さすが長野県。今日も花の多い登山道。ハルゼミのBGMを終始聞きながら、まずはコアジサイ、登るにつれヤマツツジ、レンゲツツジの鮮やかなオレンジ、ひっそりとギンラン、クリンソウ等々。快適な登山道を初めに西峰へ。そして1等三角点のある東峰へ。
 お昼は西峰で。曇りながら展望はよく中央、南アルプス、乗鞍岳がまだ少し縦に雪の線を残し見えている。
 帰路は時間があるので、分岐でザックをデポし、滝へと下る。斜面にはフタリシズカが群生して道案内。ロープのついている急な道を下りきると「この上120mに滝がある」との看板。そこからはテープもなく沢沿いを登っていく。まだかとため息をつく頃ようやく二つの滝が対になっている所に出た!なかなかの景色なのに看板なし。もったいない。分岐までは思ったより早く戻り、楽しい寄り道だったねなどと話しながら下山。とってもいい山で今度は違うコースからも来てみたい。
6 18 金草山
冠山
中止
6 18 養老山
多度山
中止
6 12~13 富士山 中止
6 12 御在所岳 松本、川瀬、國井 ヴィア・フェラータへ天気:晴れ、風が強い7:50裏道登山口→8:27藤内小屋→9:27とりつき→12:30中道7合目→13:55国見峠→14:09昼ごはん14:37→16:54裏道登山口
リーダーから
・装備の確認,説明と不良の有無チェック。・セルフビレイコードの説明。
・アッセンダーやエイト環の説明。
 前夜まで降った雨で岩場が濡れていないか?不安だった。が、岩も乾いていて安心。しかし、この日は風が強くて寒い。途中の岩場で、前の6人グループとの渋滞で、1回につき20~30分の待ち時間!長いしホント寒かった。
 ふたりからの声掛けが心強くて、スリルと感動と達成感が味わえました。懸垂下降地点では、リーダーの準備する手際の良さが、すごいなぁ..かっこいいなぁ..と思いました。
 下山の国見峠もなかなかアスレチック感満載。強風で登れなかった「ゆるぎ岩」は、次回に持ち越しです。おふたり、ありがとうございました。
6 12 大谷山
弥勒山
笠原、安藤、狩野、前川、桑原、田宮、角當、湯浅 8時現地駐車場集合。快晴 今日の目的はムヨウラン探索(枯葉に紛れて小さい)のため林間を選んで植物園より大谷山頂上へ、稜線を探索 見つけました‼黒っぽい針金のような先にキュウリの種のような地味な花?この後全員が目が慣れたせいかあっちこっちに群生を確認しました 弥勒山を経由して周回し麓の小屋で昼食11:40~12:20
 一旦駐車場に戻りトイレ休憩後築水池湿地帯を巡りました。今年は雨が程よく、東海モウセンゴケの花、ツルアリドウシ、トキソウ、カキラン,ササユリ。盛り沢山‼ 周回1時間のところ2時間かけて堪能しました。15:20現地散会。皆さんお暑いところ有難うございました。
(追記) お目当てのムヨウランだけでなく、他の湿地植物に出会えて大満足でした。ムヨウラン目立たないようにひっそりと、でした。 築水池周回は約1時間、駐車場には14時30分には到着しました。安ちゃん。案内有難うございました。
6 11~12 岩菅山
笠ヶ岳
横手山
藤波、暮石、加藤、野村、中弘、中博、長谷、片田、牧野、甲斐、村林 6/11小牧5:30→K号9:45笠立峠10:00→10:30笠ヶ岳10:35→笠立峠11:05→渋峠11:30→12:30横手山13:10→渋峠13:50→発哺温泉14:30
N号 渋峠10:00→10:30横手山10:50→渋峠11:10→笠立峠11:40→12:20笠ヶ岳12:40→笠立峠13:03→発哺温泉13:30
6/12 発哺温泉6:00→岩菅山聖平登山口6:30→岩菅山中間点8:05→ノッキリ8:50→9:30岩菅山10:00→ノッキリ10:30→登山口12:30→13:00発哺温泉13:45→小牧19:30
 小雨覚悟で出発。6/11の笠ヶ岳、横手山は曇りで雨に合わず登頂。しかし、6/12の岩菅山は上りの途中から小雨。下山時は徐々に雲が取れ岐路に着く頃は快晴となった。
6/11は1台の車がインターを出てから目的地を勘違いして別行動となり、宿泊地の温泉で合流。連絡を取り合ったので問題はない。志賀高原に入るとレンゲツツジが真っ盛り。緑の中でオレンジが鮮やかに際立っていた。笠ヶ岳、横手山共にガスって展望はわずか。横手山はK号グループは渋峠の手前の登山道から登ったので山頂がわからず、有名な山頂のパン屋さんでお昼を食べて聞いて、無事二等三角点山頂に到着。あとで聞くと、正規の登山道は何も花はなかったそうだが、間違えた登山道には花がいっぱい。
6/12ゴンドラが休止中で天気も最短ルートをピストン、行ければ裏岩菅山までと相談して出発。途中から雨が降り出したが、花の多い山で次々と違う種類の花が目に飛び込んでくる。イワカガミ、ツガザクラ、ミネザクラ、イワナシ、ミネズオウ、ハクサンイチゲ等々。
 行きに目ざとい人たちがサンカヨウのスケルトンを発見。みそこなったメンバーは下山時にしっかり目に焼き付けた。一等三角点のある山頂の避難小屋で昼食を取り、残念ながら裏岩菅山は断念。次回天気の良いときに是非再訪したい。
 今回県民割が使え、気持ちの良い応対をしてくれたホテル(下山後も無料入浴可)に宿泊して、大いに親交を深めたり、まったりできたことはとてもよかった。帰路中央道は網掛トンネルから恵那山トンネルまで50分ほどの渋滞があった。遠路の運転お疲れさまでした。また天気が悪い予想だったのに、参加してくださった皆さんありがとうございました。
6 10 乗鞍岳 寺西、佐々、野村、渡邉、中博 「第4回山講座」 岩倉5:00→7:25ほおのき平バスターミナル7:50→8:50畳平バスターミナル→9:33肩ノ小屋9:53→10:37乗鞍岳11:43→12:37肩ノ小屋12:45→13:22富士見岳(乗鞍)→13:41畳平バスターミナル13:50→朴の木平バスターミナル15:00→17:45岩倉
 高所順応実践として…乗鞍岳に行ってきました。ほおのき平でバスを待つ間に、パルスオキシメーターで血中濃度を測ります。畳平でバスを降りると…周りは真っ白でめっちゃ寒い…今日はてんくらでAのはずでしたが…この時期の天気予報はあてになりませんね。
 登山道、ほとんど雪はないですがちょっとだけ残雪。肩の小屋でチェーンアイゼンをつけます。こんな天気だからこそ…雷鳥に遭遇。白い毛がなくなりかけて…近くにメスもいました。
 途中でチェーンアイゼンを外し、山頂に向かいます。高所の登り方、雪道の歩き方、岩場の歩き方…ちょっとしたコツを教えてもらいます。コツは…それは…参加した人だけが…わかります。雪は全くないけど、真っ白でまったく景色がみえない山頂の祠裏で昼ご飯。う~~ん、展望がないのが残念…。
 下山途中、営業前の肩の小屋でもう一度チェルト講習。風の強い、こんな寒い日はチェルトが重宝します。途中から、位ヶ原方面の展望があり、山スキーで登る人や板を担いで短いバーンを滑るガチなスキーヤーが多く見えました。まだ時間もあったので、畳平に帰る前に富士見岳に寄り道…観光客がお手軽に登るピークです。
 乗鞍は残雪期の雪山か、夏のお花の時期がいいです…今回は山講座でしたから…それはそれでいい実践になったと思います。そうそう…帰りのバスでパルスオキシメーターを測りました。ずいぶん数字が減ってます。
 行きにリーダーが用意した高山病の資料をもらいました…前に、忠さんが座学で作ってくれた資料もあり…改めて読みましたがいいことがいっぱい書いてありますね。Tリーダー、参加の皆さん…お疲れさまでした。
次回第5回は7/4(月)西穂独標で岩場歩き講習だそうです。
6 5~6 富士山 中止
6 5 中山
クズバ山
大野 曇りのち晴れ 馬場島駐車場5:05→7:51クズバ山9:50→11:07中山1120→12:01駐車場
 予定では中山登山口から登るのを朝の天気が雨パラパラで予報では曇りの為時間の短い東小糸谷コースから行くことに。中山分岐までは沢沿いのなだらかめの道でニリンソウやキクザキイチゲ、エンレイソウ、サンカヨウなどの花々、シラネアオイを一凛見つけたのは幸運でした。分岐からは他のレポにある通りロープの掛かった急登が連続3~4箇所ほどあるが、距離的には長く無い感じです。途中から周りの山も見えだし山頂での眺望が楽しみ。雪渓の残りを難なく過ぎると頂上到着。
 まず正面に残雪に輝く大日岳と奥大日に圧倒されます。振り返ると毛勝三山も見てくれとばかりにこちらに迫っています。右の赤谷山との間のブナクラ峠の奥には後立山の朝日岳や清水岳が見えます。ここより更に白い山並。さて、姿勢を正して右正面には剱岳がどど~んと見えるはずが山頂あたりに雲が架かり無念。周りは雲がないのに剱だけ・・・
 少し後からきた地元の人と談笑中に雲が取れ感無量の世界。二人めの金沢市の人との会話が弾み2時間ほどの山頂滞在になりました。充足感に満ちた山頂を後にして中山飛ばしも考えたがやはり可哀想なので行くことに。分岐から20分くらいで中山さんへ、こちらも展望はバッチリですが、クズバ山の方が申し訳ないですが格上です。3時間ほどで剱岳、そして周りの秀逸な山々が見れるクズバ山、絶好の展望台です。
6 5 戸隠山 佐々、寺西、桐山、片田、諸橋、松本 戸隠神社奥社前駐車場5:41→6:00随神門→6:17戸隠神社奥社6:33→7:27百間長屋→8:00蟻の塔渡・剣の刃渡8:52→9:02八方睨09:21→9:36戸隠山→10:30九頭龍山→11:25一不動避難小屋11:56→12:15一杯清水→13:25ゲート→13:43戸隠牧場入口13:55→14:01戸隠キャンプ場15:00ごろ→19:15岩倉
 有給を取って富士山に燃えてたTリーダーでしたが…「強風雨予報の富士山」にみんなが同意できず…中止となりました。テンションだだ下がりのリーダーを説得して…みんなが未踏の戸隠山に転進しました。
 Kさんに会社の保養所を急遽予約してもらい、前泊は豪華なホテル泊となりました。4時起き5時出発で、ホテルから30分ほどで奥社駐車場に到着。人の少ない奥社参道を2キロ歩きます。無事を祈願して参拝…登山届をだして…ギザギザ戸隠に向かいます。
 途中でヘルメットをかぶり連続の鎖場を登ると…蟻の塔渡りです。
今回はフィックスロープを張ってもらいました。ロープを担いで塔渡りを歩くころにはリーダーのテンションも上がったはず…みんなはドキドキが止まらない…。
 はってでもいい、かっこ悪くてもいい…みえを気にせず…とにかく慎重に渡りましょう。後ろのパーティにもロープを使ってもらいましたが…ロープを頼る若い女の子の足が震えています…見ているこっちが怖くなります。
 最後は、確保してくれたM君がロープを回収して渡り…みんな無事に八方睨に到着。私は4回目の塔渡りでしたが…今までで一番早く通過できました。これもロープの安心のおかげですね。八方睨でヘルメットや簡易ハーネスを片付けます。ここからの稜線歩きはとにかく暑くて大変…シラネアオイの群生に慰められます。不動避難小屋で休憩して…降ります。
 心配した雪渓はかなり溶けていてふちの笹につかまりながら降ります。結局チェーンアイゼンを使うことはありませんでした。下りも鎖場…雪渓わきの増水した沢を何回も渡渉して…なかなかやっかいな下山でした。
 牧場に降りておいしいアイスクリームを食べ、バス停に行きます。奥社に戻るバスは20分後…歩けば30分ですが…KさんとMさんにバスで戻って車を回してもらいました。
 滑った人、ストックを壊した人、蟻の塔渡りでペットボトルを落とした人…プチハプニングはありましたが…みんな無事に周回できました。
次は西岳、次は高妻、次は妙高…これほど展望がいいとみんなそれぞれ思うことでしょう。
おもしろい戸隠山でしたね…参加のみなさん、ありがとうございました。
6 5 銀杏峰 渡邉、野村、村林 岩倉体育館5:00→7:40いこいの森P7:55→8:20名松新道登山口→9:50前山→11:05銀杏峰山頂11:45→12:05極楽平→12:35ブナの大木→13:40小葉谷登山口→14:15名松新道登山口→14:35いこいの森P14:50→18:00岩倉体育館
 宝慶寺いこいの森の駐車場に着いた時には既に7、8台の車が停まっていた。
 往きは名松新道コースを採用。近くの登山口から梯子を登り登山道へ、いきなりササユリに迎えられこの先が楽しみ。最初は松林の樹林帯が続き「羽衣の松」過ぎた辺りから急坂に、風もなく暑かったが「仁王の松」を過ぎた辺りからブナ林が現れ、時折射す太陽の光が新緑に映え心癒された。「前山」からさらなる急坂を登りきると山頂に着いた。山頂手前にはお目当てのサンカヨウの花が美しい、カタクリの花がまだ咲いていたのには驚き。山頂では、遠くには白山、近くは荒島岳、大野市市街の眺望を満喫しながら昼食とした。
 帰りは小葉谷コースの周回で下山。途中「希望の鐘」に立ち寄り鐘を突いて戻った後は、激下りが延々と続き大変疲れた。いったん林道を横切り再び登山道を下ると小葉谷登山口の鳥居に出た。ここから暫く舗道を歩き、途中右折して名松新道登山口に合流、駐車場に戻った。
 累積標高差、上り1,178m下り1,171m、歩行距離9.7㎞と思いのほか厳しい山でしたが、協力して頂いた同行者に感謝します。
6 4~5 富士山 中止
6 5 からたきの峰 湯浅、藤波、桑原、笠原、狩野、牧野、吉田、暮石、國井、川瀬、中博 天気曇り後晴れ 岩倉5:00→8:20駐車地8:35→9:30新池登山口9:35→10:05新池10:20→11:00舟窪→11:35山頂12:15→14:35駐車地15:50→18:40岩倉
 小曽部清流の森の先ゲ―ト前で駐車。少し下って赤テ―プのある登山口らしき所、急登(ショ―トカット)から登り始めて草地に新池登山道の標識。ここから又急登。カラマツ林と笹原を進み新池に到着。
 水面が見えない程ミツガシワの群生(底無し沼とか)すぐ側に鳥居と祠があり満開のシャクナゲを見ながら小休止。 登山道は笹が刈られて広々としており、松の枯れ葉でクッションも良く快適。木々の緑もやさしい所も有り春ゼミの鳴き声も響いて初夏の雰囲気を楽しめました。
 殆んど樹林の中でしたが、切れ間から北アルプスの槍が見え感激。山頂付近では珍しいと言われるチョウセンゴヨウマツ(カラマツの針より長く思われました)の群生。
 山頂には立派な標柱。二等三角点あり。うっすらながら南アルプスも望めました。昼食をとり写真撮影をして下山。急を避け林道で降りました。誰にも会わず静かな山でした。途中出会った花はタニギキョウ、ツマトリソウ、イチヨウラン、チゴユリ、サラサドウダン、ツクバネソウ等。
 同行の皆様、運転して下った方々お疲れ様でした。そして有り難うございました。
6 1 高室山
鍋尻山
國井、牧野、藤波、長谷、桑原、中博、野村、吉田、湯浅 岩倉6:00→保月登山口8:04→8:44鍋尻山9:04→登山口9:40
 保月からの最短コースです。平日だからなのか?駐車場には1台も停まってないです。駐車場にトイレ有りましたが、とても古く覗く勇気も無くスルー、苔まるけで、綺麗でしたが、登山開始すぐにFさんの靴に山ヒル!!(立ち止まらず急ぎましょ~)後でヤマップを見ると登山ペースがやや速い。山ヒルの御陰でしょうか?山頂近くなると、鹿除けネットが沢山有りました。生憎花が、咲いて無く何の花なのか分かりませんでした。山頂直下は急斜面で粘土質ツルツルよく滑ります。前回この辺りに一面に福寿草が咲いてました。山頂からは霊仙山やこれから行く高室山が見えました。登山口近くになるとやっぱり山ヒルに遭遇。あんなにヒル除けスプレーをかけたのに、私の靴とゲーターに居るではありませんか、塩を掛けてお仕置き。ミルミル縮んでご臨終。
高室線終点登山口10:19→11:24高室山12:11→倉骨山1227→P77713:05→高室山13:38→登山口14:25
 鍋尻山から車移動。大多数の登山者は、佐目自然公園からですが、登山時間短縮の為に終点登山口まで車を走らせて頂きMさんFさんありがとうございました。
 この道、車を降りて大きな木や大きな石をどけないと通れない悪路で細い道。往復1時間半の短縮で予定外の倉骨山とp777にも行くことが出来ました。山頂は360度大展望の山の看板(佐目登山口にあります。)が上がっているだけあり、霊仙山、御池岳。鈴鹿の山々。ひょっこり伊吹山。琵琶湖。を見ながら昼食。
 今日の見所一番は山頂付近のベニバナシャクヤク(色は白です。)まだまだ蕾が沢山。他にエビネ・ジャケツイバラ・ウラシマソウ・マムシソウ・ヒメウツギ・ワラビ。帰りの高速道路では、養老から工事渋滞で行きに2時間でしたが、帰りは4時間お疲れ様でした。
5 29 青葉山 佐々、大野、桐山、松本 岩倉5:00→7:30中山登山口7:45→8:37展望台8:49→9:25青葉山東峰→10:00青葉山西峰10:40→10:58林道終点登山口→11:45今寺登山口→12:11高野登山口→12:50中山登山口~温泉~市場で買い物~18:15岩倉
 青葉山は別名「若狭富士」ともよばれ、東峰(693㍍)と西峰(692㍍)の双耳峰のお山です。「青葉山ハーバルビリッジ」の上の、登山者用駐車場は10台ほど駐車できます。京都やなにわナンバーの車が数台…。
 車の音や、何かの放送の音を聞きながら「里山だぁ~」などと言いながら登ると、展望台に到着。若狭湾(かな)が眼下に広がります。いい景色。さらに「青葉神社」は東峰山頂にあり、祠は小屋の中…福井でよく見られますね。
 ここから西峰までの縦走路がこの山のハイライト…垂直はしごや鎖場の岩場が続きます。途中、岩室をくぐるところもありました。西峰の山頂は突き出た岩…狭いので…一人づつ登って写真を撮りあいます…ポーズをとりましょう~。海が見渡せて…気持ちがいい~~。景色がよい山頂、アスレチックな登山道…おもしろい青葉山でした。
 あとは下山して…早いので海鮮丼でも食べに行こうと言ってましたが…今寺登山口に下山したので…車の回収に行かなければいけません。この日の市中気温は何度でしょう…車道を歩いて…高野登山口まで行き、そこから登山道を登り返して中登山口の駐車場に戻りました。暑すぎるこの1時間で体力消耗…次回周回するなら…高野登山口から周回するべきですね。
 あまりに汗をかいたので道の駅で温泉に入り、海鮮丼を食べそこねたので若狭漁港に行き…「工場直売の焼き鯖寿司」を買いました。行きは登山口まで2時間半でしたが、帰りは北陸道も名阪も工事中…かなりの渋滞で…羽島で降りて帰りました…帰りは4時間ぐらいかかったのかな。
運転手さん、お疲れさまでした。海がみえる山は気持ちがいいです。
5 29 竜王岳 川瀬、他2名   立山駅の駐車場は、もうこの時期になると満車。美女平からバスに乗り換え、室堂まで林道をグングン高度を上げて行く。バスの窓から鍬崎山 薬師岳 水晶岳までも見える。残雪の雪の大谷18mですって。
 室堂から一ノ越山荘まで緩い残雪をnoアイゼンで行く。ギア類 冬山装備 食材を詰め込んだザックは重い。2700mの小屋に着くと息が上がっている。案内された部屋は寒く、食堂だけストーブがたかれている。ただ、1人に1ツ豆たんアンカが渡される。ストーブの上で沸々と沸いたヤカンの湯を使っても良いと、3人まったり鍋囲む。
 明日に備え早めに就寝するが、夜中に私 頭が、ガンガン痛くなり吐き気もして、窓から吐く。布団に潜るが頭痛い、胃潰瘍の治療中だったり、家人の反対押しきり出たりでメンタル面でも調子悪い。仲間に言いにくいが、夜中に伝える。
 結局 東尾根諦め、太陽昇ってあたたくなってから下山した。
本当に申し訳ない。自分が受けた親切を、私は他の人にしてあげなければと思った。残雪期重いザックで行く龍王東尾根、甘くみてました。活躍する事なかったギア類、ごめんね。そして余裕を持った仲間に心から感謝します。富山の水田風景と、劔岳 立山連山素敵でした。
追  帰路 何時も忙しく車を飛ばしますが、今日は行きたかった国立登山研究所へ寄れました。クライミング訓練施設やら人口壁やら宿泊室やらあり、やはり国立恵まれた施設でした。
5 28 日向山 吉田、國井、加藤、湯浅、野村、狩野 岩倉5:00→尾白川渓谷駐車場8:30→竹字駒ヶ岳神社8:45→矢立石登山口9:45→11:45日向山山頂12:50→矢立石登山口14:10→竹字駒ヶ岳神社15:00(滝見学と参拝)→尾白川駐車場15:45→道の駅→19:10岩倉体育館
 好天気の中、3年振りの日向山山行。尾白川渓谷駐車場(100台無料)数台で満車状態。渓谷散策の人、甲斐駒ヶ岳登山の人、日向山に登る人で、いっぱいです。
 竹字駒ヶ岳神社より登山口に向かう。広葉樹の森の中をジグザクに登るが思ったより急登を1時間で登山口に到着。登山口は満車、沢山の若者達やハイキングの人で賑わう。登山道はハイキングコース1~10と道標があり解りやすく整備されている。落葉樹林の中に国土交通省設置の雨量計有り。登山道脇にある日向山山頂三角点に立ち寄りパチリ。笹原とカラマツ林の登山道過ぎると不思議な光景に目を奪われた。
 山頂からの絶景に圧倒される。これが雁ヶ原ビーチだ。斜面は滑り易い砂利、花崗岩の造形美素晴らしい絶景です。八ヶ岳、鳳凰三山、オペリスク、甲斐駒ヶ岳と大眺望。風が強く飛ばされそう。4人は岩陰で避難しKさん2人は岩場の先、大明神が祀ってあったよと。強風なので近くのモミジの下でランチタイムを取る。
 周回禁止の為、ピストンで戻り神社近くの滝に立ち寄り参拝して駐車場にたどり着いた。ノイバラ、姫卯木、タガソデソウ、フタリシズカ、カラ松に絡むサルオガセなど出会う。道の駅により帰路に着く。往路車中の中から富士山、南アルプス、中央アルプスの山々がいつまでも魅了させてくれた最高の日向山山行となりました。
 運転手のKさんを始め参加者の皆様に感謝、有難うございました。お疲れ様でした。
5 23 荒島岳 寺西、松本、佐々、渡邉、野村、片田/td> 5:00岩倉→勝原スキー場跡7:15→8:49トトロの木→9:35深谷ノ頭→10:17しゃくなげ平10:24→10:49もちが壁→11:16前荒島→11:23中荒島岳→11:37荒島岳12:23→12:31中荒島岳→12:37前荒島→12:59もちが壁→13:19しゃくなげ平13:34→14:22深谷ノ頭→14:55トトロの木→15:51勝原スキー場跡→18:20岩倉
 Tリーダーによる「第3回山講座」に参加してきました。今回は「地図読みとルートファインディング」です。登山口で、地図と地図記号の資料をもらい(毎回こんな資料を用意するのは大変でしょうね)、現在位置とシルバーコンパスで北の方角を確認。以後、休憩のたびに紙の地図を確認します…最近はスマホのGPSが頼りで…ちょっと新鮮です。
 先頭を交代しながらルーファイ練習をしますが…さすが百名山、悩むようなルートはありません。ルーファイ練習とはいきませんでしたね。
 スキー場跡地の、直登アスファルトは暑くてたまりませんでしたが、山頂近くには雪渓が残り…山頂では風も吹いて寒いぐらいです。ココで、ツェルト講習、ツエルトの使い方を習います。ツエルトを被るだけで風がさえぎられ寒くありません…ツエルトの威力を実感…。(よかったですね、山頂が寒くて…)
 帰りはシャクナゲ平で簡易ハーネスを作り、途中でロープを出してもらい懸垂下降の練習をします。山岳会らしい、いろいろお勉強をした「山講座」でした。荒島岳の山頂からは雪が少なくなった白山がよく見え、登山道にはサンカヨウやカタクリ、イワカガミなどの花も見られました。
 次回「第4回山講座」は高地トレーニングだそうです…6/4(金)乗鞍岳の予定。自分の休日を潰して月に一度「山講座」をしてくださるTさんには感謝です。
 せっかくなので…たまには初心にかえり、現場でのお勉強登山はいかがでしょうか…皆さんもぜひ参加してくださいね。ルーファイや簡易ハーネス作り、ロープワークなども…何度もやっていくようですよ…「山岳会」らしいこと、これからもよろしくお願いします。
5 22 赤坂山 大野 マキノ高原登山口駐車場7:05→8:35赤坂山山頂8:55→寒風9:50→10:10大谷山10:20→寒風10:40→11:45登山口駐車場
 登山口であるマキノ高原キャンプ場は日曜日の朝の為結構な賑わいの中を凱旋?する感じでトイレ横の登り口から開始。沢沿いの緑いっぱいの道は実に癒されます。稜線に出ると風も爽やかで気持ちいい。
 赤坂山から寒風までの天空歩きは標高800メートルの低山だとは感じさせないトレイルで、特に寒風あたりから大谷山にかけては琵琶湖がだんだん大きく広く見えるようになり、麓のメタセコイア並木も見えて味わい深い山歩きです。
 寒風からの下りルートもブナ林が多く近くの岩籠山と同じく割と近場に良い山が有り嬉しく思います。足繁く通いそうになります。
5 22 お金明神
イブネ
クラシ
國井、川瀬、松本 朝明P6:58→中峠8:30→9:15大瀞9:37→お金明神10:27→12:48イブネ13:50→杉峠14:38→根の平峠16:43→朝明P17:20
 お金明神に行った事が無いと言うお二人を案内と言いつつ、小さなルートミスが多々あり、その都度みんなでルート探し面目ない。本日の難所は、明け方まで雨が降り、大瀞の渡渉でした。前回より水量が多く、渡る所探しに時間掛かりました。(私以外は意外に早く渡ったが、私はウロウロ。膝上までズボンをめくるが塗れた。)
 お金明神では、みんなでお賽銭をする。お金明神の前の切り株には溢れんばかりのお賽銭でした。(みなさん、お金欲が凄い!!笑)イブネの苔に癒やされ、木の木陰でゆったりお昼。イブネから杉峠の間にシロヤシオの落花が一面。終わりがけでしたが今年も清楚なシロヤシオを見ることが出来ました。
 同行者さんのおかげで、ロングコースを心地よい疲労感で無事に下山。ありがとうございました。追伸。。山ヒルは見ましたが、全員ヒルには喰われなかったです。
5 22 大川入山 中止
5 21~22 越前岳
富士山
栗木、他10名 5/21 小牧市7:35→長篠SA8:35→清水SA→新富士IC10:15→11:00十里木高原駐車場11:35→11:52展望台11:59→馬ノ背見晴台12:17→13:31越前岳13:41→馬ノ背見晴台14:23→14:36展望台14:46→14:54十里木高原駐車場15:15→15:40天母の湯16:40→コンビニ→17:55新五合目駐車場(テント泊)      
5/223:30(起床、朝食、撤収) 新五合目駐車場5:04→新6合目(雲海荘)5:30→6合5勺6:31(新七合目御来光山荘)6:42→7合目7:24(山口山荘)7:35→8合目8:22(池田館)8:35→9合目9:21(万年雪山荘)931→9合5勺10:00(胸突山荘)10:12→11:06剣ヶ峰11:27→新6合(雲海荘)13:59→14:28新五合目駐車場15:00→15:30天母の湯16:20→新富士IC→清水PA→19:55守山PA20:05→小牧IC→小牧市20:15      
所要時間5/213時間19分(休憩時間27分を含む)5/229時間24分(休憩1時間23分を含む)
5/21 今回は登山学校の高所対応登山。参加者は総勢11名。十里木登山口を出発してすぐに雨が降り始める。駐車場で雨具をつけて出発して正解。次第に雨脚が強くなり、馬の背見晴台からは滑りやすい登山道で歩きにくい。途中、20名のツアーの団体を追い越す。山頂も雨で展望なし。集合写真を撮ってすぐに下山にかかる。
 下りは滑りやすい登りのコースを避け、ヤマアジサイの群生地のあるコースを下山。展望台まで降りると雨が上がっており、長い休憩をとってから下山した。天母の湯で汗を流し、コンビニで夕食・朝食と酒・行動食を仕入れて新五合目のバス駐車場に移動し、明るいうちにテントを設営して夕食。売店とトイレの建物が火事で焼失したためバス駐車場に仮設トイレが設置されていた。雨が降り始めたので早めに就寝。朝起きると車が10台ほど増えていた。
5/22 天気予報が悪かったので登山者はまばら。曇り空で霧が出たり消えたり。8合目から上には前日の雪が白く見える。雨具を着て出発したが、途中から雪に変わった。7合目で天候が回復したので雨具の上を脱ぐ。昨日の先頭15分交代ペースはやめ、本日は先頭を固定してゆっくりペース。休憩時間も守りながらひたすら前進。
8合目の小屋でアイゼン装着。9合5勺の小屋で行動予定時間残り30分。撤退もや無負えない状況であったが登頂を優先し、36分遅れの、11時6分に剣ヶ峰に登頂。生徒さん全員が無事登頂できたことは何よりであった。記念写真と昼食を済ませ下山。今年の富士山は雪解けが早く、黒々としていたため、チェーンアイゼンとストックでよいと判断したが、9合5勺の小屋から神社までは急斜面でザラメ雪の下が堅かったので、前爪アイゼンとピッケルで登るべきであったと反省。午後3時に新五合目駐車場を出発。濃霧のため視界50m、白線が3本しか見えない道路を慎重に下山し、天母の湯で汗を流して帰路に着いた。
5 21~22 稲村ヶ岳
山上ヶ岳
加藤、野村、暮石、長谷 5/21岩倉18:00→針→23:00清浄大橋P
5/22清浄大橋P5:18→6:55レンゲ辻7:00→7:30山上ケ岳→7:34大峯山寺7:56→8:08西の覗8:12→8:44レンゲ辻→9:18山上辻(稲村小屋)→9:40大日山→10:14稲村ケ岳10:43→11:17山上辻11:43→12:52法力峠13:01→13:30母公堂→13:50清浄大橋P14:15→京奈和道経由→郡山IC→18:15岩倉 (走行距離約440k)
 山上ケ岳1719mは三百名山で、修験道の聖地として今なお女人禁制を守り続ける唯一の山。大峰山脈の主峰とされ、一般に「大峯山」とはこの山を指します。
 稲村ケ岳1726mは山上ケ岳とは尾根続きの峰で、標高からいえば稲村のほうがやや高く、大日山と稲村ケ岳本峰の二つのピークから成ります。戦後女人禁制が解かれたため女人大峯とも言われ、山頂一帯はシャクナゲや亜高山植物が生息し人気があります。
 清浄大橋Pから、中々険しい沢沿いの中レンゲ辻を目指す。早々と女性らチームを後にして、Y一人ピッチを上げる。途中数回道を見失うも、冷静に周りをよく見て対処です。最後の急登を歯を食いしばり稜線にとうちゃこです。
 ここから女人結界門を超え、山上ケ岳に向け、階段を数か所、緩めのアップダウン、岩場等を超え目指した。笹原の山頂で写真を撮り、大峯山寺にてホラ貝の響きに粛々とし、心が洗われる想いだ。西の覗では、ガスで下が見れず恐怖感は無く残念。
 稲村ケ岳に直接向かっている女性らチームに追いつくため、歩を緩めることなく進もう。レンゲ辻に戻り一息入れ、山上辻をを目指すも、いきなりの急登が脚にくるね~。途中木々の間から、大日山らが見え、ポコッと飛び出たその容姿に登山意欲が掻き立てられる想いだ。
 山上辻には稲村ケ岳山荘とテント場があり10張程あったかな。この先、大日山・稲村ケ岳では飲食禁止の為、要注意です。激急登、岩場、梯子、鎖場の大日山は眺望は無いものの、信仰の為白装束の方々も登って見えました。
 ここで先行3名と合流し、稲村ケ岳に向かう。昼前から青空も出て山頂にある展望台からは、地元山岳会の方から、山上ケ岳・大普賢岳方面・弥山等を教えて貰い山談議を咲かせた。山上辻に戻り、昼食を摂り、下山は変更して楽な法力峠を経て母公堂に下るコースを選択。法力峠から先行してYが下り車を回収の後、母公堂にて合流して、帰途はナビに従い京奈和道経由で以外に早く岩倉に到着。お花はホンシャクナゲ、オオミネコザクラなどなど。直前に天候不良の為、1日ずらして決行、参加者の皆様に感謝です。
5 20~28 鶴見岳
市房山
尾鈴山
傾山
阿蘇山
英彦山
藤波、甲斐、笠原、牧野、中博、他1名 5/20(金)名鉄バスセンター21:00発
5/21(土)博多バスターミナル8:20→猪ノ瀬戸登山口10:50→貞観台12:50→13:00鶴見岳13:40→鶴見山上駅13:45→別府高原駅14:00→道の駅19:00
5/22(日)道の駅5:30→6:20垂桜コース登山口6:40→9:45大箆柄岳10:30→11:20小箆柄岳11:35→スマン峠12:15→スマン峠登山口13:25→道の駅18:00
5/23(月)道の駅5:30→市房山キャンプ場6:30→市房神社参道登山口6:45→市房神社8:05→11:10市房山12:20→市房神社参道登山口15:30→民宿19:00
5/24(火)民宿5:00→尾鈴山キャンプ場6:30→8:50尾鈴山9:20→長崎尾10:20→矢筈岳11:10→さぎりの滝13:50→尾鈴山キャンプ場15:20→そらのほとりキャンプ場18:00
5/25(水)キャンプ場5:30→黒仁田登山口7:20→九折登山口7:35→九折越8:10→10:10傾山11:25→黒仁田登山口13:30→温泉旅館17:15
5/26(木)旅館4:30→仙酔峡登山口5:10→仙酔峠5:50→8:45高岳9:00→中岳9:15→すずめ岩迂回ルート→仙酔峡とザ11:10→英彦山野営場17:30
5/27(金)野営場5:30→銅の鳥居6:00→奉幣殿7:00→11:10南岳12:00→12:05中岳12:25→北岳12:50→豊前坊登山口14:15→温泉旅館17:30
5/28(土)旅館8:30→20:00岩倉
 予定では初日は移動日だったが、帰りのことを考えて鶴見岳を前倒しした。登山口は由布岳との境で車がたくさん駐車していた。鶴見岳は丁度ミヤマキリシマが満開!青空の下素晴らしい景色を見て時間の関係でロープウエイで下山。
 高隅山も晴天。聞くところによると金土が雨だったので登山道はツルツル滑りやすい。急途で岩ゴロゴロの道を注意して歩く。アカソの群落がある。
 市房山は薄曇り。市房神社までの参道の杉が見事!屋久島か?と勘違いするほど。アカショウビンが鳴いていた。コバイケイソウの大群落。
 尾鈴山は山頂までは調子よく登り、折角だからと白滝コースを選択したのが間違い。コースタイムより大幅に時間がかかった。しかし、遠くから見た白滝は水量も多く迫力があった。ヤブレガサがずーっと道案内。
 傾山は九折越から千間山までは快適なハイキングコース。ブナ、ミズナラ、カエデなど紅葉の時もよいだろう。その先からさすが傾山!ロープや鎖の連続で厳しい登りが後傾山まで続く。山頂から前傾山を目指したが道を間違え断念。
 阿蘇山の日は朝11時から雨が降るとの予想で、旅館の朝食をキャンセルし、5時過ぎに出発。全く展望はないが正真正銘の高岳山頂に到着。3年前果たせなかった山頂をクリア。本当の100名山登頂となった。ミヤマキリシマがちらほら咲いて祝ってくれた。下山はすずめ岩迂回コース。噴火の後の地形が生々しく目に飛び込む。途中小雨に少し降られた程度だったが、車に乗った途端に本格的に雨が降り出した。
 英彦山は最後の日にふさわしい快晴。いろいろなコースがあるが、鬼杉を通る周回コースをとる。梵字ヶ岩、摩崖仏の後、鬼杉で珍しい甲斐犬を2匹連れた飼い主に会う。南岳で全員の記念写真を撮る。中岳は崩れかかって危険ということで、ロープが張ってありそばには行けない。
 以下、参加者の感想です。
 *ミヤマキリシマ初めて見れたのでよかった。テント泊は結局2泊だけで、毎日お風呂(シャワー)に入れたし、ぜいたく山行だった。
 *この年になって7座もこけずに登れて、皆さんのおかげで来れました。
 *傾山、以前登ったのに思い出せず。英彦山の南岳踏んでなかったので登れて収穫だった。
 *万難を排して来てよかった!天気に恵まれたのが一番よかった。使い勝手の悪いテントのおかげでキャンプ場があちこちにあるのがわかった。
 *九州の南から北まで行って楽しかった。阿蘇山リベンジできて感動。天気の良いときにもう一度来たい。
8日間という長い山行でしたが、各自の役割をしっかり果たしていただき、無事楽しく終わりました。皆さん、本当にありがとうございました。運転、テント干しなど陰で大活躍してくださった甲斐さんには特に感謝です。
5 18 乗鞍岳 國井、、川瀬 天気は、晴れで無風。岩倉市4:30→朴の木平p6:30→畳平7:58→富士見岳8:20→肩の小屋9:30→朝日岳10:40→朴の木平p16:40→岩倉市19:20
 高所に慣れる為に3000mの乗鞍岳に行きました。やっぱり標高が高いと段差のある階段等ふくらはぎに違和感、足上げ大変でした。
 ヤマップ活動日記を見るとつぼ足やチェーンスパ。何を持って行けばいいか?迷いましたがお守りのつもりの12本アイゼンとピッケルを持って行って良かったです。ドラバース所、ちょっと大袈裟でしたが、安心歩行出来た。
 本日の登山は、雪の有る所と全く無い所が交互に現れ、アイゼンを外したり、はめたりが忙しかった。山頂からは、360度眺めが良く、槍、笠ヶ岳、奥穂高等北アルプスオールスターを肴にまったりお昼。1時間位休憩してしまいました。Kさん、Mさんありがとうございました。
5 16 鎌ヶ岳 粥川、他10名 宮妻峡キャンプ場9:00→カズラ谷コース→11:05鎌ヶ岳12:08→13:26P791→14:44宮妻峡キャンプ場
 数日前の予報では雨模様であったが、時々日が射す時間帯もあり新緑のカズラ谷コースを登る。春リンドウ、イワカガミ、今が盛りの山ツツジの花に癒される。また、頂上付近にはシロヤシオやシャクナゲの花も残っており楽しめた。
 頂上で十分に時間を取りゆったりと昼食を済ませて下山に向かうと、本日の最大のニュースは登山道にとぐろを巻く「マムシ」に睨まれたこと。私は3番目であったが、先頭が急に停まり後ずさりをして2番目の人に倒れ掛かり、その二人を私が抱える体制になった。全員がマムシから数メートル迂回して通り過ごした。
5 15 入笠山 大野 種平小屋前駐車場7:15→御所平峠9:00→マナスル山荘9:35→10:00入笠山山頂10:30→仏平峠10:45→大阿原湿原11:00→テイ沢入口11:15→高座岩12:00→御所平峠12:30→御所ヶ池13:00→種平小屋前駐車場13:45
 入笠山は富士見町側から登る人が多いが、高遠町から登る法華道と呼ばれるルートが有る事を知り行ってきました。法華道の由来については各々調べて頂くということで、感想としては法華道を守る会の人々や種平小屋のオーナーさんの尽力で歩きやすい道で、針葉樹が中心な自然林の中小さな沢をいくつか超えると牛の放牧地が見られ、ゴンドラ側からの登山者で賑わうマナスル山荘から30分で入笠山山頂。
 山頂からの展望の良さは超有名ですが、犬連れの登山者が多いのにはビックリ。品評会でもやるのかと思うほどでした。周回登山の為大阿原湿原に降り、テイ沢に進み高座岩に上り御所平峠に戻り御所ヶ池廻りで下山しました。
 今の時期は花は少ないですが、スズランのころに合わせるとより一層楽しめることでしょう。テイ沢は大阿原湿原からの沢で秘境感たっぷりで此処は外せない場所です。ちなみに小屋から御所平峠の間でニリンソウとクリンソウが見られました。
注: 小屋前登山者駐車場は2台しか止めれない 途中分岐手前に釣り客らしき車数台止めれる場所有りました。ここからだと歩き15分です。 
5 15 芥見権現山 川瀬、他4名 9時から16時まで薄曇りの中練習に、励みました?
権現山スト-リー下段から上まで登るのに権現山では一番長いル-トで28mあります。上へ行くと半端なく高度感があり、難しくはありませんが、緊張します。テラスからフィックスロープで移動し、権現槍の頂上まで登ります。
 昼食後じゅごん3本、ごんどう鯨1本、8mから10mと短いですが、楽しいル-トでリードの練習しました。重たい男性をビレイするのテンションかかると引っ張っられなかなか大変でした。4時ごろになり 雨がポツポツと降りだし、終了としました。
5 15 石津御嶽 角當、笠原、前川、狩野、桑原、村林 岩倉5:30→6:45登山口︎7:00→7:45展望台→9:45石津御嶽山頂→10:50榑沢池→11:20恋姫山山頂12:20→13:25石津山→14:40四合目→15:45登山口︎16:00→17:35岩倉総体︎
 小鳥の囀りとミカンの花の香りに迎えられ出発。鳥居を潜り階段をジグザグに登る展望台では濃尾平野の一望、葉桜となったヒマラヤ桜有り。
 御岳神社の参道だけに良く踏まれている。そよ風を浴びながらプロムナード気分で樹林帯を歩く。榑沢池では蛙の合唱を聴き恋姫山へ。
 少し先の藤原岳、鈴鹿山脈の見晴らしの良い鉄塔で昼食。下りはピストン山名、花名などなど博士ちゃん多し、皆様のお陰でゆっくり楽しめたいい山行でした。
5 15 高賀山 中止
5 15 蓬莱山 加藤、國井、野村、藤波、中博、中弘 天候:曇時々晴 歩行距離:12.4k 累積標高:1229m 行動時間7時間9分内休憩82分 岩倉5:00→6:13栗東IC→琵琶湖大橋→真野IC→和邇IC→7:02霊仙山口7:26→8:15ズコノバン分岐→8:55権現山9:04→9:25ホッケ山9:34→9:53小女郎峠(小女郎ケ池往復13分)→10:32蓬莱山11:47→12:06小女郎峠→12:23ホッケ山12::29→12:50権現山13:00→15:27ズコノバン→13:59霊仙山→14:27舗装林道→14:35登山口→栗東IC15:54→岩倉17:38
 琵琶湖の展望がすばらしい一等三角点の山で、比良山系南部の盟主で三百名山です。マイカーアクセスと展望の良い稜線漫歩が魅力なこちらのコースを選択。駐車場の事を考え早めに到着するもすでに8~9台有り。帰りに登ってきた若者グループに尋ねたところ、和邇IC道の駅コンビニにお願いして駐車させて頂き歩いてきたとの事。路駐は難しい為、休日は早出もしくはコース検討を薦めます。
 当日は青空はあまり望めませんでしたが、稜線に出てからは終始琵琶湖をはじめ伊吹山や鈴鹿方面の山々も望め、オススメコースです。権現山、ホッケ山、小女郎ケ池、蓬莱山とアップダウン(所々急登あり)も展望を肴に贅沢なハイキングです。
 ヤマツツジも新緑に映え、馬酔木の芽吹きのグラデーションカラーも目を楽しませてくれました。期待していたスイセンも満開ではありませんでしたが、まだお目にかかれラッキーでした。山頂には無料の観光リフトが有り、活用するのも良いかと思います。
 蓬莱山は観光客とりわけカップルが賑わいで、眺望を愉しみながらランチタイムをとり、下山は時間ある為、途中分岐から霊仙山を経由して周回し登山口に戻りました。急な計画にも関わらず参加して頂き心より感謝いたします。有難う御座いました。
5 14~15 鍬ノ峰
京ヶ倉
中止
5 14 伊木山 中止
5 14 霊仙山 中止
5 11 御在所岳 川瀬、他1名 裏道登山口5:30→藤内壁出合6:30→前尾根取り付き7:15→一壁10:00→砦岩12:00→中道登山口13:40 (行動時間:8時間30分)
 薄曇りの天気、静かな登山道、藤内小屋あたりから突如渇を入れる号令と大声の返事が聞こえそうです。自衛隊のレンジャー部隊の教育に前尾尾根へ。それも30名です。前後しながら一緒に、登る??
 核心部のp7は彼らに譲って、左の立木からリードさせてもらいました。
支点を別に取ったり、ロープがからんだり、相手が登るのを待ったりとまるで私達も自衛隊員と一緒にやってるみたいになってしまい、ガンガン罵声が飛び交うなか雨も降りだしたので、p6途中で前尾尾根 諦め一壁へ移動しクライミング練習に変更。が、これまた持ち合せのロープが長さ足らなく、トップロープにできず、終了点から確保し練習しました。
 まだ時間余裕あるので藤内小屋へ戻り 砦岩の偵察にいきました。取りつくまでが急で鈴鹿特有の花崗岩でざらざら、フィックスロープやテープなど頼りに、着いた砦岩はなんと垂直な岩峰。ボルトはありますが支点までリードするのが?で、下調べしてから 出直すとしました。
 砦岩の頂上からは眼下に藤内小屋、伊勢湾、眼前に前尾尾根、ビアフェ、ハライドよくみえました。
 岩カガミ、ハルリンドウ、咲いてました。砦岩は巻いて中道3合目に合流し下山。レンジャー部隊に圧倒された1日でした。
5 10~11 岩岳山
竜馬ヶ岳
中止
5 8 高木山 川瀬、他4名  高木山北尾左ル-ト8ピッチと南壁3ピッチ 美濃加茂伊深町の創造の森、南西斜面にチャートの露岩帯で構成される岩場エリアです。行動時間は6時間。2組に分かれてマルチクライミングの練習
3p目までは古いボルトや残置スリングが多く用心して使用する。4p目は10m程の懸垂下降。5pから6pは、人が入らないのかボ-ルドはゼロ。 プロテクションは岩・木・カムなどでとり、ル-ファイも要ります。
8p目の岩峰で軽く食事をとり、南壁へ移動し、3p登りますが、最後の3p目が逆走スラブで少し難儀しました。
 下山の巻き道が急でフィックスロープも少なく岩より疲れました。mさんとgo君は息の合ったマルチで楽しそうでしたが 私とぽ師匠は11p全て私はセカンド。時としてセルフの取り方の意味が解らず、問い詰められたりで今日は苦行でした。
 でも 岩の上から見下ろす伊深町の水田風景や新緑の山々が笑ってる風景やらにホッと気持ちも穏やかになりました。
5 7~ 8 乗鞍青少年交流の家
自然観察会
栗木、暮石、渡邉、野村、藤波、中弘、中博、國井、笠原、安藤、田宮、牧野、角當、甲斐、栗本、長谷、村林、前川、吉田、林、
他13名
5/7 小牧6:00→7:20ひるがのSA7:40→8:40宇津江48滝12:20→13:10安峰山13:40→15:15乗鞍青少年交流の家
5/8 乗鞍青少年交流の家9:00→11:00キャンプ場13:30→野麦集落→18:40小牧
 白い雪を頂いた乗鞍岳、北アルプスの山々が見渡せる絶好の晴天に恵まれ、新緑が目にまぶしい宇津江48滝での自然観察会。久しぶりにお会いする小野木先生もお元気。想像以上にスケールの大きな滝が連続する遊歩道を散策しながらの自然観察会では小野木節が全開。昼食後、安峰山に移動して山頂からの絶景に感動。御岳、乗鞍、穂高、槍、笠、黒部五郎、北ノ股、薬師まで見渡せる。場所を移動すると古川の街を見下ろす絶景の背後に白山も見えるロケーションを楽しみ、宿泊施設である乗鞍青少年交流の家に移動。
 夕食後に1時間、自然観察の講義を拝聴した後、お楽しみの親睦会。初めての参加者に感想を聞くなどするうちに会が盛り上がり、小野木節も炸裂。今回参加の5団体、総勢33名の親睦は大いに深まった。
2日目も晴天。キャンプ場からは北アルプスの山々の眺めが素晴らしい。今年は雪が多く、新緑前線も遅れがち。乗鞍青少年交流の家周辺は桜が満開で、建物の陰には雪も残っているた。(朝の気温は4度)昼食時のお楽しみのイベントが大盛況だったことは言うまでもない。予定より早い13時半には後片つけも終了し閉会式。感動的な自然体験ができたのか、皆さんの満足気な顔を見ることができてほっとした。
5 5 伊勢辻山
国見山
藤波、國井、村林、長谷、野村 岩倉4:30→7:45高見峠8:10→雲ヶ瀬山8:55→ハンシ山10:00→11:00伊勢辻山11:20→12:20国見山13:00→赤ゾレ山13:35→伊勢辻山14:00→ハンシ山14:40→曇ヶ瀬山15:40→16:25高見峠16:40→岩倉20:20
 朝の道路は空いていて予定より早めに高見峠に到着。峠は広く車も30台以上は駐車できそう。トイレもある。大阪から来た男性が二人テント泊をしていた。このコースはかなり厳しいコースで名前のある山だけでも6つあり、その他にも多くのピークを越えるので累計標高差はかなりある。夏山練習ができたかも。
 「北部台高縦走路」と書かれた看板を見ながら、まず高見トンネル上に据えられた三角点を通過。雲ヶ瀬山、ハンシ山、伊勢辻山までは、気持ちの良い尾根道。段々ブナ林が多くなると伊勢辻山山頂。ここはアセビの大群落でまだかわいい花が咲いている。
 いくつかピークを越えるとようやく国見山。今度はコバイケイソウの大群落がお出迎え。昼食タイムをとり、行きにうっかり巻いてしまった赤ゾレ山へ向かう。今回の縦走路の中では一番展望がよい!いつか行きたい薊岳が目の前で呼んでいる。カラマツ林に囲まれた日本庭園のような雰囲気。登り返しを何回も繰り返してようやく高見峠に着く。
 帰りの高速道路は予想通り久居から亀山まで20kmほどの大渋滞。しかし、意外に流れて岩倉には計画通り20:30前には着くことができてホッとした。
5 4~5 明神岳
桧塚奥峰
伊勢辻山
国見山
大野、片田、佐々、桐山、松本 5/4 岩倉5:30→8:55大又林道終点駐車場9:10→林道終点9:38→11:07明神平(テント張り)12:10→12:35明神岳→12:56判官平→13:18桧塚奥峰13:50→14:00桧塚→15:02明神岳→15:21明神平 (泊)
5/5 明神平6:00→6:15水無山→6:41国見山→7:05馬駆ヶ辻→7:18赤ゾレ池→7:31赤ゾレ山→8:13伊勢辻山→8:42赤ゾレ池→8:51馬駆ヶ辻→9:15国見山→9:45水無山→10:00明神平(テント撤収)11:05→12:10林道終点→12:48駐車場→やはた温泉→17:05岩倉
 天気:快晴 初夏の暑さ。駐車場:15台程の駐車が可能ではあるが、到着時は40台以上の路駐。ほとんどが関西圏のナンバー。私たちの車は400メートル程離れたスペースに駐車。やはた温泉:500円。浴槽がひとつだけの小さな入浴施設ですが気持ちいい。
 明神平まで…30分ほどの林道歩きから始まり、登山道に入ってから渡渉が3回あります。新緑に輝く景色、八ヶ岳チックな苔、明神滝、斜面にはバイケイソウの群生などとても美しい。道は歩きやすい。明神平は超広大で、水場もありテント場としては最高です。
 あしび山荘の濃茶と、大地の緑と、空の青とのコントラストが良い。また夕陽も半端なく美しい。私の中では、ここでのテント泊は何度でも訪れたい場所になりました。
 明神岳~桧塚奥峰.桧塚まで…明神岳は、縦走路の途中に突然ポツンと出てきて眺望はなし。そこから一旦下ります。なので登り返しはきつかった。桧塚奥峰は、この山行の中では1番! 素晴らしい大パノラマが広がり大台ケ原や大峰山脈がはっきり見えます。この山頂でテント泊をする人もいます。うわぁ~私もしたいな。
 桧塚山頂は、眺望はなく三角点がありました。水無山~伊勢辻山まで…水無山、国見山からの眺望はなし。縦走路はとても気持ちよく山頂公園の中を歩いているような感じ。
 赤ゾレ池はハート型に見えます。赤ゾレ山も伊勢辻山も景色最高、アセビの群生が綺麗でした。明神平に戻り、まったりとコーヒータイムを楽しみ、テントを撤収し、気持ちは温泉モードのため、サッサと下山開始。
 帰りの渋滞もさほどなく17時ころには帰宅。
5 4 冠山 中博、中弘、吉田 稲沢6:20→冠山林道駐車地8:40→10:15冠山峠10:20→分岐12:25→12:40冠山12:45→分岐→13:00冠平(ランチ)13:20→冠山峠14:35→16:05駐車地→温泉→19:30稲沢
 冠山林道を気を付けて進んでいくが大きな落石の為、通行不可となりました。標高670m地点です。既に2台駐めてあった駐車スペースに車を停め、この地点で今回の目的地を金草岳から歩行時間の短い冠山に変更しました。
 ひたすら舗装道の林道を行き冠山峠まで1時間半、標高差370m。大変でしたが、ブナを主体とした新緑の鮮やかさや冠山の岩壁を見ながら歩けたのが嬉しかったです。峠からは、多少のアップダウン、ぬかるみ、ところどころの残雪の道を行きますが、見事なブナの林の中は本当に気持ちいいです。
 足元には沢山の花々が迎えてくれました。ミツバツチグリ、イワイチョウ、カタクリ、イワナシ、ハルリンドウ、ショウジョウバカマ等々。
 眺望も素晴らしく、雪をまとった白山連峰や能郷白山などは雄大でした。山菜は無かったですが満足な一日でした。それから、かなり日焼けしました。5月の紫外線は凄いですね。
5 3 三国岳 大野 鞍掛トンネル東登山口6:24→6:40鞍掛峠→7:40三国岳→8:20ダイラ南口近く→9:04三国岳9:22→10:30トンネル東登山口
 トンネル東登山口は相変わらず混んでいて奇跡的に一台止められました。コグルミ谷登山口近くの空地も満車でやっぱり早出が必須条件ですね。
 三国岳までの登山コースは、そこそこの急坂はあるものの登り安く、焼尾山分岐からの稜線歩きは展望も有り気持ち良く、烏帽子岳との間の山肌の新緑は見事で、秋の紅葉の凄さが予想されます。
 ダイラ分岐までは急下りが数ヵ所有り帰りの登り返しが辛かったです。分岐からしばらく薄い踏み跡を降りていくと、沢の下部からの単独登山者と遭遇しダイラの事を聞いたら、踏み跡薄くルート不明瞭で、経験者同伴じゃないと困難と分かりすぐさま引き返しました。
 分岐から割と直ぐに行けると安易な考えが甘かったうえ下調べ不足を反省しました。次の機会があれば秋にリベンジです。
5 3 権現山
遠見山
國井、野村 江南駅6:30→権現山登山口7:26→権現山8:23→下山9:20→遠見山登山口9:31→満天の滝10:15→遠見山10:40→13:22納古山14:40→納古山登山口15:46→北部公民館駐車場17:20(ロックガーデン休憩含む)
 未踏の権現山と南天の滝に行く。権現山は沢山の神社がありました。晴天で南天の滝につくと涼しく、低山なのに素敵な滝を見ることが出来良かったです。遠見山に着くとまだ10時半天気が良いし、納古山まで行こうとなりました。
 遠見山からすぐのベンチで休憩すると、野生のリスが木々の枝に現る。遠見山から納古山の間に前回なかったベンチが多々設置されてました。見守り石と通し岩の新名所??も作られてました。
 お昼を大分過ぎたにもかかわらず、納古山山頂には沢山の登山者がいました。山頂から雪の御嶽山がクッキリ。山頂でゆっくりし過ぎたので国道41号で駐車場に戻りました。テクテク1時間半ぐらいかかり疲れました。次回は舗装道路では無く、大牧谷川コースで下山したいです。Nさん同行&運転ありがとうございました。
5 3 頭巾山 桑原、藤波、前川、村林、長谷
岩倉5:30→8:30駐車場8:50→登山口9:20→11:15頭巾山12:50→14:00駐車場→18:10岩倉 
 Pから30分ほど行くと登山口の標識がある谷を渡り杉林に取り付く。九十九折に上って行くとイワカガミがあり、尾根に出ると石楠花が現れる。
 大岩に近づくにつれ満開に咲いた石楠花の群生地、足元にはイワカガミ、その中に咲き終わったイワウチワが所々にありました。
 山頂は展望もよく若狭湾、青葉山、いくつか上った山があるが特定できなかった。風もなく穏やかなので1時間近くもいてしまった。
 帰りは同じ道を下りました。野鹿の滝は、雨上がりのせいか水量も多く豪快な滝でした。満開の石楠花、イワカガミを見る事が出来て大満足な一日でした。皆さん本当にありがとうございました。お疲れさまでした。
4 29~5/1 那須岳 加藤、國井、長谷、野村、村林 4/29 岩倉6:30→中央道→上信越道→北関東道→東北道→那須IC13:02→那須湯元温泉民宿さとう15:42泊
4/30 宿5:40→6:10峠ノ茶屋P6:31→登山口6:38→7:30峰ノ茶屋跡避難小屋7:35→8:30茶臼岳8:36→9:13峰ノ茶屋跡避難小屋9:45→10:32朝日岳分岐10:37→10:47朝日岳10:57→11:05分岐11:10→11:25熊見曽根分岐11:42→12:05清水平→12:23北温泉分岐→12:54三本槍岳13:28→13:57北温泉分岐→14:09清水平→14:35熊見曽根分岐14:50→15:25隠居倉→16:15三斗小屋温泉 大黒屋(泊)
5/1 宿7:22→7:47沼原分岐→7:55延命水→8:25那須避難小屋→8:50峰ノ茶屋跡避難小屋9:07→9:41登山口→9:44峠ノ茶屋P→黒磯板室IC12時過ぎ→19:30岩倉 (総走行距離約1140k)
 金曜、日曜は天気おもわしくないものの、メインの土曜日は天候も徐々に回復、天くら予報を信じて決行。那須岳とは特定のピーク名ではなく、南北に連なる茶臼岳等の成層火山の集合体である。
 駐車場の峠ノ茶屋を思わぬ吹雪の中6時半スタート、気温は2℃。樹林帯を抜けると更に風が凄まじい。しばらくして吹雪は止んだものの、相変わらずの強風だ。曇り空だが時折日が照り雪原に影を落とした。
 那須は強風が当たり前の様ですが、峰ノ茶屋避難小屋経由でまずはお鉢巡りで茶臼岳へ。山頂からの眺望は望めないものの、かわりに前日の降雪が霧氷となり、所々ちっちゃくて真っ白なサンゴのような霧氷に魅せられ感激!徐々にですが、雲の速い流れの合間に時折見せるブルースカイに心躍る。
 峰ノ茶屋に戻り小休止、朝日岳には行こうと決め(この時点では三本槍は未定)アイゼンを装着。目前の剣ケ峰の巻道、雪の急斜面(滑落を思うと斜度にビビります)をトラバースして朝日岳を目指す。分岐の朝日の肩にて数名ザックをデポし約10分程で山頂に到着。この頃から青空の割合がぐっと増し、ここから雪模様の茶臼岳雄姿が素晴らしい。手のひらサイズの鳥居と茶臼岳が絵になる。
 途中茶臼岳から「ニセ穂高」の異名をもつ朝日岳に掛けての真に北アを思わせる荒々しい岩肌の景観もまた雪と青空で格段に魅力的だ。写真を撮る程度にして山頂を後にし、三斗小屋温泉への分岐、熊見曽根分岐(曽根は尾根の古語)はすぐそこだ。ここで小休止。
 我々のペースで、ここから三本槍往復3時間みて、小屋には16時半には着けると判断。コンディションも良くなってきたし、全員で那須連山最高峰の三本槍岳を目指すことにして、2名はここにザックをデポして向かう。
 目指す三本槍を眺めながら、1900m峰、湿原の木道・清水平、北温泉分岐と緩いUPDOWNを繰り返し順調に前進。この先山頂までハイマツ等の低木と泥の山道に悩まされるが、霧氷の名残と素晴らしい天気と眺望を励みに意気揚々だ。計画通り、全員で三本槍岳にとうちゃこです。
 朝の強風が嘘のように納まり、食事休憩を取った。三本槍岳は360度の展望が魅力の1等三角点の山です。山名から鋭峰を連想しますが、実際にはハイマツ広がるのっぺりした山容です。
 山名は旧会津・那須・黒羽3藩が国境確認のための槍を立てたことに由来します。西側に日光白根・男体山方面、白の三角が目立つ燧ケ岳、会津の峰々、北に飯豊連峰、朝日連邦などなど見飽きることのない展望を愉しみ、来た道を熊見曽根分岐へ戻る。ここからは茶臼・朝日の眺望を愉しみながら360度展望が魅力の隠居倉のピークを踏み、あとは鎌倉時代から続く秘湯の三斗小屋温泉へ下るのみ。途中、北西方面の大倉山方面への山並みにも惹かれる思いだ。
 源泉、温泉神社を経て、今宵の宿、大黒屋さんに無事とうちゃこです。早速男女交代で湯舟を満喫、ゆったりと自室での食事を愉しみ翌日の予定を確認しストレッチも忘れずに21時消灯。余談ですが、この日強風でしたが朝からロープウェイは運行していたとの事でした。
 翌日は予報通り曇り空。天気が良ければ茶臼岳山頂を再び踏んでロープウェイ下山を提案したが、計画通り那須岳避難小屋経由で、途中延命水で(健康で)長寿を願いつつ、強風で吹き飛ばされそうになりながらも、峰ノ茶屋避難小屋で休憩の後、駐車場へ戻り全員無事完登を祝いグータッーチ!
 帰途は途中SAでMさんお手製のご馳走を頂き、元気に東北道、北関東道、上信越道を順調に過ぎ、事故で恵那・中津川間通行止めに合うも国道に降り多治見から高速を使い、19時半岩倉着。
今回、皆さんと奇跡のような1日を山中で過ごす事ができ、参加者の皆様、山の神様にただただ感謝致します。そして平和な日々に感謝し、世界に1日も早く平和が訪れることを切に願います。